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更新日付:2023年4月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2023年4月号(第198号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2023年4月号(第198号)
令和5年4月1日発行

テーマ つながり、支え合う 青森県型地域共生社会!

特集(1):安心して暮らせる地域へ つながり、支え合う 青森県型地域共生社会

2025年には国民の5人に1人が75歳以上の後期高齢者になると推計されており、県ではこの2025年以降の超高齢化時代を見据え、県民の誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる「青森県型地域共生社会」の実現に向け、市町村や地域と連携しながら取り組みを進めています。
この実現には県民の皆さんの協力が不可欠です。未来のために、一人ひとりがお住まいの地域の課題を意識し、みんなで支え合う地域共生社会を目指していきましょう。

特集(1)に関する問い合わせ:地域活力振興課 電話 017-734-9075、健康福祉政策課 電話 017-734-9277
関連ページ:
 「青森県型地域共生社会」実現に向けた取組
 青森県型地域共生社会

1 おしえて先生! 『地域共生社会』ってなんですか?

青森県立保健大学 健康科学部 社会福祉学科の工藤 英明(くどう ひであき)教授に、「地域共生社会」についてのお話を伺いました。

Q1:「地域共生社会」ってなに?
A1:
地域共生社会とは、地域が抱える生活課題を、地域住民が自分ごととして考え、互いに支え合う社会です。
地域社会には多様な世代が暮らし、さまざまな生活課題を抱える方がいます。これまでは家族を中心とした支え合いと社会保障制度などにより課題に対応していましたが、現代社会では課題も複雑化・複合化し、縦割り制度では支えられなくなってきており、社会全体で包括的な支え合いの仕組みが必要とされています。
また、キーワードとして、「居場所づくり」、「社会とのつながり」、「多様性の尊重」、「包摂した地域文化」、「生きがいづくり」などが挙げられます。
Q2:県が地域共生社会を目指すに当たっての課題は?
A2:
青森県は高齢化・人口減少が進む現状にあります。このような状況の中、地域社会でお互いに顔の見える存在や、気軽に相談できる相手がいる方がどれくらいいるでしょうか。
地域共生社会は、行政、民間、住民が協力して取り組まなければ実現しません。住民一人ひとりが自らの役割を考え、支え合って地域づくりを進めることが必要です。
この県民だよりをご覧の皆さんが、お住まいの地域の実情と照らし合わせて地域の課題は何かを考えることこそが、地域共生社会を創る第一歩と言えるでしょう。
Q3:青森が目指すべき社会はどんなものですか?
A3:
地域共生社会は、どのような状況にある方でも、生涯、何らかの役割を持ち続けることができる社会です。
障害があっても高齢であっても、一人ひとりが得意分野で地域のさまざまな活動に還元できる役割があると考えられます。役割といっても、義務的なものよりは楽しいものであるべきで、その結果として個人の健康や幸せにつながり、さらに社会への寄与となることが理想です。
現在、青森県立保健大学では、青森県型地域共生社会づくりのモデル事業の一つとして、学生が地域のインフォーマルな社会資源アセスメント(評価)を通じ、地域共生社会のあり方を検討しています。
一人ひとりが自分ごととして地域共生社会を目指していきましょう。

2 わたしたち、こんな活動しています! ~県内の事例紹介~

県内では、つどいの場づくりや生活支援など、人と人のつながりを築き、地域課題の解決に挑戦している人や団体が増えています。

事例1:「ふれあいサロン いろはの居」(南部町)

「みんなが集まれる場所をつくろう」という声から始まった、身近で気軽な「住民主体の通いの場(サロン)」。
ふらっと立ち寄っておしゃべりするだけでなく、みんなで郷土料理を作ったり、創作活動などを行ったりしています。
中でも「ひょうたんランプ作り」は人気で、「作り方を教えてほしい」と子ども会から依頼が来るほど。高齢者と子どもたちとの多世代交流の場に。

事例2:一般社団法人「tsumugu(つむぐ)」(東通村)

