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更新日付:2014年7月17日 資源循環推進課
県境不法投棄事案アーカイブ本編 4-5 廃棄物等の撤去(本格撤去)
4-5 廃棄物等の撤去(本格撤去)
(3)廃棄物の掘削・選別
廃棄物の区分管理
廃棄物は、既往調査結果に基づき、廃棄物処理法の基準に従い特別管理産業廃棄物と普通産業廃棄物に区分し、1,000立方m単位に区切ったブロック毎に管理しました。
いずれの廃棄物も基本的には加熱処理により無害化しますが、普通産業廃棄物のうち性状や形状等から加熱処理に適さないものは、それ以外の最も合理的な方法で適正に処理することとしました。
普通産業廃棄物処理施設に搬出するブロックは、掘削前に公定法によりサンプリング調査を行い、基準値を超過した場合は特別管理産業廃棄物処理施設へ搬出するなど区分管理を徹底し、適正に廃棄物を処理しました。
いずれの廃棄物も基本的には加熱処理により無害化しますが、普通産業廃棄物のうち性状や形状等から加熱処理に適さないものは、それ以外の最も合理的な方法で適正に処理することとしました。
普通産業廃棄物処理施設に搬出するブロックは、掘削前に公定法によりサンプリング調査を行い、基準値を超過した場合は特別管理産業廃棄物処理施設へ搬出するなど区分管理を徹底し、適正に廃棄物を処理しました。
- 廃棄物の区分
廃棄物の掘削と遮水
廃棄物は、標高の高いエリアからスライス式に掘削し、徐々に標高を下げていきました。このため、運搬に必要な場内道路は標高が下がる度に掘削段階に応じて設置しました。
廃棄物を掘削するためには、廃棄物に雨水が浸透しないよう敷設してある表面遮水シートを剥がなければなりません。その際、浸出水量を抑制するため、開放面積は必要最小限とし、掘削終了後には再度シートを敷設しました。
また、浸出水集排水管を設置し、掘削範囲内の浸出水を排出して水位を低下させ、掘削作業環境を向上させました。
廃棄物を掘削するためには、廃棄物に雨水が浸透しないよう敷設してある表面遮水シートを剥がなければなりません。その際、浸出水量を抑制するため、開放面積は必要最小限とし、掘削終了後には再度シートを敷設しました。
また、浸出水集排水管を設置し、掘削範囲内の浸出水を排出して水位を低下させ、掘削作業環境を向上させました。
廃棄物の撤去
廃棄物は、バックホウ等の重機により掘削して場内運搬車に直接積み込み、選別ヤードまで運びました。
- 掘削した廃棄物の場内運搬車への積み込み
廃廃棄物の選別・積込
廃棄物は、受入施設側の受入条件に適合させるため、石灰を混合して水分調整し分別効率を上げ、粒度毎の分別作業を行いました。
これらの作業を行う「選別ヤード」は、「水分調整ヤード」や「分別ヤード」、雨水が入らないよう屋根をかけた「保管ヤード」などからなり、分別された廃棄物は「積込搬出ヤード」で運搬車両に積み込み、受入施設に搬出しました。
分別した廃棄物を運搬車輌に積み込む際、各受入施設の受入条件に適合しているかどうかを目視で確認し、条件より粒径の大きいものや異物があれば排除しました。
これらの作業を行う「選別ヤード」は、「水分調整ヤード」や「分別ヤード」、雨水が入らないよう屋根をかけた「保管ヤード」などからなり、分別された廃棄物は「積込搬出ヤード」で運搬車両に積み込み、受入施設に搬出しました。
分別した廃棄物を運搬車輌に積み込む際、各受入施設の受入条件に適合しているかどうかを目視で確認し、条件より粒径の大きいものや異物があれば排除しました。
参考資料
廃棄物本格撤去マニュアル(分割ファイル)
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環境エネルギー部 資源循環推進課 県境再生・PCB廃棄物対策グループ
電話:017-734-9261
FAX:017-734-8081