ホーム > 広報 > 広報紙「県民だより あおもり」 > 県民だよりあおもり2022年10月号(第195号)テキスト版

関連分野

更新日付:2022年10月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2022年10月号(第195号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2022年10月号(第195号)
令和4年10月1日発行

テーマ
はじめてみませんか
エコなあおもり、エコな暮らし。

表紙の人たち
「津軽海峡マグロ女子会」のみなさん

特集(1):今日からはじめる 楽しい「エコ活」のすすめ!

私たちの生活と深く関わっている、青森の豊かな自然環境。この環境を守り、未来につないでいくためには、一人ひとりのごみ削減や省エネなどのエコな活動=「エコ活」が大切です。
身近なところから取り組める「エコ活」、皆さんも今日から始めましょう!

この特集に関する問い合わせ:環境政策課 電話 017-734-9249

1 やってみよう、3R(スリーアール) ~ごみを減らし環境を守るために~

青森県のごみ総排出量は年々減少しており、令和2年度には県民1人1日当たりのごみ排出量が993グラムとなって、1,000グラムを下回りました。しかし、全国平均と比較するとまだまだ大きな差があることから、県の目標値である940グラムを目指し、引き続きごみを減らしていくことが重要です。

ごみ減量のカギの一つが「3R」=ごみになるものを減らす「Reduce(リデュース)」・ものを繰り返し使う「Reuse(リユース)」・一度使ったものを資源として再利用する「Recycle(リサイクル)」の取り組みです。
未来の子どもたちが安心して暮らすことのできる青森を守っていくために、みんなで「3R」に取り組みましょう。

ごみ総排出量と1人1日当たりのごみ排出量の推移

青森県のごみ総排出量(単位:千トン)
H28年度:486 H29年度:480 H30年度:474 R元年度:469 R2年度:458
青森県の1人1日当たりごみ排出量(単位:グラム/人日)
H28年度:1,004 H29年度:1,002 H30年度:1,002 R元年度:1,003 R2年度:993
全国の1人1日当たりごみ排出量(単位:グラム/人日)
H28年度:925 H29年度:920 H30年度:919 R元年度:918 R2年度:901
データ:県環境政策課提供

2 やってみよう、3つの「きる」! ~毎日どんどん出てしまう「家庭の生ごみ」を減らすために~

3つの「きる」

(1) 食材は使い「きる」
  • 食材は必要な分だけ買おう
    →まずは買い物前に、冷蔵庫などにある食材をチェック。その上で、不必要な食材を買わないようにしましょう。
  • 食材はムダなく使おう
    →食材を切ったり皮をむいたりする時は、捨てる部分が少なくなるよう意識しましょう。
(2) 料理は食べ「きる」
  • 作った料理は残さず食べよう
    →調理する際は、作り過ぎて余してしまうことのないよう、食べきれる量だけ作るようにしましょう。
  • 残った料理を食べきる工夫をしよう
    →もしも残ってしまったら、冷凍保存したり、アレンジを加えて違う料理にするなどして、食べきる工夫をしましょう。
(3) 生ごみは水気を「きる」
  • 生ごみの水気をしっかりきろう
    →水分が多いほどごみ焼却にエネルギーを浪費します。三角コーナーや水切りネット、手を汚さずに水気をしぼる器具などを活用しましょう。
  • 乾かす、という工夫もしよう
    →野菜くずや果物の皮は、新聞紙などの上で乾かしてから、ごみに出しましょう。

こんなに多い!家庭から出る「生ごみ」

生活系可燃ごみの組成割合(令和元年度)
紙類:29.4パーセント 生ごみ:27.8パーセント プラスチック類:24.1パーセント 草木類:8.1パーセント 布類:6.9パーセント それ以外:3.7パーセント

→可燃ごみの約3割が生ごみ!
生ごみの組成割合(令和元年度)
調理くず:57.6パーセント 食べ残し:39.2パーセント 未利用食品:3.2パーセント

→生ごみのうち約4割が食品ロス(食べ残し+未利用食品)
出典:青森県一般廃棄物組成分析調査
問い合わせ:環境政策課 電話 017-734-9249
関連ページ:生ごみ減量・食品ロス削減に取り組みましょう

