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更新日付:2018年04月09日 地域活力振興課

あおもりを愛する人づくり戦略

あおもりを愛する人づくり戦略

策定の趣旨

 県は、「人づくり」とは、あらゆる分野の礎であり、どの分野においても最も基本となるのは「人の財(たから)」、すなわち人財であるとの観点に立って、持続的・継続的に人財育成の取組を進めてきました。

 本県の抱える様々な課題に対し的確に対処するためには、一見遠回りに思われても、人財の育成に力を傾注することこそが、結果として自主自立の青森県づくりに貢献する最も的確で効果的な施策となります。

 「あおもりを愛する人づくり戦略」は、上記を念頭において、各分野の課題に挑戦する多様な人財に共通して求められる最も基本的な要素である「資質」「能力」「マインド」などを備えた、チャレンジ精神あふれる人財の育成をねらいとするものです。

内容の見直し(平成30年4月改定)

 平成19年9月に本戦略を策定した後、本県を取り巻く社会経済環境は、これまで以上に速く、そして大きく変化してきました。具体的には、東日本大震災や東北新幹線全線開業、北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業、経済のグローバル化の進展などによる本県の社会経済への直接的な影響、ICTなどの科学技術の進歩とそれに伴う生活様式の変化などがあげられます。中でも、本格的な人口減少社会や超高齢化時代の到来は、産業の各分野における担い手不足や消費の低迷等による地域経済の縮小、地域コミュニティの機能低下など、本県の社会経済に大きな影響を与えることが懸念されています。

 一方、これまでの継続的な取組を通じて、あおもりの「今」と「未来」をつくる多くの人財が各分野で育成されてきました。こうした人財は、不確実で見通しが立たない社会経済環境にあっても、ふるさとあおもりを愛する気持ちを原動力として、たくましく、かつ、しなやかに、刻々と変容する社会の多様性を受け止めながら、本県の未来をより明るい方向に変えるために積極果敢に挑戦し、一歩一歩着実に成果を積み上げてきました。

 本県は、世界自然遺産の白神山地や八甲田連峰・十和田湖を核とする十和田八幡平国立公園、種差海岸や階上岳などから構成される三陸復興国立公園などに代表される豊かな自然環境のほか、この豊かな自然からもたらされる豊富な水資源、安全安心な農林水産物の生産を可能にする土壌や海、歴史と風土に培われた個性あふれる生活文化、多様なエネルギー資源、国内外につながる陸・海・空の交通や物流のネットワークなど、本県ならではの数多くの強みを持っています。これらの強みを生かして、多くの人財が様々な分野で活躍し、新たな価値の創出に取り組んでいます。

 上記のような、本県を取り巻く社会経済環境の変化や、本戦略に基づく今日までの取組の成果と課題を踏まえ、策定から10年目となる平成29年度に内容の見直しを行いました。

◆「あおもりを愛する人づくり戦略検討会議」の設置

 「あおもりを愛する人づくり戦略」の見直しに当たり、本県の教育界と産業界の民間委員19名からなる検討会議を設置して、検討を進めました。(平成29年7月設置)

◆あおもりを愛する人づくり戦略検討会議 開催状況

第1回会議(平成29年7月24日開催)
 各委員の分野における人財の状況等について情報交換しました。
第2回会議(平成29年9月25日開催)
 児童・生徒・学生等を対象とする「あおもりの未来をつくる人財の育成」と、産業やまちづくりを担う「あおもりの今をつくる人財の育成」に分かれた分科会形式で議論・検討を進めました。
第3回会議(平成29年11月20日開催)
 前回までの議論等をベースに事務局が作成した素案をもとに検討を進めました。
第4回会議(平成30年1月15日開催)
 第3回での議論及び第4回開催前に各委員から寄せられた意見を踏まえて作成された原案について議論・検討し、検討会議としての案を決定しました。

◆パブリック・コメントの実施状況

上記検討会議の意見を踏まえて作成した「あおもりを愛する人づくり戦略」(案)について、下記のとおり、県民からの意見募集(パブリック・コメント)を実施しました。

期間:平成30年1月31日から平成30年3月2日まで
提出された意見:なし

◆あおもりを愛する人づくり戦略(平成30年4月改定)

パブリックコメントや関係団体による会議などで幅広く御意見を伺った後、県としての改定案を取りまとめて、平成30年4月に決定しました。以下は、決定後の本文及び資料等です。

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