「若者が挑戦できる地域へ」をスローガンに、2018年に発足した「tsumugu(つむぐ)」。
下北地域の企業を対象とした共育型インターンシップのコーディネートや、学生が集えるコミュニティスペース「ぬぐだまり」の運営、地元の高校生と地域について考えるワークショップの開催など、地域・若者・企業を巻き込んだ地域づくりの中間支援の役割を担っています。

事例3:有償ボランティア組織「吾郷(ごごう)お助けたい」(十和田市)

市の支援の下、3年かけてアンケートを実施し、地域づくり座談会をとおして検討を重ね、令和3年に「住民同士の助け合いにより生活支援サービスを提供する」ことを目的として誕生。
声かけ・見守り、ごみ出し、草取り、雪かき、買い物などさまざまなメニューがあり、現在の会員(サービスを提供する人)は22名。40代から70代まで幅広い世代が参加しています。

3 あなたと地域、どのくらい関わっていますか?

あなたと地域の関わりをチェックして、地域の特徴や自分にできる役割を見直してみましょう。

チェック1:地域の情報に触れる

県や市町村の広報紙をはじめ、回覧板、近所の掲示板、フリーペーパー、地域情報サイト、地域コミュニティアプリなど、地域の情報を得る方法はたくさんあります。
また、地域イベント、社会活動、困りごと相談など、地域のさまざまな情報に触れることで地域への関心や愛着が生まれたりします。
地域の情報に触れることは地域共生社会への第一歩です。

チェック2:近所の方とあいさつを交わす

朝夕の通学・通勤時、散歩の時、おでかけの時など、日々の暮らしの中で顔を合わせた際にあいさつを交わすと、地域の方を“気にかける”気持ちが自然と生まれ、地域の変化にも気づきやすくなります。
また、子どもや高齢者の見守りにも役立つなど、地域の防犯にもつながります。

チェック3:近所の方と立ち話や世間話をする

ごみ出しや除排雪、回覧板を回す時などに少し立ち話や世間話をしてみると、地域の変化により気づきやすくなります。
他愛ない会話の中にも、地域で生活する上での困りごとやより良い地域にするためのヒントがたくさん隠れています。

チェック4:地域の催し物に参加する

地域では、お祭りやラジオ体操、集会など、季節に合わせたさまざまな催し物があります。
地域の催し物に参加することで、普段は顔を合わせることがない方と新たな交流が生まれたり、子ども同士の交流がより深まったり、地域への愛着も強まります。

チェック5:地域の社会活動に参加する

地域には、自治会・町内会・PTAなどの活動のほか、声かけ、登校時の見守り、側溝の清掃などの活動、趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕活動、生活の支援・子育て支援活動などがあります。
これらの活動では、仕事や趣味を通じて習得した資格や技術、知識、そして家事・育児などの経験を地域のために役立てられることを実感できるほか、地域で安心して生活するためのつながりも生まれます。

チェック6:地域のためにできることがないか考えてみる

地域と関わる機会が増えてくると、いろいろなことに気がつくようになるでしょう。
近所に住む一人暮らしの高齢者やけがをした方が、除排雪やごみ出しに苦労していたり、買い物に行くのに困っていたり。また、そういった方々を助け合いの活動や有償ボランティアなどでサポートする住民や地域団体が身近にいることにも気づくかもしれません。
そんな時、自分にも何かできることはないか考え、行動してみる。「つながり」や「助け合い」の輪を広げ、誰もが暮らしやすい地域を目指しましょう。

特集(2): 「選ばれる青森」への挑戦 ~オールあおもりで、確かな未来へ~

2023年度は「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」の最終年度です。
農業産出額が7年連続で3,000億円を超え、県内創業支援拠点を利用した創業者数は7年連続で100人を超えるなど、これまでの取り組みによる確かな歩みをさらに進めながら、2023年度は、社会経済情勢の変化等に対応するための「3つの視点」を重視し、「選ばれる青森」実現への総仕上げに加え、次なる将来を拓いていくための「将来への10テーマ」にも取り組みます。

