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更新日付:2023年9月7日 三内丸山遺跡センター
令和5年度 縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座(前期講座)を開催しました!
三内丸山遺跡センターでは、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値や青森県内にある8つの遺跡の特徴について理解を深め、その魅力を来訪者へわかりやすく伝えることができる人材を養成するため、令和5年8月27日、9月2日、9月3日の3日間にわたり、「縄文遺跡群世界遺産ガイド養成講座(前期講座)」を開催しました。前期講座は、青森県内の縄文遺跡群への理解を深めるための初級講座として開催しました。
令和5年8月27日に開催した第1回講座では、三内丸山遺跡センターで世界遺産の制度や「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値について講義を受けた後、青森市の三内丸山遺跡と小牧野遺跡を訪れ、ガイドによる遺跡案内を体験し、各遺跡の特徴について理解を深めるとともに、遺跡の魅力の伝え方について学びました。
- 三内丸山遺跡センターで行われた講義の様子
クイズやグループ対話を通じて、世界遺産
の制度や「北海道・北東北の縄文遺跡群」
の価値、特徴について理解を深めました。 - 小牧野遺跡で行われた現地研修の様子
遺跡管理員の方に同遺跡の価値や特徴を解説
していただき、来訪者に魅力を伝える上での
工夫やポイントについて理解を深めました。
令和5年9月2日に開催した第2回講座では、外ヶ浜町大平山元遺跡、つがる市田小屋野貝塚・亀ヶ岡石器時代遺跡、弘前市大森勝山遺跡とそれらのガイダンス施設を訪れて現地研修を行い、各遺跡の特徴や世界遺産としての位置付けについて理解を深めました。
- 大平山元遺跡で行われた現地研修の様子
外ヶ浜町教育委員会の学芸員の方に遺跡
の価値や特徴を教えていただきました。 - 田小屋野貝塚で行われた現地研修の様子
三内丸山遺跡センター世界文化遺産課職員が世界
遺産としての田小屋野貝塚の価値を解説しました。
令和5年9月3日に開催した第3回講座では、七戸町二ツ森貝塚、八戸市是川石器時代遺跡とそれらのガイダンス施設を訪れて現地研修を行い、各遺跡の特徴や世界遺産としての位置付けについて理解を深めました。
- 二ツ森貝塚で行われた現地研修の様子
貝塚の広がりを考える体験を行い、どのよう
な貝殻が散らばっているのかを確認しました。 - 二ツ森貝塚館で行われた現地研修の様子
はぎ取られた貝層断面から、下層に海水性、上層に
汽水性の貝殻が堆積していることを確認しました。
前期講座を受講された方の声をご紹介します。
<受講のきっかけ>
・ガイド案内に役立つものを発見したい。
・老後にガイドをやりたいので、今から準備しようと思った。
・ガイドを行うにあたって知識を深め、施設を見学する方に楽しんでもらいたいし、自分も楽しみたい。
<受講者の感想>
・パンフレットで見たり、聞いたりしたことより、自分の目で見て話を聞くのでは大違い。
・世界遺産の基礎的なことや「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値について、とてもわかりやすく教えていただきました。ガイドの心構えや気をつけていることなど生の声が聞けて、大変参考になりました。
・3日間の講座はとても有益でした。特に県内8つの構成資産のステージと意義の理解が以前よりも格段に深くなったと感じます。
<受講のきっかけ>
・ガイド案内に役立つものを発見したい。
・老後にガイドをやりたいので、今から準備しようと思った。
・ガイドを行うにあたって知識を深め、施設を見学する方に楽しんでもらいたいし、自分も楽しみたい。
<受講者の感想>
・パンフレットで見たり、聞いたりしたことより、自分の目で見て話を聞くのでは大違い。
・世界遺産の基礎的なことや「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値について、とてもわかりやすく教えていただきました。ガイドの心構えや気をつけていることなど生の声が聞けて、大変参考になりました。
・3日間の講座はとても有益でした。特に県内8つの構成資産のステージと意義の理解が以前よりも格段に深くなったと感じます。