3 やってみよう、てまえどり! ~期限切れで処分されてしまう「食品ロス」を減らすために~

すぐ食べるものは「てまえどり」で食品ロス削減 ~10月は食品ロス削減月間~

食品ロスの現状は、1人1日当たりご飯茶わん1杯分、年間で約41キログラムといわれています。そのうち食品小売店での発生要因は、約95パーセントが「期限切れ」。

期限が近い商品は棚の手前側にあることが多いので、すぐに食べるものは手前の商品を選んで買う=「てまえどり」をすることが、食品ロスの削減につながるのです。

日本の食品ロスの状況(国民1人当たり食品ロス量)
1日…約113グラム
→ご飯茶わん約1杯分に相当

年間…約41キログラム
→年間1人当たりの米消費量(約53キログラム)に近い量

出典:食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢(令和4年6月時点版 農林水産省)
食品小売業の食品ロス発生要因(令和元年の青森県の状況)
消費・賞味期限切れ…94.9% 食べ残し…1.6% その他…3.5%

出典:青森県事業系食品ロス実態調査
消費期限と賞味期限の違い
  • 消費期限…安全に食べられる期間の目安
  • 賞味期限…おいしく食べられる期間の目安

※賞味期限は日持ちする食品に表示され、過ぎたら直ちに食べられなくなるものではありません。

【終了しました】青森県産品が当たる! やってみよう、てまえどり!キャンペーン

キャンペーン参加店でキャンペーンシールが貼られた商品を購入し、シールを応募チラシに貼って応募すると、抽選で県産品が当たります。
ぜひこの機会に、「てまえどり」にチャレンジしましょう!

※キャンペーンシールが貼られる対象品目はお店によって異なりますので、県庁ホームページでご確認ください。

キャンペーン期間
10月14日(金曜日)から28日(金曜日)まで
応募締め切り
11月4日(金曜日)まで
キャンペーン参加店
株式会社ユニバース、青森県民生活協同組合、生活協同組合コープあおもり、株式会社マエダ、株式会社伊徳、株式会社よこまち、株式会社スーパーストア、株式会社スーパーカケモの県内全店舗
賞品
・水産物セットまたはりんごジュース:20名様
・県産米2キログラム:111名様
問い合わせ:環境政策課 電話 017-734-9249
関連ページ:やってみよう、てまえどり!キャンペーン

4 はじめよう、エシカル消費 ~消費行動を変えることで地球環境や社会問題を解決!~

エシカル消費(倫理的消費)とは、地球環境はもちろん、人や社会にも配慮した消費行動のことです。
貧困や人権問題、地球温暖化などの深刻な世界的課題を解決するため、国際社会では、持続可能な開発目標(SDGs)を国連で定め、2030年までの達成を目指しています。

エシカル消費は、毎日の消費行動を通じて世界的な課題を解決していこうというものです。
皆さんも、できることからエシカル消費を始めてみませんか?

今すぐできる「エシカル消費」

買い物の際の行動例
・マイバッグの利用
・てまえどり
・地産地消
・認証ラベルのついた商品を選ぶ(国際フェアトレード認証、有機JAS認証、MSC認証(漁獲管理)、FSC認証(森林管理)など)
生活の中の行動例
・マイ箸、マイカップ、マイボトルの利用
・使い捨てプラスチックの使用を減らす
・食べ残し(食品ロス)を減らす
・3R(ごみの削減、再利用、リサイクル)

楽しく実践!エシカル消費

県では、今年度からエシカル消費を身近に感じてもらうための取り組みを進めています。
詳しくは、県消費生活センターのホームページや公式SNSなどでお知らせしますので、ぜひご参加ください。

エシカル消費キャンペーン
県内のスーパーマーケットなどにエシカル消費コーナーを設置します。
(令和4年10月、令和5年2月を予定)
親子で学ぶ!エシカル消費教室
県内のスーパーマーケットなどで、親子で楽しめる「エシカル商品探し」ゲームなどを実施します。
(令和4年12月を予定)
問い合わせ:県民生活文化課 電話 017-734-9206
関連ホームページ:青森県消費生活センター

5 地球温暖化ストップ!アクション ~青森の豊かな自然を未来の子どもたちへ~

地球温暖化とは

大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスが増え、地球の気温が上昇する「地球温暖化」。
このまま地球温暖化が進むと、自然界のバランスが崩れ、さまざまな被害が出てしまいます。

地球温暖化が進むとどうなる?