特集(2)に関する問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128
関連ページ:「選ばれる青森」への挑戦推進事業

「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」とは
2019年度から2023年度までの5年間の県の取り組み方針をまとめたもの。
「選ばれる青森」には、若者から学ぶ場所・働く場所・生きる場所として「選ばれる青森」、食や観光をはじめ本県の価値が国内外から「選ばれる青森」を目指す、という意味があります。

1 「3つの視点」 と 「将来への10テーマ」

2023年度当初予算 重視する「3つの視点」

  • 経済を回す……疲弊した地域経済の回復、外貨獲得による経済の活性化
  • 暮らしを守る……暮らしにおける安全・安心の確保と心身の健康づくり
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)……あらゆる分野でのデジタルによる変革(※DX……デジタル技術を活用することにより、社会や生活の構造・スタイル等をより良く変革していくこと)

「将来への10テーマ」

社会経済情勢のさらなる変化や価値観の多様化、気候変動などによる将来の影響を予測し、新たな社会構造の構築に向け、腰を据えて取り組む10のテーマです。

  • DX推進体制……「産業」、「暮らし・まち」、「行政」各分野におけるDX推進に向けた体制づくりに総合的に取り組みます。
  • 農産物等輸出拡大……将来の国内需要減、海外需要増に対応し、農産物等の輸出拡大に向けた基盤づくりに取り組みます。
  • 水産業活性化……漁獲の減少を乗り越えた先の発展に向け、水産業の基盤を強化します。
  • 労働力確保……経済を支える労働力の不足に対応し、さまざまな人材が活躍できる仕組みと体制をつくります。
  • 縄文遺跡群保存・活用……世界に誇る縄文遺跡群を未来につなぎ、長く選ばれる観光資源として活用される体制等を強化します。
  • 地域脱炭素総合対策……2050年のカーボンニュートラル実現に向け、産業や家庭などからのCO2排出削減と森林による吸収源対策を総合的に進めます。
  • 地域共生……さらなる人口減少と超高齢化時代を見据え、住民が互いにつながり、支え合う仕組みづくりに取り組みます。
  • 生涯健康……県民の「生涯健康」を実現するため、学校と家庭の両面から、総合的にアプローチします。
  • 危機管理……頻発・激甚化する災害から県民の命と財産を守る体制づくりを行います。
  • 幼児教育……「幼・保」の区別、公立・私立の垣根を越えた推進体制づくりや幼保小連携により、幼児教育のさらなる質の向上に取り組みます。

2 「経済を回す」 主な取り組み

国内外からの観光需要の取り込み
世界自然遺産登録30周年を迎える白神山地やアートと花を活用した誘客宣伝、国際定期便の再開に向けたプロモーション等を行います。
あおもり米のブランド力強化
“ふっくらやさしい食感と、毎日食べたくなるほどよい甘み”「はれわたり」の全国デビューを契機に、あおもり米全体のブランド力のさらなる強化に取り組みます。
農産物等の輸出拡大基盤づくり(将来への10テーマ)
マーケットイン型の輸出品目育成や商品開発支援、輸出に取り組むプレーヤーの育成などの基盤づくりに取り組みます。
「青森の縄文遺跡群」の保存・活用体制の強化(将来への10テーマ)
県外プロモーションや旅行商品の造成に加え、アクセス環境の充実や遺跡施設等の受け入れ態勢整備に向けた支援を行います。
「あおもりの浜」の基盤強化(将来への10テーマ)
増養殖などの「つくり育てる漁業」や、漁業体験観光などの「海業(うみぎょう)」のさらなる展開に取り組みます。
産業分野横断的な労働力確保体制強化(将来への10テーマ)
しごとと求職者のマッチングを進め、女性や高齢者、障がい者など多様な力が最大限生かされ、UIJターン人材も活躍できる体制づくりを進めます。

