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更新日付:2020年10月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2020年10月号(第183号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2020年10月号(第183号)
令和2年10月1日発行

テーマ
地元でとことん秋満喫。
おいしくて楽しいあおもりの魅力再発見!

表紙の人
畜産農家 千葉 晋さん

目次

1 特集
(1) 地元で買って、おいしく食べて、いまこそ、あおもりを元気に!
(2) 身近なところにいいもの見つけた! ~おとくなパスを使って鉄道で県内秋旅へ!

2 連載 CAFE AOMORI
畜産農家 千葉 晋さん

3 連載 いただきます。あおもりメシ
「さつまいも」レシピ

4 連載 県職員最前線リポート
障害者の意思疎通手段と手話への理解を!
障害福祉課 長尾 和歌子(ながお わかこ)

5 ミニ特集
経営者の皆さま、後継者は決まっていますか? ~10月は事業承継推進強化月間です!!~

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連載 申吾のほっとコラム
まだまだあります、山彦・海彦、旨いもの

特集(1):地元で買って、おいしく食べて、いまこそ、あおもりを元気に!

おうち時間が増えた今こそ、地元が誇る美味を再発見。
自分へのご褒美はもちろん、県外の人への贈り物にもオススメです。

関連ホームページ:青森のうまいものたち

青森の県産品たち

5年連続特A評価! 青天の霹靂

旨さに力強さ。全国区のブランドに成長。

【生産者】
米農家 横山 英樹さん(藤崎町)


「青天の霹靂」は、キレと粘りが絶妙で、炊きたてはもちろんのこと、時間が経ってもおいしさが持続します。
私はたまごかけご飯が好きで、それだけでお腹も心も満たされます。

デビューから6年目。青森県初の特A米として注目され、ネーミングのインパクトも相まって、順調に認知度を上げてきました。
その影には、いいものを多くの人に発信したいという思いから、県民の皆さんが県外の親戚や知人などにPRしてくれたことも大きいと思っています。

食味を落とさないためには、天候や生育状況に合わせた適期管理が何より重要です。生産者としてはプレッシャーもありますが、県民の「あおもり愛」に支えられながら、あおもり米をけん引するお米としてこれからも大事に育てていきたいと考えています。
今年は天候にも恵まれ、これまでにない出来を確信しています。今年の新米に期待してください。

青森県が誇る地鶏 青森シャモロック

味よし、ダシよし、歯ごたえよし!

【生産者】
株式会社グローバルフィールド
代表取締役 保坂 梨恵さん(五戸町)


一般的なブロイラーの約2倍の時間をかけてじっくりと育てる地鶏 「青森シャモロック」は、低脂肪・高タンパク。肉質のきめ細やかさと繊細な食感が特徴で、名古屋コーチンや比内地鶏といった有名ブランド地鶏にも引けを取らないと、市場からは高い評価を受けています。
ストレスを与えないよう平飼いで、出荷の二週間前からは飼料にガーリック粉末を混ぜ、高品質に仕上げています。

もも肉の皮目をパリッと焼いて、シンプルにお塩で食べるのがオススメです。濃厚なダシが出るのも魅力なので、冬はお鍋が最高ですよ。

これまでは、主に全国の飲食店との取引でしたが、県民の皆さんにもお求めいただけるセット商品なども開発しました。また、味わい深い卵を使ったプリンやタルトといったスイーツも好評をいただいています。
今後も、新商品をどんどん開発していく予定です。

青森生まれ!青森育ち! 青い森紅(くれない)サーモン

2020年秋デビュー 純淡水でゆっくり育まれた 新・ご当地サーモン!

【生産者】
青森県養鱒協会 木村 建さん(新郷村)


15年ほど前から青森県産業技術センター内水面研究所が開発を進めてきた「青い森紅サーモン」は、淡水養殖に適している青森系ニジマスと、大型のドナルドソントラウトのハイブリット魚です。

体高があるので食べられる部分の割合が多く、オレンジの色味が強いことが一番の特徴。
脂乗りは上品で、あっさりながら深みを感じる味わいです。締めた直後はコリコリ感、時間が経つにつれてしっとりした食感を堪能できます。
寄生虫などの心配がないので、お刺身など、生のままでも安心してお召し上がりいただけます。