豪雨・洪水被害
地球の気温が上がると大気中の水蒸気が増え、雨が降りやすくなります。短時間での強い雨が増えることにより、洪水や土砂災害の危険が高まります。
健康被害
気温上昇によって熱中症被害が増えるほか、感染症を運ぶ虫が住みつく可能性が高まり、感染症被害のリスクも増加します。
農作物の不作
気温上昇による米の品質低下や野菜の生育不良、りんごの日焼け果の発生など、私たちの食卓にも大きな影響を及ぼします。
生態系崩壊
気温や海水温の上昇により、多くの海洋生物の成長や繁殖に影響を及ぼしたり、気候の変化に適応できない生物が減少・絶滅するリスクが高まります。

今すぐできるこんな対策

自然災害に備えて「適応」をはじめよう

地球温暖化の影響により、自然災害が発生する危険性が高まります。いざ災害が起きたときのために、家庭でできる備えを考えてみましょう。

  • いつでも避難できるよう防災グッズを用意する
    →災害時にすぐ避難できるよう、食料品や充電器などを入れた非常用持ち出し袋を準備しましょう。
  • 天気予報や防災アプリを活用する
    →被害を未然に防ぐため、防災や気象の情報を取得できるアプリなどをダウンロードしておきましょう。
  • 避難場所や避難経路を確認する
    →自宅や職場周辺にある避難場所・経路を地図で確認しておけば、災害時に慌てず行動できます。
厳しい冬を快適に!省エネ&節約の「住まいの断熱」

住宅から出ていく熱の58%は、窓などの開口部から逃げていきます。
窓の断熱を見直して、省エネ&暖かな冬を過ごしましょう。

暖房使用時、外に熱が逃げる割合
開口部:58パーセント 外壁:15パーセント 換気:15パーセント 床:7パーセント 屋根:5パーセント

※出典:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会
  • 対策1…窓に断熱シートを貼る
  • 対策2…床まで届くサイズの厚手のカーテンを使用する
  • 対策3…浴室の窓には断熱ボードを貼る

10月は「スマートムーブ通勤月間」!

二酸化炭素の排出量を減らした、環境に優しい移動方法「スマートムーブ」。
10月は「スマートムーブ通勤月間」です。

皆さんもできる範囲で、徒歩や自転車、公共交通機関で通勤して、いつもの街の違った一面を発見してみませんか。

例えばこんなスマートムーブ
・電車やバスを積極的に利用しよう
・近い場所へは徒歩や自転車で
・自動車の運転はエコドライブで
令和3年度のスマートムーブ通勤月間の実施結果
・参加事業所…県内142事業所
・参加人数…22,046人
・二酸化炭素削減…82,873キログラム
車の乗り方にもひと工夫! 「エコドライブ10のすすめ」

出典:エコドライブ普及連絡会「エコドライブ10のすすめ」

  • 自分の燃費を把握しよう
  • ふんわりアクセル「eスタート」
  • 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
  • 減速時は早めにアクセルを離そう
  • エアコンの使用は適切に
  • ムダなアイドリングはやめよう
  • 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
  • タイヤの空気圧から始める点検・整備
  • 不要な荷物はおろそう
  • 走行の妨げとなる駐車はやめよう
問い合わせ:環境政策課 電話 017-734-9243
関連ページ:あおもりスマートムーブ

特集(2):地産地消で元気あおもり!県産品で青森をおいしく味わおう

青森には、自信を持っておすすめできるおいしい県産品がたくさん。
県内で生産されたものを地元の皆さんが積極的に購入することが、青森を元気にし、地域の経済や雇用を守ることにつながります。
ぜひ旬の県産品を堪能して、青森をおいしく味わいましょう!

