ホーム > 組織でさがす > 環境エネルギー部 > 資源循環推進課 > 県境不法投棄事案アーカイブ本編 5-2 その他の環境モニタリング
関連分野
- くらし
- しごと
- 環境・エコ
更新日付:2023年9月11日 資源循環推進課
県境不法投棄事案アーカイブ本編 5-2 その他の環境モニタリング
5-2 その他の環境モニタリング
不法投棄された廃棄物の撤去・処理等に伴う環境への影響を確認し、調査結果を広く公表することで風評被害の未然防止につなげ、また、周辺住民の方々の理解と安心感が得られるよう、廃棄物処理施設等における周辺環境調査や、農作物・魚類のダイオキシン類調査などを実施しました。
(1)県境不法投棄廃棄物処理施設等の周辺環境等調査及び自主測定結果の公表
不法投棄現場周辺のほか、撤去した廃棄物の処理を委託している廃棄物処理施設についても、処理に当たり周辺環境に影響がないことを確認し、周辺住民の理解と安心感を得るため、県が処理施設周辺の環境等調査を行い、または処理施設が法に基づき自ら実施する排ガス及び排水の自主測定に県職員が立ち会うなどし、調査が適正に行われていることを確認するとともに、結果を広く公表してきました。
平成17年度 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
---|---|---|---|---|
H18年3月 | H19年3月 | H19年11月 H20年1月 H20年3月 |
H21年3月 |
H21年8月 H21年12月 |
平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | |
H22年8月 H23年1月 |
H23年8月 H24年2月 |
H24年8月 H25年1月 |
H25年8月 H25年9月 H25年12月 |
平成17年度 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
---|---|---|---|---|
H18年3月 | H19年3月 | H19年11月 H20年3月 |
H20年11月 H21年3月 |
H21年11月 H22年3月 |
平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | |
H22年12月 H23年3月 |
H24年3月 |
H25年3月 |
H26年3月 |
(2)現場周辺表流水調査
県境不法投棄現場南側に位置する牧草地内を流れる表流水の汚染状況を把握するため、水質調査を実施しました。
平成17年度 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 |
---|---|---|---|---|
H18年3月 | H19年1月 | H19年12月 |
H20年12月 |
H22年1月 |
平成22年度 | 平成23年度 | |||
H23年3月 |
H24年3月 |
- 廃棄物処理施設周辺の環境等調査
- 廃棄物処理施設自主測定への立会
(3)農作物等のダイオキシン類調査
不法投棄現場は、一級河川馬淵川水系の上流部に位置し、農林水産業の盛んな地域の一角にあります。現場周辺地域で生産された農作物等の安全性を確認し、広く消費者の方々にデータを公表することで風評被害を未然に防止し、周辺住民の方々が安心して農畜産業に従事する環境を整えるため、平成15年度から農作物等のダイオキシン類分析調査を実施しました。
田子町の主要な農作物である、にんにく・枝豆・水稲について、3箇所(現場付近、現場下流域、対照地点として現場の影響がない上流域)で採取した試料についてダイオキシン類分析調査を実施した結果、国(農林水産省)が実施し公表している調査結果などと比較して十分に低い値でした。
田子町の主要な農作物である、にんにく・枝豆・水稲について、3箇所(現場付近、現場下流域、対照地点として現場の影響がない上流域)で採取した試料についてダイオキシン類分析調査を実施した結果、国(農林水産省)が実施し公表している調査結果などと比較して十分に低い値でした。
H15年度 | H16年度 | H17年度 | H18年度 | H19年度 | H20年度 |
---|---|---|---|---|---|
H21年度 | H22年度 | H23年度 | H24年度 | H25年度 |
(4)魚類のモニタリング調査
不法投棄発覚当初から、現場内や周辺の地下水・表流水について環境モニタリング調査を実施し、周辺地点においては環境基準を下回っていること確認してきましたが、これらは物質毎に定められた個別の基準との比較により評価を行うものであり、複合汚染による影響を把握するため、また、より分かりやく安全性を示すため、生物を指標とした分かりやすいモニタリングを実施してほしいとの意見がありました。
このため水生生物のモニタリング調査を実施することとし、平成16年度に県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会を設置し、モニタリング手法の検討や調査結果の評価等を行いました。
このため水生生物のモニタリング調査を実施することとし、平成16年度に県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会を設置し、モニタリング手法の検討や調査結果の評価等を行いました。
○県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会
・第1回県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会(平成16年7月5日)
・第2回県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会(平成16年12月24日)
・県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会設置要領
・第1回県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会(平成16年7月5日)
・第2回県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会(平成16年12月24日)
・県境不法投棄現場周辺生物影響調査評価委員会設置要領
魚類のダイオキシン類調査
不法投棄現場周辺の河川に生息する水生生物の安全性を確認するため、現場下流の杉倉川、熊原川に生育する魚類について、平成16年度からイワナ・ヤマメ・ウグイの順で1年に1種類ずつ調査を行ってきました。
調査の結果、国(環境省)が公表している調査結果などと比較して十分低い値でした。
不法投棄現場周辺の河川に生息する水生生物の安全性を確認するため、現場下流の杉倉川、熊原川に生育する魚類について、平成16年度からイワナ・ヤマメ・ウグイの順で1年に1種類ずつ調査を行ってきました。
調査の結果、国(環境省)が公表している調査結果などと比較して十分低い値でした。
H16年度 | H17年度 | H18年度 | H19年度 | H20年度 | |
---|---|---|---|---|---|
H21年度 | H22年度 | H23年度 | H24年度 | H25年度 |
浸出水処理施設での魚類飼育
浸出水処理施設の処理水は、水質の化学的分析を行い排水基準内であることを確認していますが、分析データを示すだけではなく、処理水を用いた魚類の飼育状況を公開することで、処理水の安全性をより分かりやすく示していくため、熊原川に実際に生息する魚であるウグイを浸出水処理施設内で飼育・公開しています。
※浸出水処理施設の撤去に伴いウグイの飼育を終了しました。
浸出水処理施設の処理水は、水質の化学的分析を行い排水基準内であることを確認していますが、分析データを示すだけではなく、処理水を用いた魚類の飼育状況を公開することで、処理水の安全性をより分かりやすく示していくため、熊原川に実際に生息する魚であるウグイを浸出水処理施設内で飼育・公開しています。
※浸出水処理施設の撤去に伴いウグイの飼育を終了しました。
- 浸出水処理施設の処理水で元気に泳ぐウグイ
関連ページ
この記事についてのお問い合わせ
環境エネルギー部 資源循環推進課 県境再生・PCB廃棄物対策グループ
電話:017-734-9261
FAX:017-734-8081