平成１３年度青森県公共事業再評価審議委員会　第１回農林部事業部会議事要旨

日　時　平成１３年５月２４日(木)
場　所　青森グランドホテル　２階桃山の間
出席者　〇青森県公共事業再評価審議委員会農林事業部会

部会長　小林　裕志（北里大学教授）
委 　員　北村真夕美（(株)青森経営研究所代表取締役社長）
　 〃 　　岡田　秀二（岩手大学教授）
　 〃　　 渋谷　長生（弘前大学助教授）
　 〃　 　阿波田禾積（青森公立大学教授）
　　　　　　〇青森県

政策推進室　太田室長、佐藤副参事　他
農林水産部　畜産課　丸井畜産指導監　他
　　　〃　　　　林政課　福原森林土木専門監　他
　　　〃　　　　農村整備課　丹呉課長　他
１　審議結果：
　　審議地区２９地区のうち１１地区を抽出し審議した結果、畑尻ノ上地区地域防災対策総合治山対策事業、下北北部地区林野活用畜産環境総合整備モデル事業の２地区を第２回農林部事業部会で現地調査を行うこととした。

２　抽出箇所：審議箇所２９件のうち１１件
　　別紙一覧表
　　番号１　　岩木川左岸地区　県営かんがい排水事業
　　番号２　　相馬川地区　県営かんがい排水事業
　　番号４　　中沢長科地区　県営緊急農地集積ほ場整備事業
　　番号５　　狄ヶ館地区　県営ため池等整備事業
　　番号１９　大館地区　県営一般農道整備事業
　　番号２１　老部川地区　県営農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
　　番号２３　黒石地区　県営農村総合整備事業
　　番号２６　畑尻ノ上地区　地域防災対策総合治山対策事業
　　番号２７　藍内沢田地区　県営普通林道開設事業
　　番号２８　夏井沢地区　補助営普通林道開設事業
　　番号２９　下北北部地区　林野活用畜産環境総合整備モデル事業

３　審議要旨(個別地区)
(1) 岩木川左岸地区　県営かんがい排水事業
・　工期の長期化に伴う負担増の対策について、現在、事業費の軽減を図り当初より減少していること、また、維持管理については維持管理事業に対する補助事業の活用により軽減を図っていくこととしていることについては、理解した。

(2) 相馬川地区　県営かんがい排水事業
・　事業の完了が遅れている理由は、地すべり対策のためであることを説明し、理解した。
・　Ｈ１４年度完了することについては、理解した。

(3) 中沢長科地区　県営緊急農地集積ほ場整備事業
・　農業の担い手については、目標に向かって伸びていることについて説明し、理解した。
・　事業の必要性及び早期完成を図ることについて説明し、理解した。

(4) 狄ヶ館地区　県営ため池等整備事業
・　野鳥等の環境保護対策のため、工事期間が限定されるため工期が長引いていること、及び野鳥等の保護対策工法について説明し、理解した。

(5) 大館地区　県営一般農道整備事業
・　事業の進捗率が低いことについては、埋蔵文化財調査のためであることを説明し、理解した。
・　西海岸地区県営広域営農団地農道整備事業との関係については、次回の審議で説明することとした。

(6) 老部川地区　県営農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業
・　事業の進捗が遅れている理由は、林野庁と道路の用地協議のため時間を要したためであることを説明し、理解した。

(7) 黒石西部地区　県営農村総合整備事業
・　事業の必要性及び平成１７年度完成を目指していることについては、理解した。

(8) 畑尻ノ上地区　地域防災対策総合治山対策事業
・　事業の必要性及び早期完成を目指していることについて説明し、理解した。
・　次回、現地調査を行うこととした。

(9) 藍内沢田地区　県営普通林道開設事業
・　事業の必要性及び早期完成を目指していることについて説明し、理解した。

(10)夏井沢地区　補助営普通林道開設事業
・　事業の必要性及び早期完成を目指していることについて説明し、理解した。

(11)下北北部地区　林野活用畜産環境総合整備モデル事業
・　草地造成の必要性について、今後の展望も含め整理し次回説明すること。
・　林野の活用について、畜産を含めた総合的な土地利用の環境への影響について、次回説明すること。
・　次回、現地調査を実施することとした。