この特集に関する問い合わせ:総合販売戦略課 電話 017-734-9572

1 旬の味!今、味わいたいあおもりの食材たち

  • 米…私たちの健康を支える栄養食!
  • キャベツ…ビタミンC、U、Kが豊富!
  • かぼちゃ…β-カロテンで体の酸化を防止!
  • ごぼう…食物繊維豊富でうま味たっぷり!
  • ながいも…アミラーゼで滋養強壮!
  • りんご…りんご繊維が生活習慣病予防に!
  • ぶどう…ポリフェノールたっぷり!
  • 青森きくらげ…肉厚で食物繊維が豊富!
  • サケ…ビタミンB12で貧血を予防!
  • さば…EPA・DHAが豊富!
  • やりいか…高タンパク・低脂肪!
  • しじみ…オルニチンで疲労回復!
関連ホームページ:青森の旬カレンダー

2 県産素材でおいしく減塩!「だし活+だす活」

青森の恵みを素材にした「だし」のうま味を生かし、おいしく減塩ができる「だし活」と、野菜を食べて、野菜に含まれるカリウムで余分な塩分を排出する「だす活」で、健康的な食生活を目指しましょう。

関連ページ:だし活+だす活

だし活+だす活
・だし活…食塩摂取量の目標は1日8グラム未満!(青森県民は2.5グラムオーバー!)
・だす活…野菜摂取量の目標は1日350グラム!(青森県民はあと50グラム必要!)
青森県産だしの例
煮干し、しじみ、昆布、ほたて、ごぼう

作ってみよう!旬の食材でだし活レシピ 「キャベツのふわふわお好み焼き」

基本データ
・カロリー:188キロカロリー
・塩分:0.8グラム
・調理時間:約20分
材料(3人分)
・キャベツ…6分の1個(150グラム)
・ながいも…6分の1本(200グラム)
・サクラエビ…5グラム
・できるだし「青森焙煎煮干だし」…大さじ1と2分の1
・たまご…2個
・オリーブオイル…大さじ1
・ソース、かつお節、ポン酢など…お好みで
作り方
1…キャベツをみじん切りにする。

2…ながいもの皮をむき、すりおろす。

3…たまごを割りほぐし、サクラエビ、できるだし、2のながいも、1のキャベツのみじん切りを加えて混ぜ合わせる。

4…フライパンにオリーブオイルを入れて熱する。

5…生地をひと口大に伸ばし、中火で両面を焼く。お好みでソースやポン酢、かつお節をかけて完成。

【参加者募集】大好評第2弾!だし活+だす活イベント「だしカフェOhara(大原)」

「だし活+だす活」アンバサダーである料理研究家の大原千鶴氏をお迎えしてイベントを開催します。

オリジナルレシピの調理実演や試食、美の秘訣などを伺う「だしファンミーティング」など、食を通して美しく健康に過ごすためのヒントが盛りだくさんです!

開催日
・五所川原:11月23日(水曜日・祝日)
・黒石:11月26日(土曜日)
・十和田:12月25日(日曜日)
関連ホームページ:だしカフェOhara(大原)2022

3 【終了しました】県産品を買って県産品を当てよう!「青森県産品愛用応援キャンペーン」実施中!

キャンペーン参加店で、1:県産の農林水産物、2:県内企業が製造・販売する加工品や酒類等、3:県内飲食店が提供する県産食材を使用した料理を、税込み500円以上購入して応募すると、総計950名様に県産品やお買い物券などが当たります。
詳しくはホームページをご覧ください。

実施期間
9月17日(土曜日)から11月16日(水曜日)まで
応募締め切り
11月17日(木曜日) ※郵送は当日消印有効
参加店
県内のスーパーマーケット、生協、百貨店、量販店、道の駅、産地直売施設、食料品店、酒販店、飲食店、ホテル、県内外アンテナショップなど

連載:CAFE AOMORI(第15回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

津軽海峡マグロ女子会
 下北支部 島 康子(しま やすこ)さん
 青森支部 三津谷(みつや) あゆみさん

【プロフィール】
北海道新幹線開業に向けて2014年に青森と北海道の女性陣で結成した「津軽海峡マグロ女子会」。
現在は90名を超えるメンバーが各エリアでイベントや体験型ツアーの実施など、地域振興に取り組んでいる中、島さん率いる下北支部では海岸清掃とヨガを掛け合わせた「ビーチクリーン・ヨガ」を2021年から実施。

