ホーム > 組織でさがす > 県土整備部 > 河川砂防課 > 侵食対策事業
関連分野
- くらし
- 河川・砂防・海岸・ダム
更新日付:2017年4月1日 河川砂防課
侵食対策事業
侵食による被害を受けるおそれが大きい地域において、護岸、突堤、離岸堤等の海岸保全施設の整備を行い、砂浜の維持・復元を図ります。
三沢海岸
三沢海岸は、下北八戸沿岸の太平洋に面した砂浜海岸で、砂浜背後には保安林が形成されており、並行して広域的な幹線道路である国道338号がひかえています。大型構造物が建設されたことなどによる沿岸漂砂の変化や厳しい波浪による浸食が著しい状況にあります。そこで、ヘッドランドを整備することにより、海岸の安定化および復元を促し、事前豊かな潤いのある海岸整備をするものです。
- 三沢海岸全景
- 侵食状況
烏沢海岸
烏沢海岸は、下北八戸沿岸の下北半島北岸部に位置し、背後には人家、資産が集積しいるとともに、広域的な幹線道路である国道279号がひかえていますが、津軽海峡に面しており、平成3年1月16日の低気圧通過に伴う波浪では、直立護岸83m破損、緩傾斜護岸10.3m破損等の甚大な被害をうけており、人々の生活が脅かされています。そこで、漁業の盛んな当地域環境に配慮した人工リーフを整備することになり、安全で豊かな生活が営める海岸整備をするものです。
- 烏沢海岸全景
- 波浪による護岸被災状況(平成3年2月)
- 被災状況(平成18年10月)
白砂海岸
白砂海岸は、陸奥湾沿岸の夏泊半島東北部に位置し、背後には人家および国民宿舎があり夏場は海水浴場として賑わっていますが、冬期風浪による浸水被害が発生しており、人々の生活が脅かされていました。そこで、浅虫夏泊半島県立公園に位置づけられていることから、景観にも配慮した人工リーフ、緩傾斜護岸を整備することにより、安全で潤いのある海岸整備をすものです。
- 白砂海岸全景
- 波浪状況
- 海岸利用状況
稲崎入口海岸
稲崎入口海岸は、下北八戸沿岸の下北半島北岸部に位置し、背後には人家、資産が集積していますが、津軽海峡に面しているため、平成2年10月26日の低気圧通過に伴う波浪では、7,000m2が浸水被害を受けるなど、度々被害を受けており、人々の生活が脅かされています。そこで、漁業の盛んな当地域環境に配慮した人工リーフを整備することにより、安全で豊かな生活が営める海岸整備をするものです。
- 稲崎入口海岸全景
- 波浪による越波状況