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更新日付:2026年3月2日 DX推進課

デジタルスキルで叶える“わたしらしい働き方”

▶コラム「ハロー!あおもりDX」です。
窓の外は、厳しい冬景色…。でも、自宅にいながらPCを開いて、県内外のクライアントや仲間とつながる。そんな世界線が青森にもあるんです。
これは、かつてキャリアを諦めかけたワーキングマザーが、時間や場所に縛られない自分らしい生き方を手に入れたお話
県が主催する女性向けデジタル人財育成講座をきっかけに、未経験からデジタルスキルを身につけ、リモートワークを実現した株式会社リモットさんの蒔苗裕美さんと、同じような境遇の女性の挑戦を後押しする県職員の舘山 総括主幹。それぞれの視点から「わたしらしい働き方」に迫ります。

▶さらに動画バージョンも公開!
フルリモートで働く蒔苗さんの一日のスケジュールや、女性デジタル人財育成講座の内容など、蒔苗さんと、舘山 総括主幹にインタビュー!
『デジタルスキルで叶える“わたしらしい働き方”』

【動画概要】
・「稼ぐスキルを身につけたい!」そんな女性を青森県がサポート!
・未経験からフルリモートでのキャリアを実現した女性の、リアルな体験談をお届け。
・子育て・学び・キャリア、ぜんぶ自分のために捕りにいくー!「青森県はDXでもっとおもしろくなる…!」

インタビュイー紹介

取材へのご協力ありがとうございます!
  • 蒔苗さん
    株式会社リモットさん
    蒔苗 裕美 さん
  • 舘山総括主幹
    青森県こども家庭部 県民活躍推進課
    舘山 朋枝 総括主幹

キャリアの壁を越え、私がリモートワークを選んだ理由

授業風景
――蒔苗さんの現在の働き方について教えてください。

(蒔苗さん)「株式会社リモットさん」というフルリモートの会社に所属し、オンライン秘書や事務代行として働いています。 自宅にいながら、全国の企業様の顧客サポートやブログ更新、SNS運用など を行っています。

仕事は基本的に平日。こどもたちを学校に送り出し、家事をした後に業務開始です。午前中はメールのチェックから始め、納期が近いものから優先して作業を行います。昼食の後は打ち合わせや作業の続きをして、夕方に業務終了。その後はプライベートの時間で、こどもたちの習い事の送迎や家事をしています。

――なぜ、このような働き方を選ばれたのですか?

(蒔苗さん)私はもともと幼稚園の教諭でした。結婚・出産を機にパートタイムに切り替え、その後は度々夫の転勤で、引っ越しや働き方の見直しを迫られることに…。パートタイム等でキャリアを繋いできましたが、やはり経済的なことや時代の変化についていけなくなる不安 が。それに今後のライフステージを考えると、仕事に集中できるタイミングって意外と少ないということに気が付いて…「やっぱり働きたい!」と心機一転。
そこで、次のキャリアについて考えていたところに、県主催の女性デジタル人財育成講座の広告が目に留まり、「学んでみよう!」と飛び込む決意をしました

女性の選択肢を広げる支援

――蒔苗さんのように「自分のキャリアを諦める」という悩みは、県内でも多いのでしょうか?

(舘山総括主幹) 令和2年に県が行った県民意識調査では、多くの県民が「夫婦で家事を分担したい」と願いながらも、実際には今なお家事・育児の多くを女性が担っている実態が浮き彫りとなりました。
青森県「令和2年度青森県男女共同参画に関する意識調査」

この理想と現実のギャップを解消し、性別によらず一人ひとりがそれぞれの個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するためには、性別役割分担意識の解消だけでなく、女性自身の選択肢を広げる「女性の経済的自立」を促す必要があります。

そこで県では、蒔苗さんのように子育て中の方など、女性が場所や時間を選ばずに収入を得て、自分らしく生きられるように、前述の講座に加え、「稼げる力を身につけたい女性のためのデジタルマーケティングセミナー」を令和5年度からスタートしました。

