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更新日付:2010年7月12日 環境保全課

西海岸地域新一般廃棄物最終処分場整備事業に係る環境影響評価準備書に対する意見の概要

環境影響評価準備書

説明会における住民意見の概要及び事業者の見解

  • 供用後の水質の予測において、計画目標値の設定を変更したとあるが、排水基準等の基準値より厳しい目標を設定したのか。

    → 計画目標値を変更した項目(「アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物」、「ふっ素及びその化合物」、「ほう素及びその化合物」及び「ダイオキシン類」)のうち、ダイオキシン類を除く項目については、「基準省令」における排水基準(当分の間という表記)よりも厳しい「水質汚濁防止法」に基づく排水基準(一律基準)を変更後の計画目標値に設定しました。また、ダイオキシン類については「基準省令」における排水基準である10pg-TEQ/L以下より厳しい5pg-TEQ/L以下を変更後の計画目標値に設定しました。

住民意見の概要

 意見はありませんでした。

審査会意見

  • 緑化計画として、造成法面、造成平面には植栽を施す計画であり、事業実施区域周辺の植生を考慮して種子及び樹種を選択し、可能な限り近隣から調達するとしているが、植栽予定の樹木や吹付けを行う種子の種類(以下「植物種」という。)、その調達方法、仮置き場所及び植栽の工法について具体的な記述がないことから、植栽予定の植物種、その調達方法、仮置き場所及び植栽の工法について検討し、可能な範囲で具体的に環境影響評価書に記述すること。
  • 緑化計画による植栽後の緑化植物の成長の程度及び埋立造成地周辺部の現存植生への外来植物の侵入の程度を確認するための事後調査について検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
  • コウモリ類の現地調査の手法について、環境影響評価方法書に対する知事意見(11)を踏まえ、捕獲調査を実施した上で陸生動物及び生態系に対する影響を予測及び評価し、その結果を環境影響評価書に記述すること。

知事意見

  • 緑化計画として、造成法面、造成平面には植栽を施す計画であり、事業実施区域周辺の植生を考慮して種子及び樹種を選択し、可能な限り近隣から調達するとしているが、植栽予定の樹木や吹付けを行う種子の種類(以下「植物種」という。)、その調達方法、仮置き場所及び植栽の工法について具体的な記述がないことから、植栽予定の植物種、その調達方法、仮置き場所及び植栽の工法について検討し、可能な範囲で具体的に環境影響評価書に記述すること。
  • 緑化計画による植栽後の緑化植物の成長の程度及び埋立造成地周辺部の現存植生への外来植物の侵入の程度を確認するための事後調査について検討し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
  • コウモリ類の現地調査の手法について、環境影響評価方法書に対する知事意見(11)を踏まえ、捕獲調査を実施した上で陸生動物及び生態系に対する影響を予測及び評価し、その結果を環境影響評価書に記述すること。
  • 魚類について重要な種は確認されなかったとしているが、現地調査で確認されたスミウキゴリは、「環境省報道発表資料 哺乳類、汽水・淡水魚類、昆虫類、貝類、植物I及び植物IIのレッドリストの見直しについて(環境省 平成19年8月)」において、LP(絶滅のおそれのある地域個体群)に選定されていることから、調査結果の判定、予測及び評価を適切に行い、その結果を環境影響評価書に記述すること。

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環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

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