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更新日付:2023年10月6日 産業イノベーション推進課

【開催レポート】「台湾の強みを活用した新ビジネス創出 令和5年度第1回セミナー」

青森県内企業の皆さん!台湾の強みを活用して、新商品開発に挑戦しませんか?

 コロナ禍を経た新たな時代、日本でも人気がある台湾の魅力的な素材(果実など)を生かした新商品開発に挑戦してみませんか?

 県では、自社の魅力を生かしながら、 台湾のテイストをうまく活用した新商品開発・人気商品作りのヒント についてお伝えするセミナーを開催しました。
☆ 9月25日に開催されたセミナーのレポートはこちらをクリック → 開催レポート
今後の開催について

 次回、第2回セミナーは11月下旬の開催を予定しています。県庁HPで告知しますので、関心のある方は是非御参加ください。

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    チラシ(クリックするとダウンロードできます)
こんな方にオススメ!

□ 自社の技術を生かして新たな果実酒をつくりたい!
□ 今までと違ったテイストの新商品を開発してみたい!
□ 支援している事業者の方に新たな展開を提案したい!

★特に飲料メーカー、支援機関の方は注目!

開催日時

令和5年9月25日(月)13時30分~15時30分

開催場所

新町キューブ 3階 会議室 (青森市新町2-6-24)

対象・定員

【対象】
県内企業、支援機関など

【定員】
会場参加:30名、オンライン参加:30名

開催内容

トークセッション 13:30~14:30

トークテーマ:「台湾×新時代トレンド」でヒット商品を!
コロナ禍を経た新たな時代におけるビジネスチャンス、国内飲料・アルコール市場のトレンドなど、国内外で商品開発、販売支援を行うスペシャリスト2人によるトークセッションを実施します。
★ビジネストレンドを押さえた商品づくりについて、ヒントとなるようなお話が聴けるチャンスです!

スピーカー・モデレーター
金井 毅氏

萬商相談 代表 金井 毅(かない たけし)氏
1983年 電通入社。メディア業務、営業部門、販促部門を経て、事業開発などに携わる。
2021年3月電通退社後、「萬商相談」を立ち上げ、様々な企業や自治体などのビジネス推進のサポートを開始。同時にニューホライズンコレクティブに参加、「売れる仕組み創造室」を立ち上げる。

主な活動歴

・高知県地産外商アドバイザー
・宮城県水産加工品品評会審査委員
・東北復興水産加工品商品支援支援事業総合プロデューサー
・関東経産局地域支援プログラムディレクター
・日本スーパーマーケット協会「次世代販促」プロジェクト委員
・県立静岡文化芸術大学「マスメディア論」講師
・国立大学法人信州大学「経営工学」講師
・常葉大学造形学部講師
その他、地方自治体・地銀・企業要請による講演多数

実績例

新型コロナウイルスの感染拡大により中止となった東北6県のお祭りを応援し復活を祈念すべく特別に醸造された「祭エール-Matsuri Ale-」の企画・開発

スピーカー
二見 弘美氏

PRWin 代表 二見 弘美(ふたみ ひろみ)氏
東京都出身。大学卒業後靴の貿易会社に勤務する傍ら台湾師範大学で中国語を学ぶ。1994年より中国全土に出張し日中貿易に従事 2004年から上海に移住後起業。日本向け輸出商品の品質管理、納期管理に従事する日系メーカー企業コンサル業なども行う。2018年以降は上海に住む日本人のための野外BBQ事業及び引っ越しサポート事業にも取り組む。

事業説明 14:30~14:45

県から事業の概要について説明を行います。

情報交換・個別相談会 15:00~15:30

普段なかなか聴くことのできない商品開発・販売のスペシャリストの方から、関心の高いトピックについてより掘り下げて聴く機会です!また、同じ関心を持った方々からの相談から、勉強になることがあるかもしれません。ぜひ御参加ください。

開催レポート

 当日は、萬商相談(よろずあきないそうだん)代表の金井毅氏と、PRWin代表の二見弘美氏に加え、ニューホライズンコレクティブの大山慶太氏もゲストに迎えて、コロナを経た新たな時代にものづくりにチャレンジする企業や支援機関の方々に向けて、現在の飲料のトレンドを中心に、県で経済交流を行っている台湾にヒントを得たものづくりについてお話しいただきました。

台湾の強みを活用した新ビジネス創出 第1回セミナーのようす01
(写真左から)大山氏、金井氏、二見氏

~主なコメント~

  • 台湾はそんなに大きな国ではないが、そこからアジアのマーケットに向けて発信していくと考えると、ゲートウェイになるとても重要な存在。また、台湾人は日本人が大好きで日本のものも人気があり、特に青森のりんごは本当に大人気。
  • 台湾のここ10数年の動きを見ていると、女性が買ってくれるものが人気になりやすい。これについては、日本と同様の傾向。
  • スイーツは台湾が先行していて、日本の外食産業は台湾に注目していることが実は多い。また、台湾に持って行って流行ったものが日本に返ってくるブーメラン効果がある。
  • 最近の若い人達はビールより缶チューハイなどのReady to Drink(RTD)を好む傾向がある。これは、日本だけでなく、台湾でも見られる傾向で、お酒を飲まない人も多い。ただ、コロナで自宅での時間が増えたことなどから、いいお酒・自分で気に入ったお酒を嗜む層も増えている。
  • 一方で、ハードリカーに特化するのも手。RTDの缶チューハイでもストロングが売れている。中途半端ではないほうがいい。
  • 商品ができると、東京を意識されがちだが、地域性は価値がある。地方らしさを大事にしてほしい。
  • 強みと弱みの分析をきちんとしてみて欲しい。例えば「生産量が少ない」という弱みも「希少性」という強みに逆転させることが出来るように、弱みが弱みにならない場合もある。
台湾の強みを活用した新ビジネス創出 第1回セミナーのようす02
主に飲料を例に、台湾と国内のトレンドと、そこから見えてくるヒット商品のヒントについてお話しいただきました
今後の開催について

 次回、第2回セミナーは11月下旬の開催を予定しています。県庁HPで告知しますので、関心のある方は是非御参加ください。

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この記事についてのお問い合わせ

経済産業部 産業イノベーション推進課 技術振興グループ
電話:017-734-9379  FAX:017-734-8115

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