この魚種は、3キログラムに育つまでにおよそ4年の月日を要します。
ゆっくり成長するから、身がしっかりしており、また、餌に加えている県産りんごと県産にんにくが、丈夫で上質な魚づくりにつながっています。

今秋にいよいよ市場デビューを迎えますが、まだ生産量が少なく、今年は5トン程度の見込みです。現在は県内の4業者で生産しており、ここから生産者が増えることも期待され、通年で安定して出荷できるようになればと考えています。
新たな青森の特産品として、既存のご当地サーモンと肩を並べられる日が楽しみです。

食物繊維が豊富で低カロリー! 青森きくらげ

2020年7月デビュー 圧倒的な存在感の生きくらげ。

【生産者】
りんごの里ひらかわファーム
理事長 桑田 昭彦さん(五所川原市)


研究と試験を重ねて今年デビューを迎えた「青森きくらげ」は、アラゲキクラゲの新品種で、冷涼な青森の夏でも効率良く栽培できるよう開発されました。

現在、市場に出回っている多くが中国産の乾燥きくらげで、色は濃い黒色。
対する「青森きくらげ」は、見ためが美しい赤茶色で、プリプリの弾力とコリコリの食感が特徴です。ボリュームがあるのも持ち味の一つで、5センチ以上の大きさであることが出荷の目安になっています。

冷蔵で一週間以上は日持ちしますが、冷凍も可能です。流水で時間をかけて解凍すれば、味に遜色はありません。
スープに加えたり、天ぷらにしたり、一度さっと湯通ししてから和え物やサラダに入れるなど、どんな調理方法でもおいしく召し上がれます。
食物繊維が豊富でカロリーが低いので、現代人にオススメの食材と言えます。

当ファームの生産農場は、私の母校でもある廃校舎です。かつての教室を活用し、温度と湿度を適度に保ちながら、栽培を行っています。
まだまだ珍しい生のきくらげを、まずは青森の皆さんに知ってもらい、食べてもらえれば。そしてゆくゆくは青森から全国デビューを目指したいと考えています。

県産りんご100パーセント! シードル

おいしさの秘訣は なんといっても素材の質。

【生産者】
タムラファーム株式会社
取締役営業部長 田村 昌丈さん(弘前市)


「すべての物語はおいしいりんご作りから」がモットーの弊社では、サンふじを主体に12種類のりんごを栽培しており、それぞれの特色を生かしたシードルを製造しています。

有数のりんご産地である弘前にシードルを根付かせようと、仲間とともに勉強を始めたのが7年ほど前。世界中のシードルを試飲し、現地視察にも足を運びました。
とにかく味にこだわり、作り上げた約20種類のシードルは、国内外から高評価をいただいております。

おいしさの秘訣は、何といっても素材がいいこと。高品質のりんごを使用し、酸味があって、すっきりとした味わいに仕上げています。
どんな料理にもマッチしますが、特に海鮮料理との相性が抜群です。実は、カレーライスにもよく合います。

また、甘酸っぱい紅玉のおいしさを引き出したアップルパイも人気です。りんご本来の味わいをそのままに、ジューシーさとサクサクのパイが自慢の一品です。

昨今は、食品安全や労働環境、環境保全に配慮した生産活動や、衛生管理システムにおける国際認証も取得し、安心・安全なものづくりにも力を入れています。
これからも丹精込めたりんごを武器に、常にチャレンジを続けていきたいと考えています。

「おうち時間」で「料理」を楽しむ。

「だし活」に「だす活」をプラスしよう!

青森の恵みを素材にした「だし」のうま味を活かし、おいしく減塩ができる「だし活」。これからはさらに一歩進んで、だしで旬の野菜を食べようという「だす活」をプラス!
カリウムを含んだ野菜にはカラダの余分な塩分を外に排出する力があり、だしで旬の野菜を調理し食べることで、体に入れる塩は少なくでき、その上、体からは余分な塩分を出すことができます。

  • だし活…食塩摂取量の目標は1日8グラム未満!(青森県民は2.5グラムオーバー)
  • だす活…野菜摂取量の目標は1日350グラム!(青森県民はあと50グラム必要)

問い合わせ:総合販売戦略課 電話 017-734-9572
関連ホームページ:青森のうまいものたち「だし活しよう!」

動画で楽しく「だし活」を紹介中!
青森県総合販売戦略課 青森のうまいものたちYouTubeチャンネル

クックパッド「あおもりの肴キッチン」 ~公開レシピ600品目以上!~

おなじみの人気レシピサイト「クックパッド」。
その中の「あおもりの肴キッチン」では、県水産振興課の担当職員が、自宅で作った魚料理を掲載しています。

青森で取れる魚介類のさばき方や、簡単な魚料理をご紹介。その数はなんと600レシピ以上!
中には「アンコウの捌き方」なんて、青森ならではのレシピもあります。「魚」のことならここをチェック!