「ビーチクリーン・ヨガ」活動のきっかけは?
(島)海岸に散乱しているごみを気がかりに思っていたところ、ヨガ講師であるメンバーから「ヨガには身の回りの環境もきれいに整えるべしという教えがある」と聞き、清掃活動とヨガがつながりました。ごみ拾いについては青森支部の三津谷さんが精力的に活動していたので、講師として加わってもらい、実施に至りました。
活動を通して感じたことは?
(島)最初の舞台となった風間浦村の布海苔記念公園は、とにかく景色がすばらしくて。ごみを片付けてきれいにした達成感と地元のためになることをした満足感がありました。さらに、そこでヨガをする気持ち良さ。身も心も整う感じでしたね。

(三津谷)私は個人的に毎日ごみ拾いをしているんですが、一人で始めるのはハードルが高いという方もいますよね。みんなでやることで達成感を分かち合ったり、そこから個人でも活動をしてみようかなと思ったりと、ごみや環境問題について考えるきっかけにもなる取り組みだと思います。
地域おこし活動を続けるモチベーションは?
(伊藤)町をもっと元気づけたい、町民にも故郷の魅力に気づいてほしいという一心ですね。
今年の2月には地方新聞46紙と共同通信社が主催する「地域再生大賞」の優秀賞をいただきました。活動が認められたというより、階上町の巨木が全国的に注目され始めたと実感できたことが嬉しかったですね。
巨木めぐりの参加者からいただくお礼の手紙にも喜びを感じ、支えられています。
今後の展開は?
(島)「ビーチクリーン・ヨガ」を定期的に開催して、ヘルスツーリズムプログラムとして確立したいと考えています。次世代の子どもたちにもつなげていきたいですね。

(三津谷)ごみ問題は海に限ったことではありません。活動を発信することによって、誰かの気づきにつながればうれしいです。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -三八地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「三八地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

新規就農者の経営安定とネットワークづくりをサポート!

三八地域県民局では、新規就農者の経営安定と早期定着に向けて、関係機関等による新規就農者の支援体制づくりを進めるとともに、新規就農者の所得向上やネットワークづくりに取り組んでいます。

具体的には、新規就農者のほ場を活用した栽培技術の実証や現地研修会・各種セミナーの開催により、所得向上に向けた取り組みを支援しているほか、新規就農者が自ら企画し初めて開催する「さんぱちファーマーズマルシェ」の活動を支援しています。

問い合わせ:三八地域県民局地域農林水産部 農業普及振興室 電話 0178-23-3794

三八エリアといえばこれっ!

グリーン・ツーリズム

五戸町のグリーン・ツーリズムは、農業収穫体験、郷土料理体験などバラエティーに富んでいます。
農業+食の安全・安心を基本に、収穫した農作物を使った料理を楽しむこともできます。

問い合わせ:五戸町観光協会 電話 0178-62-7115

ファーマーズマルシェ

10月2日(日曜日)10時30分から、八戸まちなか広場「マチニワ」で、新規就農者による「さんぱちファーマーズマルシェ」を開催します。ぜひご来場ください。

連載:いただきます!あおもりめし(第15回)

地域にちなんだ食材で作るレシピや郷土料理をご紹介!

今回は三八レシピ

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元青森で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な郷土料理と家庭料理を中心に提供。

ひっつみ

具だくさんの汁とモチモチ食感の優しい郷土の味

基本データ
・カロリー:1,786キロカロリー
・塩分:10グラム
・調理時間:約60分
材料(4人分)
・小麦粉…2カップ
・水…100ミリリットル
・鶏肉…300グラム
・ごぼう…150グラム
・大根…150グラム
・にんじん…50グラム
・干ししいたけ(戻しておく)…4個
・糸こんにゃく…200グラム
・長ねぎ…2分の1本
・だし汁(濃いめ)…1,200ミリリットル
・薄口しょうゆ…大さじ3
・みりん…大さじ1
作り方
1…ボウルに小麦粉と水を入れて混ぜ合わせ、力を入れてこね、生地を作る。つやが出てきたら丸くまとめてラップをかけ、30分以上休ませる。