3 「暮らしを守る」 主な取り組み

「青森県型地域共生社会」の基盤づくり(将来への10テーマ)
市町村の取り組み支援や暮らしと健康を守る「見守りさん」の認定、ICT機器で高齢者の状況を把握できる仕組みづくりのほか、自殺者数の減少に向け、データ分析による真に必要なアプローチの把握・実践に取り組みます。
「医療・福祉職の子育て世帯移住支援金」の新設(将来への10テーマ)
2023年度から、医療・福祉職を希望する子育て世帯の移住に対する支援金制度を市町村との連携により創設します。ひとり親世帯については、ひとり親加算によりさらに支援を充実させます。
鉄道在来線の需要開拓と地域公共交通ネットワーク確保
県民や県外観光客向けの利用促進キャンペーンを展開するほか、広域バス路線や域内交通の確保・維持・改善などに取り組みます。
地域脱炭素総合対策(将来への10テーマ)
中小企業の省エネ診断や医療・福祉施設等における積雪寒冷地に適した再エネ熱・省エネ設備の導入支援のほか、省エネ家電への買い替えの促進、林業事業体が行う森林集約化や低コスト再造林の取り組みを支援します。
生涯健康の基盤づくり(将来への10テーマ)
児童生徒およびその保護者の生活習慣に係る実態調査を行うほか、学校と家庭の両面から、バランスの取れた食事と運動を推進するための研修会やイベントなどを行います。

4 「DX」 主な取り組み

産業のDX(将来への10テーマ)
事業者向けのDX総合相談窓口の設置や、デジタル人財の育成・確保、インフラや観光客等のデータを利活用する基盤構築に取り組みます。
暮らし・まちのDX(将来への10テーマ)
市町村による暮らしに身近なデジタル実装モデルの構築を支援するほか、県民へのデジタル体験機会の提供を通じたデジタルデバイド対策、保健所業務のデジタル化・効率化等の公衆衛生DXに取り組みます。
行政のDX(将来への10テーマ)
行政自らが率先して、行政手続きや内部業務、税務などのデジタル化を進め、行政サービスの品質向上に積極的に取り組みます。
農林水産業のDX
デジタルデータを駆使したあおもり米の生産指導をはじめ、スマート農業の普及や消費宣伝へのデジタル手法の導入、森林クラウドを活用した原木需給のマッチングなどに取り組みます。

注目!「青森県DX推進プラン(仮称)」を策定します

本県におけるDX推進の指針となるプランの策定に取り組みます。

連載:CAFE AOMORI(第18回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

ボランティア団体「保戸沢里支会(ほどさわさとしかい)」(東北町)
会長 山中 諭(やまなか さとし)さん

【プロフィール】
東北町出身。約80世帯の保戸沢町内会の中で、地域や町内会員が困っていることや求められることは何かを共に考え行動するボランティア団体「保戸沢里支会」を平成27年に発足。
高齢者宅の雪下ろしや神社などの草刈り・清掃、夏祭りの企画運営などの活動を実施。

「保戸沢里支会」を発足した背景は?
(山中)この地域では季節のイベントや地域環境整備といったボランティア活動などを子供会が多く担ってきました。しかし子どもの数が減って子供会参加世帯も少なくなり、地域活動を継続することが難しくなってしまいました。
そこで町内会の会員がお互いに信頼し合い絆を保ちながら誰もが安心して暮らせる地域コミュニティが必要だと考え、子供会のOB数名が発起人となり16名で「保戸沢里支会」を発足しました。そこから少しメンバーの増減がありましたが、発足当時から変わらず、自分たちができることをできる時にやるというスタンスで活動しています。
活動する中で大変なことは?
(山中)大変だと思ったことは一度もありませんね。自分たちがやったことに対して「ありがとう」と言われたりすることが励みになっているのはもちろんですが、何よりメンバーみんなが地域に愛着を持って活動しているからだと思います。
人は強制されるとやりたくなくなるし、続かないものです。メンバー同士の会話は、常に「次はあれをやろう」といった建設的なものばかり。自発的にやっているから、楽しさと達成感しかありません。一仕事を終えた後に仲間と一緒にお酒を飲む時間も格別なんです。
今後の展望は?
(山中)主要メンバーが50代後半~60代なので、ゆくゆくは世代交代が必要になってきます。それに伴って、今度は里支会OBの会を作ろうと考えているんです。第一線を退くだけで、完全に引退するのではなく、困った時にはすぐに手を貸したり知恵を出したりすることができる体制を整えたいと考えています。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -下北地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「下北地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

知られざる下北のヒミツを発信!

