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地球にやさしい青森県行動プラン（脱炭素・循環型社会推進行動計画）

　県では、一事業者、一消費者としての立場から環境に配慮した取組を率先して実践するため、1998（平成10）年3月に「青森県環境保全率先行動計画」（知事部局対象）を策定し、省エネルギーやリサイクル等、環境保全に向けた取組を推進してきました。
　2000（平成12）年9月には、対象範囲を県のすべての機関に拡充するとともに、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく地方公共団体実行計画として位置付けた「地球にやさしい青森県行動プラン」を策定し、2006（平成18）年3月には、「地球にやさしい青森県行動プラン（第2期計画）」、2011（平成23）年3月には、環境法令等の順守及び環境汚染の予防に関する取組を加えた「地球にやさしい青森県行動プラン（第3期計画）」、2016（平成28）年2月には、重点取組項目として「廃棄物の減量・リサイクル、適正処理の推進」の取組を加えた「地球にやさしい青森県行動プラン（第4期計画）」、2020（令和2）年10月には、温室効果ガス排出量削減、3R及び省資源の推進を柱とした「地球にやさしい青森県行動プラン(第5期計画)」を策定し、環境負荷の低減に向けた取組を推進してきました。
　この度、国の地球温暖化対策推進計画改定による温室効果ガス排出量削減目標の引き上げ(△26%→△46%)や、2050年までに脱炭素社会実現をめざす「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」等を踏まえ、第5期計画を前倒しで見直し、「第6期地球にやさしい青森県行動プラン」を策定しました。


地球にやさしい青森県行動プラン	計画期間	温室効果ガス排出量に関する削減目標	実績
第1期計画	2000(平成12)年度から2004(平成16)年度	(基準年度(1999(平成11)年度)比)△7%	△2.4%
第2期計画	2005(平成17)年度から2009(平成21)年度	(基準年度(2004(平成16)年度)比)△4.7%	△16.3%
第3期計画	2010(平成22)年度から2014(平成26)年度	(基準年度(2009(平成21)年度)比)△5%	△5.7%
第4期計画	2015(平成27)年度から2019(令和元)年度	(基準年度(2014(平成26)年度)比)△5%	△2.7%
第5期計画	2020(令和2)年度から2022(令和4)年度	(基準年度(2019(令和元)年度)比)△5%	△8.6%
第6期計画	2023(令和5)年度～2030(令和12)年度	(基準年度(2013(平成25)年度)比) △50%

第6期計画の特徴

（１）計画期間及び温室効果ガス排出量削減に関する基準年度及び目標年度を国計画と合わせ、かつ、国に準じた具体的取組により目標値を引き上げ
	基準年度	目標年度	削減目標値	計画期間
第5期	2019（令和元）年度	2024（令和6）年度	5％	5年間（令和2～6年度）
第6期	2013（平成25）年度	2030（令和12）年度	50％	8年間（令和5～12年度）

（２）国の事務事業編である「政府実行計画」に準じて具体的な取組を追加・強化
具体的な取組	取組内容
太陽光発電設備の導入推進	設置可能な県保有の建築物（敷地含む）の50％以上に太陽光発電設備を設置することを目指す
県有施設のZEB化推進	2030（令和12）年度までに新築建築物の平均でZEB Ready相当となることを目指す
LED照明導入推進	2030（令和12）年度までにLED照明導入割合を100％とすることを目指す
公用車の電動車化	2030（令和12）年度までに、代替可能な電動車がない場合等を除き全て電動車とし、電動車の保有割合を約2倍に増やすことを目指す
再生可能エネルギー電力調達推進	庁舎管理所管所属において電力を調達する際は、温室効果ガス排出係数の低い小売電気事業者の選択を図る