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更新日付:2022年11月22日 防災危機管理課

北海道・三陸沖後発地震注意情報について

北海道・三陸沖後発地震注意情報とは

 日本海溝・千島海溝沿いの領域では、モーメントマグニチュード(Mw)7クラスの地震が発生した後に、更に大きなMw8クラス以上の大規模な地震が発生した事例などがあり、今後も同様の事象が発生する可能性があります。(※先に発生した地震を先発地震、これ以降に引き続いて発生する地震を後発地震と呼びます。)
・前例1:1963年 択捉島南東沖地震 M7.0の約18時間後にM8.5
・前例2:2011年 東北地方太平洋沖地震 M7.3の約2日後にM9.0

 実際に後発地震が発生する確率は、世界の事例を踏まえても百回に1回程度と低いものの、発生した場合には本県の広い範囲で甚大な被害が想定されます。
 「北海道・三陸沖後発地震注意情報」(以下、「注意情報」といいます。)は、こうした被害を少しでも軽減するため、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域とその周辺でMw7以上の地震が発生した場合に、先発地震発生後、特に1週間程度は、平時よりも巨大地震の発生に注意する必要があるとして気象庁が発信するもので、併せて、内閣府が防災対応の呼びかけを行います。

前例

防災対応をとるべきエリア

 情報発信に伴い防災対応をとるべきエリアは、
(1) 内閣府で検討した日本海溝地震モデル及び千島海溝地震モデルにより、震度6弱以上の揺れ又は津波高3m以上の津波が発生する地域
(2) 県において、地震防災対策の一体性から、防災対応をとるべきと考える地域
とされており、本県においては、以下のとおりです。
青森市、八戸市、五所川原市、十和田市、三沢市、むつ市、つがる市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、中泊町、野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、おいらせ町、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、五戸町、南部町、階上町

  • area

注意情報発信時の防災対応

 注意情報が発信された場合、国や県・市町村などから住民へ後発地震の発生に備えるよう呼びかけを行います。下図を参考に、1週間程度、しっかりと防災対応をとり、迅速に避難ができるよう準備をしましょう。
 防災対応をとるべきエリア(日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震で強い揺れや高い津波の発生が想定される地域)にお住いの方はもちろんのこと、それ以外の市町村であっても、強い揺れや高い津波が生じる可能性はありますので、後発地震の発生に備えて防災対応をとりましょう。

  • bosaitaio

注意情報発信の流れ

 注意情報は、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域とそれに影響を与える外側のエリアでモーメントマグニチュード(Mw)7以上の地震(先発地震)が発生した場合に発信されます。
 情報発信の流れは、先発地震による震度や津波の大きさにより変わりますが、典型的な事例は下図の流れになります。

  • nagare

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防災危機管理課 防災企画グループ
電話:017-734-9181  FAX:017-722-4867

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