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更新日付:2021年2月22日 環境政策課

オフィス町内会の概要

■趣旨
 青森県は、全国と比べ、県民1人1日当たりごみ排出量が多く、ごみリサイクル率は低迷している状況が続いています。その要因として、特に事業系のごみ排出量が多く、また、古紙のリサイクルが進んでいないことがあげられます。
 オフィスや事業所の古紙リサイクルについては、比較的大きな企業ではまとまった量が出るので古紙回収業者によるリサイクルが行われているものの、中小企業や個人事業では量が少ない等の理由から古紙回収業者による回収が行われにくい現状にあると考えられます。
 このため、青森県では、オフィスや事業所から排出される古紙のリサイクルを促進するため、 無料 で効率的に古紙回収を行う「オフィス町内会」のネットワークづくりを進めています。
オフィス町内会ネットワーク
■オフィス町内会とは
 「オフィス町内会」とは、複数の事業所が協力し合い、共通の回収便を事業所間に運行することで、古紙回収業者の運送費に見合うように、量的、コスト的にメリットを生み出す方式です。
回収便
■オフィス町内会のしくみ
 オフィス町内会では、会員となっていただいた排出事業者のもとに、会員である回収事業者が回収便を運行し、古紙を回収します。
 回収した古紙は製紙会社に搬入され、製紙会社において再生利用(リサイクル)されることになります。
 また、オフィス町内会の事務局では、回収事業者会員から回収数量の報告を受け、総会等での報告のほか、県・市町村へ回収数量(資源化量)を報告します。
システム図
■オフィス町内会に参加するメリット

1 事業活動に伴う経費の削減
可燃ごみとして処理する場合、通常、市町村では有料で処理されることになりますが、本システムでは無料で回収するので、コストダウンにつながります。
また、紙ごみの減量化に努めることにより、仕事の効率化や合理化を考える気運づくりにつながります。

2 環境活動への貢献によるイメージアップ
オフィス町内会に参加し、古紙リサイクルに積極的に取り組むことにより、企業や地域のイメージアップにつながります。
また、紙ごみの減量化に伴う、省資源・省エネルギーの取組が地球温暖化の防止につながります。

申込・利用の流れ(新規の場合)

1 オフィス町内会に参加希望する排出事業者は、入会申込書を事務局(窓口)へ提出し、排出事業者会員となる。
2 事務局(窓口)は、回収事業者と調整し、担当する回収事業者会員を決定する。
3 排出事業者会員と回収事業者会員が、回収品目、回収日(頻度)等について打合せを行う。
4 回収事業者会員は、古紙回収を実施する。(排出事業者会員から古紙を回収し、製紙会社へ搬入。)
申込・利用の流れ
■回収する古紙の取扱品目及び回収料金

1 青森オフィス町内会、弘前地区オフィス町内会、西北五オフィス町内会の場合
(1) 一般古紙(無料)
1)段ボール
2)新聞等(新聞、チラシ)
3)ミックス系(段ボール、新聞等を除く書籍、雑誌、コピー用紙等)
(2) 機密文書(有料、機密文書の回収方法は、排出事業者会員の希望によります)

2 十和田地区オフィス町内会の場合
(1)一般古紙(無料)
1)段ボール
2)新聞等(新聞、チラシ、コピー用紙)
3)雑誌
4)ミックス系(段ボール、新聞等、雑誌を除く書籍、封筒、紙製ファイル等)
※機密文書の回収は行いません。

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この記事についてのお問い合わせ

環境政策課 循環型社会推進グループ
電話:017-734-9249  FAX:017-734-8065

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