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更新日付:2023年1月17日 保健衛生課

顎口虫症の予防について

経緯

(1)令和4年9月下旬から11月下旬の間にクリーピング病(皮膚爬行症)の患者が上北郡内及び八戸市内の医療機関を受診しており、一部の患者病変から寄生虫の一種である顎口虫が検出されました。
(2)患者の多くはシラウオを加熱せずに食べていたことが判明しています。
(3)令和5年1月13日時点において上十三保健所及び八戸市保健所で把握している患者数は267名となっており、現在、受診者数は減少しています。
(4)現時点において重症化した事例はありません。
(5)県では消費者の皆さんに対し、顎口虫症の予防対策について注意喚起を行っています。
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患者267名のうち、保健所調査によって判明した205名分の発症(皮膚症状が現れた)時期

顎口虫とは何ですか?

  • 線虫の一種で、国内では有棘顎口虫、剛棘顎口虫、日本顎口虫、ドロレス顎口虫の4種が報告されています。イヌ、ネコ(有棘顎口虫)、ブタ、イノシシ(剛棘顎口虫・ドロレス顎口虫)、イタチ(日本顎口虫)を終宿主とし、幼虫が生育する中間宿主としてはヘビやカエルのほか、ドジョウ、ナマズ、ウグイ、ヤマメ等の淡水魚が知られています
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    日本顎口虫の幼虫(体長約2.0mmと非常に小さいため、肉眼で見つけることは難しい)
    ※提供:北里大学獣医学部獣医寄生虫学研究室
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    日本顎口虫の生活環

顎口虫に感染した場合の症状は?

  • 顎口虫の幼虫が寄生している淡水魚や動物の肉を、加熱せずに人が食べた場合、幼虫が皮下組織に移行することにより皮膚のかゆみや腫れを呈することがあり、まれに目や脳神経系に移行し失明や麻痺などの症状を呈することがあるとされています。

顎口虫症の治療方法は?

  • 一般的に駆虫薬が用いられ、外科的に虫体を摘出する場合もあるとされています。
  • 9月以降に非加熱の淡水魚を食べたことがあり、かつ、かゆみや痛みを伴う皮膚の線状の腫れなどの体調不良を感じた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

顎口虫症の予防対策

淡水魚はしっかり加熱しましょう

シラウオを含む淡水魚には、顎口虫等の寄生虫が寄生している可能性がありますので、加熱してから食べましょう。

加熱のほか、-20℃で3~5日の冷凍でも寄生虫を殺すことができるとされていますので、水産事業者等によって適切に温度管理されたものについては安全に食べることができます。

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この記事についてのお問い合わせ

保健衛生課食品衛生グループ
電話:017-734-9214  FAX:017-734-8047

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