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更新日付:2021年02月24日 防災危機管理課

自主防災組織で安全・安心な地域づくり

自主防災組織とは

 災害が発生したとき、被害を最小限に抑えるためには、自分自身を守る「自助」、隣近所の相互連携による「共助」、消防などの公共機関による救助・支援の「公助」がそれぞれ最大限に機能を発揮することが重要です。
 しかし、大規模な災害になるほど、道路交通網の破壊やインフラの寸断などにより、公的機関などによる救助(公助)の対応能力を超える事態が生じることがあります。
 このため、特に災害の発生直後は、「自助」と「共助」の2つの機能が大きな役割を果たすことになります。
 
 自主防災組織は「自分たちの地域は自分たちで守る」ことを目的に結成された組織をいい、「共助」の役割を担います。
 一般的に、自治会や町内会、通学区など生活環境を共有している地域の組織を活かして結成されます。
 あなたの地域にも自主防災組織をつくり、災害に備えましょう。

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【普段の活動例】

  • 地域で起こりうる災害を把握し、平時から地域住民に対して防災意識を啓発する
  • 地域の特徴を知る(地域の危険箇所や避難場所の把握など)
  • 災害発生時の活動を習得する(消火訓練、避難訓練など)
  • 災害に備える(資機材や備蓄品の整理・管理など)
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【災害時の活動例】

  • 被災情報の収集・伝達活動
  • 初期消火活動(消火器による消火活動など)
  • 避難誘導活動(地域住民の安否確認や避難に支援が必要な人への援助)
  • 救出救護活動(負傷者の救護など)
  • 炊き出しなど
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自主防災組織のつくり方

  1. 自治会、消防団、防災に関心のある方と連携しながら、設立の合意をとる。
  2. 自主防災組織の基本的な事項を作成する。(自主防災組織規約、防災計画など)
  3. 市町村に届出をし、自主防災組織の活動を開始する。

【ポイント】
 地域には消防団をはじめ、防犯協会支部、交通安全協会支部、民生・児童委員、学校PTAなど様々な組織があります。大規模な災害が発生し、避難生活が長期間となる場合、このような組織との連携が住民の安全・安心の確保に大きな効果を発揮します。
 また、平時の活動を継続することが大切であるため、活動計画の作成にあたっては、 どうすれば多くの住民が負担を感じることなく参加できるか を考えることが重要です。

地域防災向上のための取組(研修など)

県では、地域防災に関する理解を深めていただくため、各市町村と連携して県民の皆さまを対象に様々な研修を実施しています。

自主防災組織PRビデオ

青森県では、災害による犠牲者ゼロを目指して、防災シンポジウムや研修会の開催など、様々な取組を実施してきました。
平成24年に、地域で防災活動を行う際に活用するための「青森県防災DVD―災害による犠牲者ゼロを目指して―」を作成しました。
このDVDは、群馬大学大学院 片田敏孝教授の御協力をいただき、今後、 青森県で災害が発生した場合でも、一人の犠牲者も出さないという想いで作成したものです。
自主防災組織の立ち上げや、災害に強いまちづくりに向けた取組に御活用ください。

青森県防災DVD「災害による犠牲者ゼロを目指して」の貸出を希望される方は、下記まで御連絡ください。

青森県危機管理局防災危機管理課
TEL:017-734-9088
Mail:bosaikikikanri@pref.aomori.lg.jp

地域防災心得書

毎年、全国で大規模な災害が起こり、甚大な被害が発生しています。
災害による犠牲とならないために、一人ひとりの心の中に「防災に対する心得」をそなえ、できることから取り組みましょう。
この地域防災心得書には、そのような取組を行う際の参考となるよう、防災に対する意識啓発の手段、自主防災組織の設立方法、自主防災組織の設立後の活動内容など、段階ごとの内容を盛り込んでいます。

ぜひご覧いただき、防災に対する心得書として御活用ください。
地域防災心得書PDFファイル[3666KB]

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【現在作業中】R5の問い合わせ先です
防災危機管理課 危機管理対策グループ
電話:017-734-9088  FAX:017-722-4867

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