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更新日付:2010年12月7日 環境保全課

津軽ダム 旧鉱山施設の移設に係る環境影響評価方法書に対する意見の概要

環境影響評価方法書

住民意見の概要

 住民意見はありませんでした。

審査会意見

  • 設置されることとなる施設の概要については、具体的計画となっていない事項が多くあることから、施設設計を行った上で、その概要を具体的に環境影響評価準備書に記述すること。
  • 地表水集排水設備については今後詳細を検討することとしているが、埋立地北側の水田湿地環境への影響並びに両生類、爬虫類及びその他の生物の生態を考慮して検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 浸出液処理水の沢への放流計画について、浸出液処理水の地下浸透による地下水への影響及び沢の洗掘による地盤の安定性への影響が考えられることから、放流計画に係る環境保全対策を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 埋め立てる鉱さい等の性状からガスの発生はないと考える理由が不明であることから、鉱さい等がガスを発生させるかどうかを調査した上で、最終処分場への通気装置設置の必要性及び環境影響評価項目として悪臭を選定するかについて検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 洗車設備からの排水量が浸出液処理設備の処理水量に算入されていないことから、洗車設備からの排水量を明らかにした上で浸出液処理設備の規模を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 工事中及び供用中に発生する汚泥は、産業廃棄物として委託処理する計画としているが、現地で委託業者が処理するのか、又は、委託業者の処理施設まで運搬して処理するのかが不明であることから、委託の内容を明らかにした上で、必要に応じて環境保全対策を検討し、その内容を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 鉱さい堆積場等における仮設沈砂池からの放流水モニタリングについて、降雨時における水質検査実施の判断基準が示されていないことから、環境影響評価準備書において具体的に記述すること。
  • 「学校」及び「人と自然との触れ合いの活動の場」に該当すると考えられる「弘前大学白神自然観察園」が事業実施区域に隣接していることから、同園の利用計画を調査した上で、環境影響評価項目の選定について検討を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 事業実施区域周辺の林道等から事業実施区域を眺望できる地点がある場合は、林道等の利用状況を踏まえて、必要に応じて環境影響評価項目に景観を選定することを検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 「環境庁請負調査報告書 平成6年度 特定地域自然林総合調査報告書(白神山地自然環境保全地域総合調査報告書)」には、事業実施区域に近接する白神山地自然環境保全地域全域及び関連する周辺地域の植物及び動物について詳細な記述があることから、陸生植物、陸生動物、水生生物及び生態系の調査、予測及び評価の手法に係る既存資料調査の対象に当該文献を追加すること。
  • 人と自然との触れ合い活動の場における現地調査は、利用者数が最も多い紅葉の最盛期についても調査、予測及び評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。

知事意見

  • 設置されることとなる施設の概要については、具体的計画となっていない事項が多くあることから、施設設計を行った上で、その概要を具体的に環境影響評価準備書に記述すること。
  • 地表水集排水設備については今後詳細を検討することとしているが、埋立地北側の水田湿地環境への影響並びに両生類、爬虫類及びその他の生物の生態を考慮して検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 浸出液処理水の沢への放流計画について、浸出液処理水の地下浸透による地下水への影響及び沢の洗掘による地盤の安定性への影響が考えられることから、放流計画に係る環境保全対策を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 埋め立てる鉱さい等の性状からガスの発生はないと考える理由が不明であることから、鉱さい等がガスを発生させるかどうかを調査した上で、最終処分場への通気装置設置の必要性及び環境影響評価項目として悪臭を選定するかについて検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 洗車設備からの排水量が浸出液処理設備の処理水量に算入されていないことから、洗車設備からの排水量を明らかにした上で浸出液処理設備の規模を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 埋立地の基盤整形掘削で生じる表土及び沢付近の有機質に富む土壌について、早期緑化及び生態系保全の観点から最終処分場の最終覆土としての利用を検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 工事中及び供用中に発生する汚泥は、産業廃棄物として委託処理する計画としているが、現地で委託業者が処理するのか、又は、委託業者の処理施設まで運搬して処理するのかが不明であることから、委託の内容を明らかにした上で、必要に応じて環境保全対策を検討し、その内容を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 鉱さい堆積場等における仮設沈砂池からの放流水モニタリングについて、降雨時における水質検査実施の判断基準が示されていないことから、環境影響評価準備書において具体的に記述すること。
  • 「学校」及び「人と自然との触れ合いの活動の場」に該当すると考えられる「弘前大学白神自然観察園」が事業実施区域に隣接していることから、同園の利用計画を調査した上で、環境影響評価項目の選定について検討を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 事業実施区域周辺の林道等から事業実施区域を眺望できる地点がある場合は、林道等の利用状況を踏まえて、必要に応じて環境影響評価項目に景観を選定することを検討し、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 施設の工事中及び供用後の排水の放流先には、内水面漁業権が設定されていることから、排水による放流先の水質への影響については、水産用水基準との整合についても評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 「環境庁請負調査報告書 平成6年度 特定地域自然林総合調査報告書(白神山地自然環境保全地域総合調査報告書)」には、事業実施区域に近接する白神山地自然環境保全地域全域及び関連する周辺地域の植物及び動物について詳細な記述があることから、陸生植物、陸生動物、水生生物及び生態系の調査、予測及び評価の手法に係る既存資料調査の対象に当該文献を追加すること。
  • 陸生植物の予測の手法の選定理由では「予測項目は、重要な種及び群落に及ぼす直接的、間接的な影響を把握できる項目及び手法とする。」としているが、予測方法には間接的な影響の予測方法に関する記述がないことから、間接的な影響の予測方法を検討した上で予測及び評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 水生生物の予測方法<存在・供用時>について、「間接的な影響については、「水象」の予測結果を参考に生息・生育環境の変化の程度を明らかにし、事例の引用又は解析により影響の程度を定量的に予測する」としているが、「水象」は調査、予測及び評価の項目として選定されていないことから、間接的な影響の予測方法を検討した上で予測及び評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 人と自然との触れ合い活動の場における現地調査は、利用者数が最も多い紅葉の最盛期についても調査、予測及び評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。
  • 廃棄物等(廃棄物)の評価の手法「B.環境の保全に関する施策との整合性に係る評価」には、存在・供用時における評価の手法に関する記述がないことから、存在・供用時における評価の手法を検討した上で評価を行い、その結果を環境影響評価準備書に記述すること。

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環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

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