下北地域は、恐山や仏ヶ浦、大間のマグロなど、雄大な自然と海の幸が有名です。

でも、まだまだ知られていない魅力がたくさんあるはず!という考えから、下北地域県民局では、地域を深く愛する“下北のプロ”たちがアツく語る「かだらせろ!下北自慢」と、プロのライターがその背景に迫る「調べてみた!下北のヒミツ」という異なる視点の記事をそれぞれ連載し、知られざる下北の魅力を発信しました。

記事はウェブサイトにて公開中です♪ぜひご覧ください!

問い合わせ:下北地域県民局地域連携部 電話 0175-22-8581
関連ページ:知るほど“深い”下北半島 「下北のヒミツ」

下北エリアといえばこれっ!

尻屋埼灯台(しりやさきとうだい)

高さが約33メートルもある、レンガ造りとしては日本一高い灯台であり、2022年に国の重要文化財に指定されました。
内部の見学が可能で、展望台からは津軽海峡と太平洋が交わる絶景を一望できます。

PRAK DAIKANYAMA

2022年、むつ市の代官山公園に、トレーラーハウスやドームテントでのグランピング、カフェなどでの飲食が楽しめる施設がオープン。市内中心部に位置し、観光の拠点としても利用できます♪

連載:いただきます!あおもりめし(第18回)

地域にちなんだ食材で作るレシピや郷土料理をご紹介!

今回は下北レシピ

煮あえっこ

常備菜にも便利な下北地方の郷土料理

基本データ
・カロリー:811キロカロリー
・塩分:8.7グラム
・調理時間:約30分
材料(4人分)
・大根…400グラム
・にんじん…30グラム
・しいたけ…4個
・ぜんまい…100グラム
・しらたき…100グラム
・油揚げ…1枚
・木綿豆腐…2分の1丁
・サラダ油…大さじ2
・しょうゆ…大さじ3
・みりん…大さじ3
・塩…2つまみ
作り方
1…大根、にんじんは長さ5センチ幅の千切り、しいたけは細切りにする。ぜんまいは5センチ幅に、しらたきは食べやすい長さに、油揚げは縦半分にしてから5ミリ幅に切る。豆腐は水切りをして、千切りした大根はさっと湯通しをする。

2…鍋にサラダ油を熱し、大根、にんじん、しいたけを炒める。その後、ぜんまい、しらたき、豆腐を入れてさらに炒める。

3…全体に油が回ったら、しょうゆ、みりん、塩を入れてまぜ、最後に油揚げを入れて煮含めたら出来上がり。時間をおいて味をなじませるとさらにおいしい。

いかの南蛮漬け

熱々の出来立ても 作り置きも どちらもおいしい!

基本データ
・カロリー:638キロカロリー
・塩分:7.9グラム
・調理時間:約30分
材料(4人分)
・いか…大サイズ1杯
・玉ねぎ…1個
・にんじん…30グラム
・ピーマン…2個
・小麦粉…大さじ2
・揚げ油…適量

【合わせ酢】
・酢…100ミリリットル
・みりん…25ミリリットル
・酒…25ミリリットル
・砂糖…大さじ2
・塩…小さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・鷹の爪(輪切り)…少々
作り方
1…いかは胴から足を抜き、軟骨やワタなどを取り除いて、胴と足だけにする。洗って水分を拭き取ったら、胴はヒレを付けたまま1センチ幅に切り、足は1本ずつに分ける。

