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更新日付:2020年6月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2020年6月号(第181号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2020年6月号(第181号)
令和2年6月1日発行

テーマ
子育て世代が輝ける青森へ!

表紙の人
保育教諭&ダンサー
鈴木 健久さん

目次

1 特集
(1) 子どもは地域の宝もの ~子育て世代が輝ける青森へ!~
(2) 2021年の世界遺産登録をめざして ~青森の縄文遺跡群~

2 連載 CAFE AOMORI
保育教諭&ダンサー
鈴木 健久さん

3 連載 いただきます。あおもりメシ
「たけのこ(根曲がり竹)」レシピ

4 連載 県職員最前線リポート
「警戒レベル」で避難実行を!!
防災危機管理課 鈴木 辰朗(すずき たつろう)

5 ミニ特集
「あおもりプラごみゼロ宣言」を採択!
・新型コロナウイルスに関する相談はこちらへ!
 →新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、「新型コロナウイルス感染症についての情報」ページでご確認ください

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連載 申吾のほっとコラム
環境あおもり

特集(1):子どもは地域の宝もの ~子育て世代が輝ける青森へ!~

県では、県民の皆さんがより安心して子育てできる環境の整備に向けて、「あおもり働き方改革推進企業」の認証や子育て世帯への情報発信事業など、さまざまな取り組みを行っています。

1 あおもり働き方改革推進企業

「『あおもり働き方改革推進企業』認証制度」とは、企業における若者の雇用安定、女性の活躍推進、男性の家庭参画やワーク・ライフ・バランスの推進等「働き方改革」に積極的に取り組む企業を「あおもり働き方改革推進企業」として認証する制度です。
平成29年度に創設、令和2年3月までに121社認証。

問い合わせ:こどもみらい課 電話 017-734-9301
関連ページ:あおもり働き方改革推進企業

あおもり働き方改革推進企業の取り組み実例の一部をご紹介!

取り組み実例1:終業時間に合わせた消灯で残業撲滅!

リコージャパン株式会社 販売事業本部 青森支社

出退勤時間の管理厳格化や、終業時間に合わせた消灯などにより、残業撲滅に向けた意識改革を行っています。
また、テレビ会議の導入やタブレット支給によるリモートワーク推奨など、ハード面の環境整備にも力を入れています。
従来よりも効率的に業務を行うようになった結果、業績を落とすことなく、残業撲滅と有休取得率アップを実現することができました。

従業員の声

リコージャパン株式会社 販売事業本部 青森支社 二本柳さん

どうしたら定時で帰れるかを全員が意識するようになったことで、各人が仕事のやり方や優先順位を自発的に考え、時間を計画的に使うようになりました。
さまざまな場面で新しいことを考えるきっかけにもなり、個々のスキルアップやモチベーション向上にもつながっていると感じます。

取り組み実例2:男性の育児休暇取得率100パーセント(平成28年11月以降)

株式会社青森ダイハツモータース

女性の育児休業後の復帰率100パーセントの当社ですが、数年前まで男性の育休取得者はいませんでした。
そこで、より気軽に育児休業を取得できるよう、従来よりも短期間の育児休業(有給)の制度を導入。これにより、男性の育休取得率も100パーセントになりました(平成28年11月以降)。
また、こうした会社の取り組みを対象者へ個別に説明するなど、積極的な活用を促しています。

従業員の声

株式会社青森ダイハツモータース 総務部 出町さん

男性の育休取得は当初は珍しく、少し戸惑いもあったのですが、会社側が後押ししてくれたこともあり、すんなりと取得できました。出産後の役所への届け出や退院の手続き等も、夫婦で協力してスムーズに行うことができ、とても助かりました。

取り組み実例3:女性の笑顔や活躍を支援する制度の創設

株式会社みちのく銀行

女性従業員による推進チームを発足し、「女性活躍」の観点からさまざまな施策を行っています。
これまでに、育休中の職員が情報共有するためのタブレット貸出しや、事業所内保育施設の開設などを実現しました。
女性従業員の不安解消や満足度を高める取り組みは、育休後の継続就業率の向上や、新たな金融サービスの開発などにつながっています。