2…鶏肉は1センチ幅に切り、下ゆでする。ごぼうはささがきにし、水でアク抜きをする。大根とにんじんは3センチから4センチの短冊切りにし、戻した干ししいたけは2ミリから3ミリ幅に切る。糸こんにゃくは食べやすい長さに切り、洗っておく。

3…鍋でだし汁を沸かして2を入れ、適宜アクをすくいながら具材が柔らかくなるまで煮込み、薄口しょうゆ、みりんで味を調える。

4…別鍋で湯を沸かしておく。水でぬらした手指で1の生地をつまみ、指先で伸ばしながら湯に入れてゆで、浮いてきたら冷水に取る(別鍋でゆでると、だし汁が濁らず、残った生地を冷凍保存できる)。

5…具だくさんのだし汁に4を入れて温める。おわんに盛り、薄切りにした長ねぎを添えたら出来上がり。



1…嶽きみの実を包丁で芯からそぎ落とし、天ぷら粉大さじ1をまぶしておく。

2…天ぷら粉大さじ2と水を合わせて衣を作り、1を加えてしっかり混ぜる。

3…2を一口サイズになるようスプーンなどですくい、中温(170度)に熱した揚げ油に落とし入れる。

4…表面が固まったらひっくり返し、サクッと揚がれば出来上がり。お好みで塩を振ってもおいしい。

ごぼうと牛肉のみそ炒め

常備菜の定番!

基本データ
・カロリー:1,100キロカロリー
・塩分:5.2グラム
・調理時間:約30分
材料(4人分)
・ごぼう…150グラム
・牛肉…200グラム
・だし汁…150ミリリットル
・ごま油…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・みそ…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・みりん…大さじ1
・鷹の爪…適宜
作り方
1…ごぼうは大きめのささがきにし、水にさらしてアク抜きをする。牛肉は食べやすい大きさに切る。

2…フライパンにごま油を熱し、牛肉を炒め、火が通ったらいったん取り出しておく。

3…2のフライパンでごぼうを炒め、油が回ったらだし汁としょうゆ、鷹の爪を加え、ふたをして煮る。

4…ごぼうが好みの硬さになったら4の牛肉を戻し入れ、残りの調味料(みそ、砂糖、みりん)を加える。汁気がなくなるまで炒めたら出来上がり。

ミニ特集

 悩みや生きづらさを抱える子ども・若者の一歩を踏み出す勇気を受け止めます

県では、複雑・多様化する現代社会において、ニート、ひきこもり、不登校、発達障害など社会生活を円滑に営む上での困難や孤独・孤立、生きづらさを抱える子ども・若者のために、居場所づくりや相談できる機会の情報提供を進めています。

一人で抱え込まずに、ぜひあなたの悩みを聞かせてください。

若者のサード・プレイスをつくります

若者が社会とのつながりの構築や維持ができる仕組みづくりに向け、家庭や学校、職場以外で、安心して参加し発言でき、存在を認められる場である「サード・プレイス」をインターネット上につくり、10月中旬から月1回程度、コーディネーターとゲストとの対談に視聴者がコメントで参加できるYouTubeライブ配信を行います。

関連ページ:若者のサード・プレイスづくり事業

【終了しました】悩みを相談する機会を提供します

子ども・若者が地域の支援機関とつながる機会を作るため、県内3地域(津軽、県南、下北)の各相談支援機関が参加する合同相談会を11月に開催します。

関連ページ:子ども・若者の悩み「なんでも相談会」

相談窓口や支援機関を紹介します

インターネットやSNSを使って、県内の各種相談窓口をお知らせしています。県内の支援機関情報をまとめた冊子は、県庁ホームページでダウンロードできます。

また、何を相談したらいいのか、どこに相談したらいいのかがわからない方には、案内窓口「子ども・若者総合案内」で、悩みに応じた相談窓口・専門機関をご案内しています。

関連ページ:子ども・若者の皆さんへ 相談窓口・支援機関を紹介します

子ども・若者総合案内
電話 017-777-6123 9時から17時まで(土日祝日・年末年始を除く)
毎年11月は「子供・若者育成支援推進強調月間」です。

問い合わせ:青少年・男女共同参画課 電話 017-734-9226

 あおもりマッチングシステムが出会いをサポートします!

