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更新日付:2012年3月30日 エネルギー開発振興課

あおもり地中熱ホームページ[農業利用]

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地中熱の農業利用
地中熱は農業分野でも利用が可能です。
地中熱を利用した冷暖房システムを導入することで、光熱費の削減だけではなく、作物としての新しい付加価値を生む可能性もあることから、現在、国内でも農業に地中熱利用冷暖房システムを導入している事例が増えてきています。

夏秋イチゴ栽培実証実験

夏秋イチゴ栽培実証実験
県では、地中熱を利用した夏秋イチゴの栽培実証実験を行っており、システムの性能向上、栽培方法の確立を目指すとともに、産業振興に向けた課題を検討することとしています。

実験内容

夏秋イチゴ栽培実証実験実験内容
夏季の実証試験では、改造ヒートポンプによって作った冷水・冷風をパイプに送り、イチゴの苗を部分的に冷却しました。栽培床の土の中のパイプAとクラウン(芽株)に接しているパイプBに冷水を流し、土の上に置いたパイプCからは冷風を送りました。
また、栽培床は、以下の3列を用意し、上記の冷却方法と組み合わせて、温度状況や生育状況、電力消費量等について測定を行いました。


【1】地中熱利用ヒートポンプチラーからの冷水を注入する列
【2】ヒートポンプを使用せず地中熱循環冷水を直接注入する列
【3】冷水注入がない列

実験結果

夏期の実証試験では、従来の冷却方式(空気熱ヒートポンプ)と比較してランニングコストを抑えることができただけではなく、イチゴ一株当たりの重量及び収穫数の増加が見られました。
今後は、冬期間の実証試験の結果と合わせ、地中熱利用の技術の向上と、イチゴの収量増加・高品質化に向けた栽培技術の確立を目指します。
地中熱の農業利用に関する図


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エネルギー総合対策局 エネルギー開発振興課
環境・エネルギー産業振興グループ
電話:017-734-9378  FAX:017-734-8213

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