クックパッド「あおもりの肴キッチン」

  • 海峡サーモンのなめろう
  • シメサメ(サメの酢締め)
  • 海峡サーモンの刺身 など

問い合わせ:水産振興課 電話 017-734-9592

特集(2) :身近なところにいいもの見つけた! ~おとくなパスを使って鉄道で県内秋旅へ!~

今年の秋はローカル線で、のんびりと地元の魅力を満喫してみませんか。

特集(2)に関する問い合わせ:観光企画課 電話 017-734-9389
関連ホームページ:
青森県観光情報サイト「Amazing AOMORI」
ブログ「まるごと青森」

弘南鉄道で行く 古津軽(こつがる)プチトリップ

歴史とともに津軽を走る弘南鉄道で、古き良きを感じる秋の日帰り旅へ。

弘南鉄道企画乗車券「わのパス」 ~おとくなパスで津軽旅!~

弘南鉄道弘南線(弘前から黒石の間)1日乗車券に「盛美園の入場券」と「鳴海醸造店でお猪口1個プレゼント(大人のみ)」の特典がついたおとくなきっぷです。

  • 発売・利用期間
    …2021年3月31日(水曜日)まで
  • 発売額
    大人1,100円、小人500円
  • 発売箇所
    弘南鉄道弘南線(弘前・弘前東高前・平賀・津軽尾上・黒石)

※「わのパス」の詳細は弘南鉄道株式会社のホームページなどでご確認ください。

問い合わせ:弘南鉄道株式会社 業務部営業課 電話 0172-44-3136
関連ホームページ:弘南鉄道株式会社ホームページ

中野もみじ山(黒石市) 滝と渓流が織りなす風光明媚な世界

県下有数の紅葉の名所として知られる中野もみじ山。
樹齢100年を超える130本ものもみじが滝と渓流のある風景によく映え、燃えるように鮮やかな世界を作り出します。
林の中には津軽三不動尊の一つでもある「中野神社」や「不動館城跡」があります。
紅葉期間中の夜間ライトアップも人気。

  • ところ
    黒石市大字南中野不動舘27
  • 交通アクセス
    弘南鉄道弘南線「黒石駅」からバスで約25分
  • 問い合わせ:黒石市観光課 電話 0172-52-2111
盛美園(平川市) 洗練された明治時代の三名園

明治35年から9年かけて作庭された大石武学流の庭園。和洋折衷の趣あふれる盛美館も見学できます。
※「わのパス」特典:入場券付き

  • ところ
    平川市猿賀石林1
  • 営業時間
    9時~16時30分(10月から11月中旬まで)
    ※夏季・冬季は時間変更有り
    ※12月29日から1月3日までは休園
  • 交通アクセス
    弘南鉄道弘南線「津軽尾上駅」から徒歩約10分
  • 問い合わせ
    電話 0172-57-2020
中町こみせ通り(黒石市) 歩くだけでタイムスリップ気分!

国の重要文化財に指定されている高橋家住宅や、200年以上の歴史がある造り酒屋の鳴海醸造店、蔵などが並ぶ風情ある通り。

※わのパス特典:鳴海醸造店でお猪口1個プレゼント

  • ところ
    黒石市大字中町
  • 交通アクセス
    弘南鉄道弘南線「黒石駅」から徒歩約10分
  • 問い合わせ
    黒石市観光課 電話 0172-52-2111

青い森鉄道で行く 三沢エリアプチトリップ

青森から目時の間をつなぐ「わ」の鉄道に乗って、今しかできないとっておきの体験を。

青い森鉄道 「青い森ワンデーパス」 ~青森・八戸・目時間が1日乗り放題!~

土休日とゴールデンウィーク・夏休み・年末年始は、青い森鉄道線の普通・快速列車の普通車自由席が1日乗り降り自由!おトクで便利なフリーパスです。パスを提示すると各施設で特典も!