県では結婚を希望する男女の出会いをサポートするため、あおもり出会いサポートセンターを設置しており、10月1日から、インターネット上でお見合いのお相手を探したり、お見合いの申し込みをすることができるあおもりマッチングシステム「AI(あい)であう」の運用を開始します(要会員登録)。

会員の方は、システムの利用のほか、県内のイベント情報を受け取ったり、必要に応じて、センターのコーディネーターに相談することもできます。ぜひご活用ください。

あおもりマッチングシステム「AI(あい)であう」の特長

  • いつでもどこでもご利用可能
    →スマートフォンやパソコンで、いつでもどこでも時間や場所に左右されずに、会員プロフィールからご自身でお相手を探すことができます。
  • AI(人工知能)があなたにピッタリのお相手をご紹介
    →価値観診断テストの結果をもとに、AIが週1回、相性度の高いお相手をご紹介します。
  • 青森県の運営だから安心
    →会員登録の際は、身分証明書や独身証明書等をご提出いただき、面談を行います。なりすまし等の心配がなく、安心してご利用いただけます。(※独身証明書は、本籍地のある市町村で取得することができます)

「AI(あい)であう」会員登録方法

あおもり出会いサポートセンターのホームページからお申し込みください。電話や来所によるお申し込みはできません。

利用できる方(以下のすべてを満たす方)
・18歳以上の独身男女(※18歳になって最初の年度末までの間の者を除く)
・スマートフォン、メールアドレスを所有している方
・青森県内に居住している方、または県外に居住している方で結婚後に青森県内に転居することを考えている方
・過去に会員登録を抹消されていない方
利用登録料(登録月から2年後の同月末まで有効)
居住地に応じて10,000円または12,000円(税込み)
※ひとり親家庭の父母(児童扶養手当受給者に限る)は居住地に関わらず無料
問い合わせ:あおもり出会いサポートセンター 電話 017-721-1250 / こどもみらい課 電話 017-734-9301
関連ホームページ:あおもり出会いサポートセンター

【終了しました】青い森で1日あと1,000歩キャンペーン開催!

“歩くこと”をより意識し、実践することを目的にスタンプラリーとロゲイニングを行います。
すてきな賞品もありますので、ぜひご参加ください!

問い合わせ:がん・生活習慣病対策課 電話 017-734-9212
関連ホームページ:青い森で1日あと1,000歩キャンペーン

青い森を歩いてGET!GPSスタンプラリー
県内各地の公園などに設置したポイントを探し、スタンプをゲット!

【開催期間】
10月1日(土曜日)から11月30日(水曜日)まで
青い森を歩き回れ!ロゲイニング大会 in AOMORI CITY
先着100名50組!家族や友人、仕事仲間と参加してみませんか。
(※ロゲイニング:制限時間内にできるだけ多くのチェックポイントをまわって得点を競う野外スポーツ)

【開催日】
11月5日(日曜日)

青の煌(きら)めきあおもり国スポ・障スポの運営ボランティアを募集します!

2026年に青森県で開催する「青の煌(きら)めきあおもり国スポ(第80回国民スポーツ大会)・障スポ(第25回全国障害者スポーツ大会)」を支えてくださる運営ボランティアを募集しています。

全国から訪れる方々をおもてなしの心でお迎えし、国スポ・障スポの地元開催を一緒に盛り上げましょう!
たくさんのご応募をお待ちしています!

問い合わせ:第80回国民スポーツ大会青森県準備委員会事務局 電話 017-734-9703
関連ホームページ:青の煌(きら)めきあおもり国スポ ボランティア

【終了しました】10月は県内3市で無料労働相談会!

突然の解雇・賃金未払いなど、職場のトラブルに悩んでいませんか?
労働委員会では毎月、無料の「労働委員会委員による労働相談会」を開催し、トラブル解決のお手伝いをしています。予約者優先となりますが、予約なしの当日参加も可能です。

問い合わせ:青森県労働委員会事務局 電話 017-734-9832(予約受付中!)
関連ページ:労働相談

  • 10月2日(日曜日) 10時30分から12時30分まで 青森県労働委員会(青森市)
  • 10月4日(火曜日) 13時30分から15時30分 青森県労働委員会(青森市)
  • 10月16日(日曜日) 10時30分から12時30分まで 八戸市ユートリー
  • 10月23日(日曜日) 10時30分から12時30分 弘前市藤田記念庭園

【終了しました】「美術館堆肥化計画2022」県南地域で開催!

