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更新日付:2023年12月11日 三内丸山遺跡センター

令和5年度 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座(後期講座)を開催しました!

縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座
 三内丸山遺跡センターでは、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値や魅力を来訪者へわかりやすく伝えることができる人財を養成するため、令和5年11月14日、11月21日、12月2日の3日間にわたり、「縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座(後期講座)」を開催しました。後期講座は、ガイド経験者を主な対象として、縄文遺跡群の価値や魅力の「伝え方」について探究することをねらいとして開催しました。
【第1回】現地研修
 令和5年11月14日(火曜日)に開催した第1回講座では、外ヶ浜町大平山元遺跡、つがる市亀ヶ岡石器時代遺跡、弘前市大森勝山遺跡を訪れ、遺跡の価値や魅力の伝え方や話し方、立ち振る舞いについて考えました。その後、受講者と遺跡ガイドとの間でフィードバックの共有や「対話」を通じて、ガイドに必要なスキルや伝え方について学ぶとともに、日頃のガイド活動をふりかえりました。
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座1
    ガイドによる遺跡案内の様子
     (亀ヶ岡石器時代遺跡)
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座2
    受講生とガイドとの対話の様子
    (大森勝山遺跡)
【第2回】現地研修
 令和5年11月21日(火曜日)に開催した第2回講座では、七戸町二ツ森貝塚、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館を訪れ、ガイドによる遺跡・施設案内を体験しました。受講生は、遺跡ガイドとの「対話」を通じて、見えない価値を伝える工夫や話し方、間の取り方、ガイドの姿勢などについて考え、共有しました。
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座3
    ガイドによる遺跡案内の様子
    (二ツ森貝塚)
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座3
    受講生とガイドとの対話の様子
    (二ツ森貝塚)
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座4
    ガイドによるガイダンス施設案内の様子
    (八戸市是川縄文館)
【第3回】講演・ワークショップ
 令和5年12月2日(土曜日)に三内丸山遺跡センターで開催した第3回講座では、一般社団法人日本インタープリテーション協会理事の川嶋直氏を招いて、「インタープリターの役割~来訪者が感動する「伝え方」や「話し方」」をテーマとして講演・ワークショップを行いました。
 前半は、川嶋氏の軽快で、ユーモアあふれるトークを通じて、相手に伝わるために必要な工夫やガイドの役割などについて理解を深めました。後半は、受講者・職員が「ガイドをもっと良くするために」をテーマに意見交換し、ガイドの態度や姿勢、伝える技術や工夫、マニュアルのあり方などについて共有しました。
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座5
    川嶋直氏による講演の様子
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座6
    対話の様子
  • 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座6
    対話の成果の書き出し
後期講座を受講された方の声をご紹介します。
<受講のきっかけ>
・ガイド力の向上をめざしたかったので受講しました。
・自分のガイドを振り返る意味でも他の遺跡のガイドの仕方を経験したかった。
・ガイドの工夫・技術を認識したかった。

<第1回・第2回講座受講者の感想>
・各遺跡のガイドさんの工夫を知ることができた。
・同じガイドの方のお話を聞いても、聞く人によってさまざまな気づきがあり、それを共有できたことがとてもよかったです。自分のガイドの中の反省点も見つかりました。
・それぞれの遺跡でガイドをなさっている方の遺跡に対する思いが伝わってきました。

<第3回講座受講者の感想>
・ガイドを受ける側の立場になり、気づけたところがありました。
・ガイドのフィードバックの大切さを知った。
・お客様の目線でガイドすることが大事だと改めて思い知らされた。
・ガイドではない仕事をしているが、人に伝える手法はいろいろな仕事で共通することだと思うので、コミュニケ―ションをより良く図るために活用したい。

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三内丸山遺跡センター
電話:017-782-9463  FAX:017-781-6103

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