  • 発売期間
    通年
  • 利用期間
    土休日と特定期間(年末年始12月23日から1月7日まで)
  • 発売額
    大人2,100円、高校生・中学生1,530円(要・学生証携帯)、小児1,050円
  • 発売箇所
    自動券売機(当日から有効開始となるきっぷのみ発売)、有人駅窓口

※「青い森ワンデーパス」の詳細は青い森鉄道株式会社のホームページなどでご確認ください。

問い合わせ:青い森鉄道株式会社 電話 017-752-0330
関連ホームページ:青い森鉄道ホームページ

カワヨグリーン牧場(おいらせ町) 大自然の中で思いっきり遊ぼう

パークゴルフや動物とのふれあい、キャンプなど四季折々の体験ができる牧場。家族みんなで楽しめます。
※パス特典:パターゴルフレンタル100円引き

  • ところ
    上北郡おいらせ町向山5の3331
  • 営業時間
    9時から16時30分まで(※冬期間の営業時間は要確認)
    レストランは月曜、第1・第3火曜日定休(※冬期間の営業は要問い合わせ)
  • 交通アクセス
    青い森鉄道「向山駅」から徒歩約10分
  • 問い合わせ
    電話 0178-56-4111
青森県立三沢航空科学館(三沢市) 日本の航空史や科学を楽しく学べる

子どもたちが楽しみながら航空の歴史や科学を学ぶことができる航空ミュージアム。
「航空ゾーン」と「科学ゾーン」の2つのゾーンで構成され、ミス・ビードル号やYS-11など、青森県にゆかりのある航空機を数多く展示。サイエンスショーやワークショップでは、科学の面白さを体験できます。
※パス特典:入館料割引き

  • ところ
    三沢市大字三沢北山158
  • 営業時間
    9時から17時(最終入館は16時30分まで)
    月曜定休(※月曜日が祝日の場合はその翌日が休館)
  • 交通アクセス
    青い森鉄道「三沢駅」から車で約15分
  • 問い合わせ
    電話 0176-50-7777

連載:CAFE AOMORI(第3回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

今回の「未来に継ぎたい」 ▶ 地域農業への愛 を継ぎたい!

畜産農家
千葉 晋(ちば すすむ)さん

【プロフィール】
むつ市で生まれ育ち、大学卒業後、県外の製薬会社に就職。2012年にUターンし、家業である肉用牛繁殖経営の道へ。
現在は、黒毛和種繁殖牛60頭を飼養。母牛への種付けから子牛の出荷までを手掛ける美付ファームの代表を務めている。

就農のきっかけを教えてください。
(千葉)畜産農家に生まれ育った私は、家業を継ぐ気は全くなく、スーツを着て働く仕事に憧れていました。それをカッコいいと思っていたんです。希望通り一般企業に就職して、福島県で勤務していた時に東日本大震災が起きました。その時にそこに住む人たちの折れない心や、地元愛を目の当たりにしたことから、自分が地元のためにできることを考え始めました。たどり着いた答えが、家業を継ぐことだったんです。
この仕事の魅力は?
(千葉)命の始まりを担当する仕事なので、大きな責任も伴います。いかに牛のストレスをなくしてあげられるかが肝。牛は手を掛ければ掛けるほど、それに応えてくれるので、そこが魅力の一つです。
始めた頃は飼育環境が整っておらず、病気が頻発したり、経験不足から母牛の体調を整えてあげることができなかったり。牛舎に行くのが憂鬱な時期もありました。楽しく仕事をするためには、まずは病気をなくすこと。そのために、先輩農家さんから指導を受けたり、ネットで調べたりなどして必死に勉強しました。牛が順調に育ってくれるだけでも楽しいんですよ。おかげで今は、つらいと思うことがなくなりました。
自身が考える「役割」とは?
(千葉)これまで続いてきた地域農業の歴史を閉ざさないことが自分の役割であり、地元への貢献だと考えています。後継者不足を解消するためにも、まずは農業を知ってもらう機会を増やし、地域全体で事業に取り組む体制づくりを働きかけていくつもりです。

連載:いただきます。あおもりメシ(第3回)

青森の家庭料理レシピをご紹介!