三八上北を舞台に、美術館活動や現代アートの魅力を紹介します。地域にかつてあった/今もある「ミュージアム(博物館・美術館)」を手がかりに、県立美術館PR展示「旅するケンビ」や、地域で制作された現代アート作品展示「耕すケンビ」を実施します。

問い合わせ:青森県立美術館 電話 017-783-3000
関連ホームページ:青森県立美術館

開催期間
10月29日(土曜日)から12月11日(日曜日)まで(予定)
会場
・三沢市歴史民俗資料館
・斗南藩記念観光村(三沢市)
・六ヶ所村立郷土館
・キリストの里公園周辺野外(新郷村)
観覧料
無料(三沢市歴史民俗資料館のみ要入館料)

連載:申吾のほっとコラム

青森と神戸、ともに発展する未来へ

令和2年3月29日に運航を開始したFDA青森-神戸線が3年目を迎えた。さまざまな危機の中、ご利用いただいたお客さまはもとより、これまで耐え抜いてくださった関係者の皆さまに心より感謝している。

この航空路線がしっかりと安定することで、本州最北という不利なロケーションにあるわれら青森県の交通利便性が格段に高まることは、誰もが賛同してくださると思う。アクセスに優れた神戸空港を拠点に、新幹線や在来線、高速バスを利用すれば、姫路や大阪だけではなく、京都や岡山、徳島など周辺エリアにまで往来を拡大することができる。

そこで、まずは観光による経済効果をいかに獲得するかが重要となる。

観光国際戦略局や企画政策部を中心に、移動制限のない時は足を運んで、そうでない時はウェブ等で主たる相手方となる神戸市をはじめ、関西各地の旅行社やメディア、MICE(社員研修旅行等)を実施する企業に対して地道な営業活動をくり返してきた。

その結果、姫路のほか、驚いたことに京都の旅行社までもが協力してくれた(JRの新快速列車で京都-(神戸)三ノ宮間が約50分なので大変便利とのこと)。

担当部局では、議会から承認いただいた予算をフル活用し、さらに攻めまくっている。悲願である観光経済の回復と成長を目指して、トップセールスも含めて、チーム力で太い関係性を構築していきたい。

かつて、チーム県庁は、FDAの多大なるご協力のもと、途絶えていた名古屋線を見事復活させ、一日一便から多い時は四便にまで大きく成長させた。このことにより、観光経済のみならず、企業の立地や増設、あるいは商流による経済効果の獲得につなげてきたことを忘れてはいない。

同様の例として、エバー航空による青森-台北線が開設され、観光誘客が激増した中で、これまでの輸出部隊に加え、商工労働部を投入したことにより「台日商務交流協進会」や「台北市進出口商業同業公会」とのMOU(経済交流覚書)締結につながり、復便の暁には、経済交流のさらなる発展が大いに期待されている。

今、庁内ベンチャーチームが先導して、神戸市経済観光局や神戸市産業振興財団との連携・交流をぐんぐん進めている。

加えて、兵庫県商工会議所連合会と青森県商工会議所連合会との交流も実行されている。

県内でもすでに40を超える事業者等とのヒアリング・打合せを実施しており、早速、神戸を訪問して商談を進める事業者も現れるなど、空路で105分の利便性はビジネスにも強い味方である。

このように、新設航空路線の成否は、いかにその効果を最大限生かせるかにある。つまりは、その路線の維持・発展(神戸線は二便化が悲願、いや必須)とそれを基盤に経済効果の最大限の獲得をいかに具体化するかにある。

チーム県庁はヤル気満々、メラメラと“燃えて”いるが、県民の皆さまによる路線のご利用が、何よりのあと押しとして重要となります。

特に、FDA青森-神戸線には、誕生月に片道6,500円+燃油サーチャージで乗れる、とてもお得な割引もあります。

県民の皆さまにおかれましては、快適な空の旅を通じて、青森と神戸がともに発展する未来の実現にご協力いただければありがたいです。


この記事についてのお問い合わせ

広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする