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更新日付:2022年10月1日
知事コラム(2022年10月)
青森と神戸、ともに発展する未来へ
令和2年3月29日に運航を開始したFDA青森-神戸線が3年目を迎えた。さまざまな危機の中、ご利用いただいたお客さまはもとより、これまで耐え抜いてくださった関係者の皆さまに心より感謝している。
この航空路線がしっかりと安定することで、本州最北という不利なロケーションにあるわれら青森県の交通利便性が格段に高まることは、誰もが賛同してくださると思う。アクセスに優れた神戸空港を拠点に、新幹線や在来線、高速バスを利用すれば、姫路や大阪だけではなく、京都や岡山、徳島など周辺エリアにまで往来を拡大することができる。
そこで、まずは観光による経済効果をいかに獲得するかが重要となる。
観光国際戦略局や企画政策部を中心に、移動制限のない時は足を運んで、そうでない時はウェブ等で主たる相手方となる神戸市をはじめ、関西各地の旅行社やメディア、MICE(社員研修旅行等)を実施する企業に対して地道な営業活動をくり返してきた。
その結果、姫路のほか、驚いたことに京都の旅行社までもが協力してくれた(JRの新快速列車で京都-(神戸)三ノ宮間が約50分なので大変便利とのこと)。
担当部局では、議会から承認いただいた予算をフル活用し、さらに攻めまくっている。悲願である観光経済の回復と成長を目指して、トップセールスも含めて、チーム力で太い関係性を構築していきたい。
かつて、チーム県庁は、FDAの多大なるご協力のもと、途絶えていた名古屋線を見事復活させ、一日一便から多い時は四便にまで大きく成長させた。このことにより、観光経済のみならず、企業の立地や増設、あるいは商流による経済効果の獲得につなげてきたことを忘れてはいない。
同様の例として、エバー航空による青森-台北線が開設され、観光誘客が激増した中で、これまでの輸出部隊に加え、商工労働部を投入したことにより「台日商務交流協進会」や「台北市進出口商業同業公会」とのMOU(経済交流覚書)締結につながり、復便の暁には、経済交流のさらなる発展が大いに期待されている。
今、庁内ベンチャーチームが先導して、神戸市経済観光局や神戸市産業振興財団との連携・交流をぐんぐん進めている。
加えて、兵庫県商工会議所連合会と青森県商工会議所連合会との交流も実行されている。
県内でもすでに40を超える事業者等とのヒアリング・打合せを実施しており、早速、神戸を訪問して商談を進める事業者も現れるなど、空路で105分の利便性はビジネスにも強い味方である。
このように、新設航空路線の成否は、いかにその効果を最大限生かせるかにある。つまりは、その路線の維持・発展(神戸線は二便化が悲願、いや必須)とそれを基盤に経済効果の最大限の獲得をいかに具体化するかにある。
チーム県庁はヤル気満々、メラメラと“燃えて”いるが、県民の皆さまによる路線のご利用が、何よりのあと押しとして重要となります。
特に、FDA青森-神戸線には、誕生月に片道6,500円+燃油サーチャージで乗れる、とてもお得な割引もあります。
県民の皆さまにおかれましては、快適な空の旅を通じて、青森と神戸がともに発展する未来の実現にご協力いただければありがたいです。
この航空路線がしっかりと安定することで、本州最北という不利なロケーションにあるわれら青森県の交通利便性が格段に高まることは、誰もが賛同してくださると思う。アクセスに優れた神戸空港を拠点に、新幹線や在来線、高速バスを利用すれば、姫路や大阪だけではなく、京都や岡山、徳島など周辺エリアにまで往来を拡大することができる。
そこで、まずは観光による経済効果をいかに獲得するかが重要となる。
観光国際戦略局や企画政策部を中心に、移動制限のない時は足を運んで、そうでない時はウェブ等で主たる相手方となる神戸市をはじめ、関西各地の旅行社やメディア、MICE(社員研修旅行等)を実施する企業に対して地道な営業活動をくり返してきた。
その結果、姫路のほか、驚いたことに京都の旅行社までもが協力してくれた(JRの新快速列車で京都-(神戸)三ノ宮間が約50分なので大変便利とのこと)。
担当部局では、議会から承認いただいた予算をフル活用し、さらに攻めまくっている。悲願である観光経済の回復と成長を目指して、トップセールスも含めて、チーム力で太い関係性を構築していきたい。
かつて、チーム県庁は、FDAの多大なるご協力のもと、途絶えていた名古屋線を見事復活させ、一日一便から多い時は四便にまで大きく成長させた。このことにより、観光経済のみならず、企業の立地や増設、あるいは商流による経済効果の獲得につなげてきたことを忘れてはいない。
同様の例として、エバー航空による青森-台北線が開設され、観光誘客が激増した中で、これまでの輸出部隊に加え、商工労働部を投入したことにより「台日商務交流協進会」や「台北市進出口商業同業公会」とのMOU(経済交流覚書)締結につながり、復便の暁には、経済交流のさらなる発展が大いに期待されている。
今、庁内ベンチャーチームが先導して、神戸市経済観光局や神戸市産業振興財団との連携・交流をぐんぐん進めている。
加えて、兵庫県商工会議所連合会と青森県商工会議所連合会との交流も実行されている。
県内でもすでに40を超える事業者等とのヒアリング・打合せを実施しており、早速、神戸を訪問して商談を進める事業者も現れるなど、空路で105分の利便性はビジネスにも強い味方である。
このように、新設航空路線の成否は、いかにその効果を最大限生かせるかにある。つまりは、その路線の維持・発展(神戸線は二便化が悲願、いや必須)とそれを基盤に経済効果の最大限の獲得をいかに具体化するかにある。
チーム県庁はヤル気満々、メラメラと“燃えて”いるが、県民の皆さまによる路線のご利用が、何よりのあと押しとして重要となります。
特に、FDA青森-神戸線には、誕生月に片道6,500円+燃油サーチャージで乗れる、とてもお得な割引もあります。
県民の皆さまにおかれましては、快適な空の旅を通じて、青森と神戸がともに発展する未来の実現にご協力いただければありがたいです。
(県民だより あおもり - 2022年10月号)