取り組み実例4:年次有給休暇の1時間単位での取得

社会福祉法人 弘前草右会

1日もしくは半日単位での取得が原則だった有給休暇。
しかし職員のプライベートや利便性を考慮し、1時間単位での有休取得を可能にしました。これにより急用時など、同僚への負担も少ないため、お互いが安心して休める職場環境に変わりました。
有休の効果的な運用変更は、職員のワーク・ライフ・バランスにもつながり、継続就業率も向上しています。

2 夫婦はチーム! ふたりと家族の未来のために、「夫婦deミーティング」を始めませんか?

記事に関する問い合わせ:青少年・男女共同参画課 電話 017-734-9228

ご存じですか? 青森県内の子育て事情

青森県には女性が働きながら子育てをしている家庭が多い一方、男性は家事・育児になかなか参画できていない現状があります。

特徴1:青森県の女性は、全国平均と比べて、働きながら子育てをしている割合が高い!
出産・育児のために前職を離職した女性の割合
青森…5.3パーセント(全国第40位)
全国…6.9パーセント

出典:平成29年就業構造基本調査(総務省)
育児をしている女性の有業率
青森…76.6パーセント
全国…64.2パーセント

出典:平成29年就業構造基本調査(総務省)
特徴2:青森県の男性は、全国平均と比べて、家事・育児への参画時間が少ない!
6歳未満の子どもがいる夫および妻の家事・育児への参画時間(週全体平均1日あたりの時間)
青森…夫:61分、妻:6時間5分
全国…夫:66分、妻:6時間52分

出典:平成28年社会生活基本調査(総務省)

冊子「夫婦deミーティング」を活用してみませんか?

県では、夫婦はお互いを支え合う「チーム」と捉え、働きたいと考える女性が働き続けられること、男性が家事や育児に積極的に参画すること、仕事だけではなく、家事・子育て・介護など生活に必要なことを互いに協力し合うことを応援しています。

冊子「夫婦deミーティング」を活用して、毎日の生活や子育てのことなどを夫婦で共に話し合ってみませんか。便利なチェックシートで分担を決められます!

問い合わせ:青森県男女共同参画センター 電話 017-732-1085
関連ホームページ:冊子【夫婦deミーティング】を制作しました(青森県男女共同参画センターホームページ)

3 子育て支援・相談先

うれしいおトクがいっぱい! 「あおもり子育て応援パスポート・アプリ」

県内・県外の協賛店「わくわく店」で「あおもり子育て応援パスポート」を提示すると、各協賛店が独自に設定している料金割引やドリンク・おかしプレゼントなどのさまざまな子育てサービスが受けられます。
※協賛店によっては、子ども同伴、母子健康手帳の提示等が必要になる場合があります。

【対象世帯】
県内在住で18歳未満のお子さんがいる家庭、または妊娠中の方がいる家庭

問い合わせ:あおもり子育て応援パスポート事業事務局 電話 017-718-3572
関連ページ:あおもり子育て応援パスポートをお持ちですか

「あおもり子育て応援パスポート」が、アプリでさらに便利に・使いやすく!

スマートフォンに無料アプリをダウンロードすることで、「あおもり子育て応援パスポート」として利用できます!

【アプリ版の特徴】
・あおもり子育てパスポートをアプリ内で表示できる!
・「わくわく店」の特典やお得な情報がスマホに届く!
・充実した検索機能で「わくわく店」をもっと活用できる!
・「わくわく店」以外にも子育てに役立つ情報をチェックできる!

ひとりで悩まず、つながりましょう。 「あおもり子育てネット」

家庭教育相談員が、子育て中の不安や悩み、家庭教育全般についての電話・メール相談をお受けしています。

電話相談すこやかホットライン
電話:017-739-0101
受付時間:毎週月・水・木曜日の13時から16時まで(年末年始、祝日を除く)
メール相談
ホームページ「あおもり子育てネット」内で受け付けています。
問い合わせ:青森県総合社会教育センター 電話 017-739-1270
関連ホームページ:あおもり子育てネット

子どもの急病時は、電話 ♯8000 へ!

