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更新日付:2025年7月15日 DX推進課

開催カウントダウン!「わくわく デジ★とも あそべる展」

コラム「ハロー!あおもりDX」7月号です。
毎年大好評の、最新デジタル機器の模擬体験ができるフェア、「わくわく デジ★とも あそべる展」。
関係者が語る、「生成AIと共存する時代に生きるこどもたちに求められる『力』」とは?

〇「わくわく デジ★とも あそべる展」
2025年7月26日(土)、27日(日)に開催!詳細はこちら(「わくわく デジ★とも あそべる展」紹介ページ)

インタビュイー紹介

  • しのへしゅじ
    四戸主事
    県職員入庁3年目。
    IT企業で30年以上の勤務経験あり。
    IT企業在籍時は出展者として、
    県職員となってからは主催者として
    「デジ★とも」に関わり続けている。
    趣味は秘密。
  • さかもとしゅじ
    坂本主事
    県職員入庁1年目。
    IT企業で30年以上の勤務経験あり。
    IT企業在籍時から「デジ★とも」
    出展者として関与。
    今回は初めて主催者側として企画に
    参加している。趣味はカラオケ。
  • こすぎしゅじ
    小杉主事
    県職員入庁1年目。
    IT企業で30年以上の勤務経験あり。
    自称、猫好きの陰キャ。
    趣味はダンスやピアノ、生成AI
    いじり、ほか多数。

  • kbs
    株式会社ビジネスサービス(kbs)
    芳賀さん

    「デジ★とも」には過去何度か参加
    しており、今回は手のひらサイズの
    ロボットを動かすプログラミング
    ブースを出展。趣味はキャンプ。

「デジ★とも あそべる展」は、こどもから大人まで楽しめる、デジタルフェア!

――どういった内容のイベントですか?

(四戸)最新のデジタル機器で、こどもから大人まで遊べるイベントです!描いた絵が水中を泳ぐ「お絵かき水族館」や、AIが笑顔を採点する「ニコニコチャレンジ!君の笑顔は何点?」などは、小さいお子さんにも楽しんでいただけますよ。

プログラミングのコーナーもあります。
今年初出展の「ボールの色を見きわめろ!からくりプログラミング大作戦!!」は、工場の生産ラインを体験できるブースです。(7月27日のみ)
小さな制御機械がボールの色を判断して、ゲートを通過させたり、ブザーで警報を出すというプログラミングを体験できます。
自動車工場やお菓子工場など、流れ作業で製品が出来る仕組みと同じなんですよ。

ブースピックアップ!「手のひらロボと遊ぼう!わくわくプログラミング」

ろぼ
――毎年工夫を凝らして人気のブースを運営してくださる、株式会社ビジネスサービス(以下「kbs」)の芳賀さんにお話を伺います!今年はどんな体験ができますか?

(kbs芳賀さん)当社は、手のひらサイズのロボットをプログラミングで動かして遊ぶブースを用意しました。
プログラミングは、パズルを並べるようなシンプルな操作で行います。自分で考え、試して、ゴールに向かうプロセスを楽しんでもらいたいです。
中にはゴールにとらわれず、オリジナルの動きをひたすら楽しむこどもたちもいて、「こどもの発想って自由でいいなぁ」と思いますね。

――プログラミングは難しそうですが?

(kbs芳賀さん)小学校からプログラミングの授業があるので、「簡単!」と言うこどもたちもいますよ。大人よりも吸収が早いです。

デジタル技術と付き合う力を育てる機会に

――とても楽しそうなブースがたくさんです。このイベントを通じて、こどもたちにどんな「気づき」を持ち帰ってもらいたいですか?

(kbs芳賀さん)まず、デジタル技術が身近なものであること、難しいものではないという実感してほしいです。そして、「何かを作ってみたい」と思ったときに応用できる知識として、プログラミングをぜひ体験してみてほしいです。
プログラミングは、単に操作方法というだけではなく、構造が目に見えない複雑なデジタル技術の「仕組み」を理解するための基盤になります。
このイベントが、ものづくりに興味を持つきっかけになったら嬉しいです。

(四戸)「自分で考えるおもしろさ」を感じてほしい。
用意された正解をなぞるのではなく、「どうしたら思い通り動かせるか?」と試行錯誤してほしいですし、その楽しさを味わってもらいたいです。

(坂本)生成AIがプログラミングしてくれる時代になりましたし、危険な場所や人が入れないところにロボットが行けるようになったのは、大変便利なことだと思います。ですが、どう活用するかを考えて、決めるのは人間です。「人間は考えることをやめてはいけない」んです。

(小杉)スマホやゲーム、SNSと聞くと、こどもに持たせることへの不安を感じる保護者の方も多いと思います。
でも、今の子どもたちは、“デジタルがあるのが当たり前”の時代に生まれてきている。逆に触れさせない方が、取り残されてしまう「リスク」になる可能性があります。
大事なのは、「デジタルと正しく付き合う力」を大人がこどもと一緒に勉強して、育てていくことです。

こどもたちに育んでもらいたい「考える力」

つたえたいこと
(四戸)「将来、自分の力で食べていけるようになってほしい。」それは、保護者の皆さんに共通の願いだと思います。
生成AIやプログラミングが進化する今、「手を動かすだけの仕事」はどんどん減っていきます。
だからこそ、「何をしたいかを考えられる力」「それを実現する方法を見つける力」が必要とされています。
デジタルを学ぶということは、単に“機械を操作できる”ということではなく、“考える力を育てる”ということ。
こどもたちは遊びながらどんどん吸収していくので、大人には「体験のきっかけ」をたくさん作ってあげてほしいなぁと思います。

「わくわく デジ★とも あそべる展」はそんな体験ができるイベントです。会場でお待ちしています!

編集後記

ほたて
私は仕事でもプライベートでも、最適解を求めてすぐに生成AIに手を伸ばしています。
即座にたくさんのアイディアや、もっともらしい文章が返ってくる技術には、便利だなぁと感心します。一方、誰でも一定のパフォーマンスの物を作り出せるようになったこの世の中で、人間の価値、自分の価値をどう見出していったらよいのだろう?と疑問と不安を感じていました。
今回、「デジ★とも」の関係者の皆さんから伺った「自分の意思を持って自分で考える力が大事」というお話は、私の感じる疑問と不安にも、何かヒントをくれたような気がします。
そして取材を通して感じたのは、こどもたちに寄り添う大人のまなざしの温かさです。
デジタルというと、無機質で冷たいような印象があるかもしれませんが、それを扱っているのは心と血が通った人間なんだと再認識しました。
これだからDXっておもしろい、です。(吉田)

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DX推進課 暮らし・行政DXグループ
電話:017-734-9163  FAX:

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