気になる講座内容

蒔苗さん
――実際に講座を受講して学んだスキルについて教えてください

(蒔苗さん)主に学んだのは、
・業務連絡に使うチャットツール「Slack(スラック)」
・「Google(グーグル)」関連アプリ
・画像作成ツール「Canva(キャンバ)」
の使い方です。

実践的な課題として
・SNS投稿用の画像作成
・イベントのポスターやチラシ作成
等を学びました。

また、ツールの操作だけでなく、「相手を思いやるメールの書き方」や電話応対といった、仕事をする上で大切なビジネスマインドも教えていただきました。
スキルゼロからのスタートで大変なこともありましたが、大人になってから改めて学ぶ機会は新鮮で、「学ぶって楽しい!」 と、どんどんのめり込んでいきました。
講座の様子

予想以上のニーズ。実践的な「インターンシップ」も

授業風景
――蒔苗さんのように「学びたい」という意欲を持つ女性は増えているのでしょうか?

(舘山総括主幹)はい、令和7年度は定員の倍近い申し込みをいただくほどの盛況ぶりで、ニーズの高さを実感しています。
令和7年度の講座は更に内容を拡充し、「青森でリモートワークキャリア実現コース」と「Webマーケティング×コーディングコース」の2コースを用意。
個別のキャリアカウンセリングや、インターンシップで実際に企業での就業体験も実施するなど、受講後のキャリアへ繋がる支援を実施しました。(令和8年度も実施する予定です。お楽しみに!)
  • マーケティングセミナー表
    ※令和7年度の講座内容です
  • デジタルマーケティングセミナーチラシ
    ※令和7年度の講座内容です

生き方・働き方の可能性は無限

リモートの様子
――リモートワークをしてよかったことを教えてください。

(蒔苗さん)こどもたちが体調を崩した時に、学校を休ませて寄り添うことができるようになったこと。また、通勤ストレスからの解放。
そして何より、パソコンの画面を開くと県内外にいる仲間と会話できることが心強く、うれしいです。 県内外、国内外の皆さんと繋がることで、「こんな働き方、生き方があるんだ」と、価値観や知見が広がっていくことが楽しく、働く意欲にも繋がっています。
自分の生き方も、まだまだ可能性を広げていけるんだと、前向きに考えられるようになりました。

(舘山総括主幹)デジタルスキルを身につけていただくことで、国内外の仕事を受けるきっかけにもなります。収入を得る機会が増えるということも、この講座で学ぶメリットの一つだと思います。

未来へ踏み出す、最初の一歩を

――今後の展望と、ステップアップを目指す女性へメッセージをお願いします。

(舘山総括主幹)これからも女性の経済的な自立を支援し、県内女性の「働きたい」「スキルアップしたい」という熱い思いに応えていきたいと思います

(蒔苗さん)私自身、一歩踏み出したことで『世界はこんなに広い』と知ることができました。青森にいながら、県外や海外の仕事だってできる。もし迷っているなら、まずはやってみる。その勇気が、未来を大きく変えてくれるはずです

――物理的な距離も性別による役割意識も解放するDX。
「キャリアを捨てたくない」という切実な想いから、「世界を舞台に働く」という大きな夢まで。 県の実践的な支援と、女性たちの「学びたい」という熱意。
この二つが重なり合ったとき、青森県の働き方は、もっと自由に、もっと豊かに進化していくはずです。

編集後記

ほたて
コロナ禍から一気に普及したリモートワーク。10年前はこんな未来、想像してなかったなあ…。
子育てをしながら働くことは、とても大変です。子どもの体調不良があったら、どうしても仕事は休まなければいけなかったり、早退しなければならない…なんてことは、子育てをしている方なら何度も経験しているでしょう。
自宅にいながら世界中の仕事を受けられるリモートワークは、可能性を無限に広げられる働き方だなと感じました。
私もすごく興味があるので、機会があれば女性デジタル人財育成講座を受けたいです!(植山)

この記事についてのお問い合わせ

DX推進課 暮らし・行政DXグループ
電話:017-734-9163  FAX:

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