休日・夜間の子どもの気になる症状にどのように対処したらよいか、または病院を受診した方がよいか判断に迷う時など、看護師や小児科医に電話で相談することができます。

【受付時間】
平日:19時から翌朝8時まで
土曜:13時から翌朝8時まで
休日:8時から翌朝8時まで

特集(2) :2021年の世界遺産登録をめざして ~青森の縄文遺跡群~

青森県をはじめ、北海道・岩手県・秋田県の17遺跡からなる「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、採集・漁労・狩猟により1万年以上にわたり営まれた農耕以前の人々の暮らしや精神文化を今に伝える貴重な文化遺産です。

本県では、これら縄文遺跡群を人類共通の宝として未来へ伝えるため、行政と民間が一体となって連携・協力しながら、2021年の世界文化遺産登録をめざした取り組みを進めています。

世界遺産登録をめざす県内の8つの遺跡を紹介!

日本最大級の集落遺跡! 特別史跡 三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
青森市 紀元前3,900年から紀元前2,200年ごろ

日本最大級の縄文集落。縄文時代の人々の生活や当時の環境がよくわかる。
土器や石器、漆製品、土偶、ヒスイ、黒曜石などが多数出土した。
複雑な配石により造られた環状列石 史跡 小牧野遺跡(こまきのいせき)
青森市 紀元前2,000年ごろ

タテヨコ交互に石垣を築くように配置された大型の環状列石。直径約55メートル。
周りには墓などがあり、祭祀(さいし)で使われた三角形岩版も出土した。
日本最古級の土器が出土 史跡 大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)
外ヶ浜町 紀元前13,000年ごろ

日本最古級の土器が出土。土器は定住の開始を示し、縄文時代の始まりを考える上で重要。
石鏃(せきぞく)も出土し、弓矢の使用も開始していたことがわかる。
ベンケイガイのブレスレット工場 史跡 田小屋貝塚(たごやのかいづか)
つがる市 紀元前4,000年から紀元前3,000年ごろ

数少ない日本海側の貴重な貝塚。ヤマトシジミが大半でイルカやクジラの骨も出土した。
ベンケイガイ製貝輪の製作場所と考えられている。
しゃこちゃんのふるさと 史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)
つがる市 紀元前1,000年から紀元前400年ごろ

大型遮光器土偶が出土したことで有名。
台地の上には多数の墓が作られており、大規模な共同墓地であった。墓からは多くの副葬品が出土した。
岩木山に抱かれた環状列石 史跡 大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)
弘前市 紀元前1,000年ごろ

岩木山麓のストーンサークルで、冬至には山頂に太陽が沈む場所に作られた。直径約50メートル。
まつりに使われた円盤状石製品が出土した。
海進・海退を示す集落史跡 史跡 二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)
七戸町 紀元前3,500年から紀元前2,000年ごろ

小川原湖を臨む高台にある、明治時代から知られる東北有数規模の貝塚。
上層と下層で貝の種類が変わるなど、環境の変化がよくわかる。
美しい土器や漆器が多数出土 史跡 是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)
八戸市 紀元前1,000年から紀元前400年ごろ

美しい土器や土偶が多数出土。特に漆製品は優品が多いことで有名。
低湿地から水辺の作業場が見つかるなど、当時のムラの様子がよくわかる。

連載:CAFE AOMORI(第1回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

今回の「未来に継ぎたい」 ▶ 子どもたちへの愛 を継ぎたい!

保育教諭&ダンサー
鈴木 健久さん

【プロフィール】
15歳で始めたダンスは、ブレイクダンス・バトル世界最高峰の大会に日本代表として出場するほどの実力。
保育教諭として勤務する黒石市認定こども園たけみで、最大の特技を生かした保育に取り組んでいます。

保育の一環としてダンスを取り入れているそうですね。
(鈴木)4年ほど前から、年長クラスにダンスの時間を設けています。ダンスはリズム感を養うだけでなく、協調性や礼儀も身につきます。そして健康的。保育の現場にも取り入れたいと園長に提案したところ、即、快諾してくれました。
最初は難しくてステップが踏めなかった子どもたちも、あっという間にできるようになって、自信を持って踊るようになるんですよ。言葉じゃなく体を動かして表現するダンスは、受け入れられやすいと思います。ときどき、こちらを驚かせるような動きをすることもあり、こちらが勉強になっています(笑)。
ご自身も5歳と3歳の子を持つパパ。家事や子育てにも積極的に取り組んでいるとお聞きしました。
(鈴木)共働きの上に、自分は仕事以外にダンススタジオのインストラクターも務めているので、妻の負担を少しでも減らすためにも「見えない家事」を意識しながら、できることを率先してやるようにしています。あとは別の園に通う子どもたちの送り迎えとか。
仕事とダンスと子育て。この3つが揃っているからこそ、自分のモチベーションが保たれている気がするんです。
自分は都会よりも、自然が豊かで開放感がある青森での子育てが性に合っていると思います。両親の協力が得られるのも地元で暮らしているからこそ。
青森にいても努力次第で世界も目指せる。これからもここ青森で、よりよい子育てと保育、そしてダンスに取り組んでいきたいと思っています。

連載:いただきます。あおもりメシ(第1回)

青森の家庭料理レシピをご紹介!

今回の食材:たけのこ(根曲がり竹)
食材メモ:旬の時期 5月から6月ごろ

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻調理師専門学校(大阪市)を経てフランス校へ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な青森の郷土料理と家庭料理を中心に提供。

根曲がり竹と豚肉の炒め物

青森のヘビロテ家庭料理!

基本データ
・カロリー:600キロカロリー
・塩分:6グラム
・調理時間:約10分
材料(4人分)
・根曲がり竹(斜め切り)…15本(約200グラム)
・豚バラ肉薄切り…100グラム ※下ゆで(アク抜き)して切っておく
・糸こんにゃく…1袋(約200グラム) ※適当な長さに切ってから炒りしておく
・サラダ油…小さじ2
・薄口しょうゆ…大さじ2
・みりん…小さじ2
・砂糖…小さじ2分の1
・だし汁…100ミリリットル
・唐辛子(輪切り)… 適宜
作り方
【生のたけのこを使う場合の下準備】
・たけのこの皮をむき、湯で6分ほどゆでておく。

1…鍋にサラダ油を熱し、唐辛子、根曲がり竹、糸こんにゃくを炒める。

2…豚肉とだし汁を入れ、薄口しょうゆ、みりん、砂糖を加えて汁気がなくなるまで炒め煮する。

3…最後にお好みで長ねぎを加え、炒め合わせたら出来上がり。

【ポイント】
・市販の八方だし(合わせ調味料)で味つけすると更に簡単!
・長ねぎはお好みで。パンチとボリューム感のある一皿になります。

根曲がり竹とワカメのみそ汁

基本データ
・カロリー:115キロカロリー
・塩分:6.5グラム
・調理時間:約5分
材料(4人分)
・根曲がり竹(斜め切りなど、好みの大きさに切る)…5本(約70グラム)
・ワカメ(刻んでおく)…100グラム
・だし汁…600ミリリットル
・みそ…大さじ2
作り方
1…だし汁を沸かして根曲がり竹を入れ、みそで味を調える。

2…仕上げにワカメを加えたら出来上がり。

連載:県職員最前線リポート ~「警戒レベル」で避難実行を!!~

【今回の県職員】
防災危機管理課 鈴木 辰朗(すずきたつろう)

土木から防災に来て1年。災害に備えるため、さまざまな視点から物事を捉えるよう努めています!

※この記事の内容は令和2年6月1日時点のものです。

大雨時には避難に備え「警戒レベル」を意識しましょう!

私は、県民の皆さんが大雨・洪水・土砂災害から自分や大切な人の命を守るため、避難の判断の目安となる情報について普及啓発する仕事に携わっています。

近年は広域かつ激甚な災害が相次いで発生しており、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)では、平成最大の人的被害が発生しました。

このことを受け、昨年春から「警戒レベル」の運用が始まっています。
「警戒レベル」とは、防災に関する気象情報など(注意報や警報、洪水や土砂災害に関する情報など)と避難情報(避難勧告や避難指示(緊急)など)を関連付け、県民の皆さんに避難のタイミングを分かりやすくお伝えするものです。

どのレベルで避難するか、家族で確認を!