今回の食材:さつまいも
食材メモ:旬の時期 10月から1月ごろ

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な青森の郷土料理と家庭料理を中心に提供。

甘さ控えめ!具だくさんねりこみ

とろっとした餡が優しい野菜たっぷり郷土料理

基本データ
・カロリー:750キロカロリー
・塩分:5.5グラム
・調理時間:約40分
材料(4人分)
・さつまいも…中2本
・にんじん…中1本
・干ししいたけ…30グラム ※戻しておく
・こんにゃく…2分の1枚
・油揚げ…2枚
・だし汁…1,000ミリリットル ※干ししいたけの戻し汁も入れる
・しょうゆ…大さじ3
・砂糖…大さじ1.5
・みりん…大さじ1
・塩…小さじ2分の1
・水溶き片栗粉(片栗粉…大さじ3 、水…45ミリリットル)
作り方
1…だし汁に、小さめに乱切りしたにんじん、干ししいたけを入れて煮る。

2…にんじんが煮えたら、調味料で味をととのえ、大きめに乱切りしたさつまいも、そぎ切りにしたこんにゃく、油揚げを入れ、さつまいもが柔らかくなるまで煮る。

3…水溶き片栗粉でとろみをつけたら出来上がり。

おやつねりこみ

甘じょっぱい金時豆がアクセント

基本データ
・カロリー:830キロカロリー
・塩分:4.5グラム
・調理時間:約15分
材料(4人分)
・さつまいも…中2本
・金時豆(市販の煮豆)…適量
・だし汁…500ミリリットル
・薄口しょうゆ…大さじ1
・砂糖…大さじ2
・みりん…大さじ1
・水溶き片栗粉(片栗粉…大さじ2、水…30ミリリットル)
作り方
1…大きめに乱切りしたさつまいもをだし汁で煮て、火が通ったら調味料で味をととのえる。

2…水溶き片栗粉でとろみをつけ、金時豆を飾れば出来上がり。

連載:県職員最前線リポート ~障害者の意思疎通手段と手話への理解を!~

【今回の県職員】
障害福祉課 長尾 和歌子(ながお わかこ)

障害者の意思疎通支援に関する業務を担当しています。
手話のほか、さまざまな意思疎通手段について勉強中です。

障害者の意思疎通手段の利用の促進に関する条例と手話言語条例

平成23年8月に改正された「障害者基本法」では、手話が言語として位置付けられ、全ての障害者が可能な限り、言語やその他の意思疎通のための手段の選択の機会が確保されることが規定されています。

本県においては、令和2年3月に「青森県障害者の意思疎通手段の利用の促進に関する条例」、令和2年7月に「青森県手話言語条例」を制定しました。
誰もが安心して暮らすことができる共生社会の実現を目指し、次の2つの取り組みを進めていきます。

取組1 障害の特性に応じた意思疎通手段を!

障害者の意思疎通手段には、言語、点字、音訳、代筆、筆談、指文字、要約筆記、字幕、触覚を使った意思疎通、代読、実物及び絵図の提示、身振り、手振り、表情、コミュニケーションボード、意思伝達装置などがあります。
多様な意思疎通手段についての県民の理解の促進や障害者が意思疎通手段を利用しやすい環境の整備に取り組んでいきます。

取組2 手話は音声言語とは異なる独自の体系を有する言語です

手話は、ろう者(聴覚障害者のうち、手話を使用して日常生活や社会生活を営む者)が使用している言語で、手指の動き、表情等により思想、感情等を表現し、音声言語とは異なる独自の体系を有しています。
手話についての理解とその習得の促進を図り、ろう者が手話を使用しやすい環境の整備に取り組んでいきます。

手話を覚えてみませんか
  • ありがとう…右手を左手甲に軽く当て、拝むようにする。
  • おつかれさま…左腕を右こぶしで軽くたたく。
記事に関する問い合わせ:障害福祉課  017-734-9309
関連ページ:
青森県障害者の意思疎通手段の利用の促進に関する条例
青森県手話言語条例