警戒レベルは5段階に分けられ、それぞれの段階で県民の皆さんがとるべき行動が示されています。
警戒レベル3では高齢者等が避難を開始し、警戒レベル4では全員が避難を開始することになります。さらに、警戒レベル5は既に災害が発生している状況ですので、自分の命を守る行動が求められます。

また、実際に避難するには、避難場所や避難経路の確認、持出品の準備や家族等の緊急時の連絡先の確認など、事前の準備が必要なことがあります。
事前の備えなどについては、「あおもりおまもり手帳」を確認して家族のみなさんで話し合っておきましょう。
(あおもりおまもり手帳は平成30年に各ご家庭に配布しています。また、青森県防災ホームページにも掲載しています)

災害が発生した際に、自分や大切な人の命を守るため、定期的に内容を確認し、いざという時に備えましょう!

大雨時には自分の住んでいる地域の警戒レベルを意識しましょう!

  • 警戒レベル1:気象予報、降雨予報、台風経路を確認
  • 警戒レベル2:避難場所、避難経路、持ち物を確認
  • 警戒レベル3:高齢者、障害者、妊婦等、避難に時間のかかる人は避難!
  • 警戒レベル4:全員避難!(避難勧告、避難指示(緊急))
  • 警戒レベル5:災害発生!(災害発生情報)
記事に関する問い合わせ:防災危機管理課 電話 017-734-9181

ミニ特集

 「あおもりプラごみゼロ宣言」を採択!ライフスタイルを見直してみましょう!

世界全体で年間数百万トンを超える、海へのプラスチックごみの流出。このままでは、2050年には海に生息する魚の重量を上回る量のプラスチックが海に流れ出ると予測されています。

そこで県では、プラスチックごみを減らすことで地球環境を守り、未来の子どもたちに自然豊かな青森県を引き継いでいくため、「あおもりプラごみゼロ宣言」を行いました。

5月30日から~6月8日は、「海ごみゼロウィーク」です。
海へ流れ出るプラスチックごみをなくすためにも、これまでのライフスタイルを見直し、「私たちができる7つの行動」のうち、自分が今できることから実践してみましょう。

問い合わせ:環境政策課 電話 017-734-9249
関連ページ:あおもりプラごみゼロ宣言

私たちができる7つの行動

  1. 外出時にマイバッグを持ち歩く習慣を
  2. 詰め替え用やリサイクル素材のものなど、環境にやさしい商品選び
  3. 賢く使おうマイボトル
  4. 使い捨て製品はできるだけ使わない
  5. 使用後は正しく分別、リサイクル
  6. ポイ捨ては絶対しない
  7. 清掃活動への参加など、みんなで地域をきれいに

【終了しました】第13回ふるさとあおもり景観賞を募集します

ふるさとあおもり景観賞は、青森県内の良好な景観づくりに貢献している、まちなみ、建築物、屋外広告物および地域づくり活動等を表彰しています。今年で13回目の募集となります。
皆さまがまちで見かけるお気に入りのまちなみ、建築物、屋外広告物および地域づくり活動などをご応募ください。

問い合わせ:都市計画課 電話 017‐734‐9681
関連ページ:ふるさとあおもり景観賞

  • 募集期間:令和2年6月1日(月曜日)から令和3年1月31日(日曜日)まで

クマの被害にあわないためには!

冬眠から目覚めたクマは、この時期、食べ物を探してよく動き回ります。

クマの被害にあわないためには、まず、クマに出会わないことが重要です。
クマが活発に動き回る日の出や日没の前後はなるべく山に入らない、音を出しながらグループで行動するなどのほか、クマの出没情報に気をつけて危ないところに近づかないようにしましょう。

昨年は、クマに襲われる被害が県内で5件発生しています。
もし、クマに出会ってしまったら、クマを刺激しないよう、静かにその場を立ち去るなど、落ち着いて行動しましょう。

問い合わせ:自然保護課 電話 017-734-9257
関連ページ:クマの出没に注意してください!

性犯罪の被害に遭い、悩んでいませんか

あなたは悪くありません。1人で悩まずに、苦しまずに、まずは相談をしてみませんか。
青森県警察本部では、性犯罪の被害に遭われた方やその周囲の方等を対象とした相談電話「性犯罪被害110番」を設置しています。
性犯罪の被害は、心身ともに大きなダメージを受け、簡単に忘れられるものではありません。周囲の人たちの寄り添う心が大切です。

  • 性犯罪被害110番:電話 0120-89-7834
  • 全国共通相談電話:電話 #8103(しゃーぷ・はーとさん)
    ※24時間対応可、ただし休日・夜間等は女性警察官が不在の場合があります。

問い合わせ:警察本部刑事部捜査第一課 電話 017-723-4211(代表)
関連ホームページ:許さない!性犯罪!相談電話があります

自動車税種別割 納税はお早めに!

今年度の自動車税種別割の納期限は6月30日(火曜日)です。

自動車税種別割は、金融機関のほか、全国のコンビニで納税できます。
また、パソコン・スマートフォンの専用サイトからクレジットカードでも納税できます(別途、手数料330円がかかります)。
詳しくは納税通知書の同封チラシをご覧ください。

※新型コロナウイルス感染症の影響で納税にお困りの方は、徴収の猶予を受ける制度があります(令和2年6月1日時点)。

問い合わせ:東青地域県民局県税部課税第三課 電話 017-734-9974

連載:申吾のほっとコラム

環境あおもり

いよいよ国が、7月1日からレジ袋の有料化を義務付けることになった。

背景には、海洋へのプラスチックごみの流出による地球規模での環境汚染の顕在化や、中国等における使用済プラスチック等の輸入禁止措置による、国内でのプラごみの滞留及び処理のひっ迫等がある。

国は昨年5月に「プラスチック資源循環戦略」を策定したが、県としても今般、「あおもりプラごみゼロ宣言」(P7参照)を採択し、ライフスタイルの見直しを提案させていただいた。

しかし本県は、このプラごみ分野における先駆的取組として、既に平成20年度からレジ袋無料配布中止(有料化)にチャレンジしている。

平成31年3月31日現在のデータになるが、県内59事業者322店舗の協力をいただき(と同時に何よりも県民の皆様の積極的応援の成果であるが)、これまでにレジ袋10億6千万枚の削減を実現し、これを積み重ねると岩木山(1,625m)約20個分の高さに至る。

ちなみに、これによる概算の削減石油量はドラム缶換算で94,238本(18,847,614ℓ)、削減CO2量は61,649トンとなっている。

県民の皆様方、そして、関係者各位に改めて感謝したい。

7月からの法律施行も相まって、この取り組みはますます進展していくと確信するが、環境あおもりとしての残る課題は、市町村と共に努力を重ねて来た、ごみ排出量の削減とリサイクル率の向上である。

正直な現状を申せば、平成30年度データでの全国比較では、1人1日当たりのごみ排出量が1,002g(全国43位)、リサイクル率が14.5%(全国42位)となっている。それでも、この10年で悪かった頃の1,069g(平成25年度)や12.9%(平成22年度)と比べて、改善が見られている。

この間、「小学生雑紙回収チャレンジ」、「小学生3Rチャレンジ」、「ごみ減量チャレンジ980キャンペーン」及び「市町村等ワーキング会議(県内12地域で開催)」等々、各分野でかなりのご尽力をいただいた成果が出ている。

これら2つの課題のさらなる改善も、レジ袋削減の実績から考えるに、青森県民ならば絶対にできる、やれると思っている。

7月からのレジ袋有料化をひとつの大きなきっかけに、今後とも、県民の皆様の着実な努力の積み重ねを推進力として、まずは全国平均を目標に、そしてやがてはそれを上回り、環境と言えば青森、「COOL CHOICE あおもり」が実現できると信じている。



— お願い — 我らのピコ太郎さんを参考に手を洗おう!!


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電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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