経営者の皆さま、後継者は決まっていますか? ~10月は事業承継推進強化月間です!!~

経営者の高齢化が進む中、県内中小企業の多くは後継者が決まっていません。
一方で、事業の引継ぎには5年から10年かかるとされており、後継者がいないため廃業を余儀なくされるケースもあります。

こうした中、県では、事業承継支援体制の充実を図るため、(公財)21あおもり産業総合支援センターと連携し、商工団体や金融機関等で構成する「青森県事業承継ネットワーク」を設立し、中小企業の事業承継診断、専門家派遣、経営者保証解除等各種支援を行っています。
また、同センターでは、後継者がいない会社やお店の譲渡や引き受けを希望される方の相談窓口として「青森県事業引継ぎ支援センター」を設置するとともに、昨年度末からは、同引継ぎ支援センターにおいて創業希望者と後継者不在企業のマッチングを行う「後継者人材バンク」の取り組みも開始しました。

経営者や創業希望者の皆さまからのご相談をお待ちしています。
会社や従業員、そして地域の未来のため、うまくバトンをつなぐ準備を今から始めましょう!

青森県事業承継ネットワーク事務局
問い合わせ:電話 017-732-3530(21あおもり産業総合支援センター内)
関連ホームページ:事業承継・引継ぎ支援センター

【終了しました】オールあおもり進学相談フェアを開催します

青森県内の大学・専修学校等が一堂に会します。いろいろな学校から直接気になる話を聞いてみませんか。

問い合わせ:総務学事課 電話 017-734-9869

対象
高校生および保護者の方
会場
・青森会場…10月27日(火曜日) はまなす会館
・むつ会場…10月29日(木曜日) むつ来さまい館
・弘前会場…11月5日(木曜日) 青森県武道館
・八戸会場…11月10日(火曜日) きざん八戸
開催時間
14時から18時まで(むつ会場のみ13時30分から17時30分まで)

ストップ児童虐待

全ての子どもは、健やかに成長・発達し、自立する権利が保障されており、子どもへの体罰は法律で禁止されています。
体罰等が繰り返されると、子どもの心身の成長・発達にさまざまな悪影響が生じる可能性があります。
体罰等はよくないとわかっていても難しいと感じたとき、子育てに困ったとき、虐待かも?と思ったときなどは市町村子育て相談窓口または児童相談所にご相談ください。

問い合わせ:こどもみらい課 電話 017-734-9301
関連ページ:のびのびすくすくホームページ

連載:申吾のほっとコラム

まだまだあります、山彦・海彦、旨いもの

今回は、県全域では案外知られていない特産品を2つご紹介したい。

山彦は、高級で希少なフランス生まれの洋梨『ゼネラル・レクラーク』。南部町で日本初の本格的な生産が開始されたのが1989年(平成元)年。その後、生産・販売の両面で工夫と苦労を積み重ね、平成30年産は県全体で33ヘクタール生産され、約500トンが出荷されている。

現地の畑で驚くのは、木が扇形で、枝が鉄パイプにしっかり固定されていること。美味しさの秘訣となる太陽の光をいっぱい当てつつ、秋の収穫時期と重なる台風にも備えるためなのだという。

味の特徴は、何よりも高貴な香りと滑らかな食感、やや強い酸味と甘味の絶妙なバランスにあり、「もっともっと食べたい」と虜になってしまうこと間違いなし。心を込めて丁寧に育てられた『ゼネラル・レクラーク』は、10月から店頭に出ますので、ぜひ、ご賞味ください。

海彦は、小川原湖から。湖の「妖精」と讃えられる、透明で清楚な『シラウオ(白魚)』。県内の風物詩、蟹田川などのシロウオ(素魚。スズキ目ハゼ科の魚)とは異なる、サケ目シラウオ科の魚で、小川原湖のような汽水域に生息。八甲田山系の自然豊かなブナの森から絶え間なく注ぐミネラル豊富な水で育まれ、実は日本一の生産量を誇る小川原湖の『シラウオ』。卵とじ、天ぷらのほか、地元では“踊り食い”など、どんな料理でも相性抜群、甘みとほろ苦さがたまりません。4~6月の春漁、9月からの秋漁のほか、厳冬期には珍しい氷下曳き(しがびき)漁が行われます。お店で湖の妖精『シラウオ』に出会ったら、ぜひ、舌鼓を!


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電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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