2…玉ねぎは薄切り、にんじんとピーマンは千切りにし、バットに入れる。

3…合わせ酢を鍋にかけてひと煮立ちさせ、熱いうちに2のバットに注ぐ。

4…ビニール袋に小麦粉と1のいかを入れて振り、いかにまんべんなく小麦粉をまぶす。

5…4のいかを170から180度の揚げ油で表面がカリッとするまでしっかり揚げ、熱々のうちに3のバットに直接入れて合わせ酢に浸したら出来上がり。

ミニ特集

1 令和5年度一般会計当初予算は7,384億円(対前年度比0.7%増)

地域経済の回復と外貨獲得による経済の活性化、暮らしにおける安全・安心の確保と心身の健康づくり、あらゆる分野でのデジタルによる変革の3つの視点を重視しながら、最終年度を迎える「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」の総仕上げとともに、本県の未来を支える基盤づくりに積極的に取り組みます。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止と医療提供体制の確保等に向けて、引き続き万全の対応を図るとともに、頻発化・激甚化する自然災害に備えたインフラの機能強化に集中的に取り組むこととしています。

問い合わせ:財政課 電話 017-734-9036
関連ページ:令和5年度 予算関連情報

令和5年度一般会計当初予算

職員の給与は、県内民間事業者の給与実態などの調査結果に基づく県人事委員会の勧告を受け、国や他の地方公共団体との均衡を考慮しながら、県議会の審議を経て、条例で定められています。

歳入:7,384億円
【内訳】
・自主財源41.3パーセント(県税20.0パーセント、諸収入9.1パーセント、地方消費税清算金9.3パーセント、その他2.9パーセント)
・依存財源58.7パーセント(地方交付税29.2パーセント、国庫支出金19.5パーセント、県債6.5パーセント、その他3.5パーセント)
歳出:7,384億円
【目的別内訳】
総務4.3パーセント、民生14.8パーセント、環境保健8.8パーセント、労働0.3パーセント、農林水産業6.2パーセント、商工11.2パーセント、土木9.1パーセント、警察4.2パーセント、教育17.1パーセント、災害復旧1.1パーセント、公債費13.5パーセント、諸支出金9.2パーセント、議会0.2パーセント

当初予算額の推移

平成30年度:6,630億円 令和元年度:6,650億円 令和2年度:6,816億円
令和3年度:7,186億円 令和4年度:7,333億円 令和5年度:7,384億円

財政健全化に向けた取り組み

・直面する課題に最大限の対応を図った上で、県の貯金である基金取崩額をゼロとする収支均衡を堅持。
・県の借金である県債の残高についても着実に縮減し、令和5年度末で8,837億円となる見込み(令和4年度末見込対比477億円の減)。

 青森県受動喫煙防止条例が施行されました

この条例は、受動喫煙を防ぐために県民や事業者、学校などの施設が取り組むべきことを定め、県民の皆さんの健康の保持増進につなげることを目的として制定しました。
県全体で力を合わせて、受動喫煙を防止しましょう。

問い合わせ:がん・生活習慣病対策課 電話 017-734-9216

基本理念

  • 受動喫煙による健康への影響について理解を深めましょう。
  • 受動喫煙により健康を損なうおそれが高い未成年者や妊産婦に特別に配慮しましょう。

県民や事業者が取り組むこと

受動喫煙の防止の必要性について理解を深めるよう努めましょう。

学校などの施設が取り組むこと

未成年者や妊産婦が利用する次の施設は、特定屋外喫煙場所(※)を定めないよう努めましょう。

※特定屋外喫煙場所……原則として敷地内禁煙である学校、病院、児童福祉施設等、行政機関などにおいて、一定の要件を満たした場合に例外として設置できる屋外の喫煙場所のこと

  • 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等専門学校
  • 保育所、認定こども園、児童福祉施設等
  • 病院、診療所、助産所

令和5年度県税改正の主なものをお知らせします

自動車税環境性能割
・税率区分の見直し(令和6年1月~と令和7年4月~の2段階)※令和5年末までは据え置き
・先進安全技術を搭載したトラック・バスに係る特例措置…対象装置を追加の上、2年延長
自動車税種別割
・グリーン化特例(環境負荷に応じた重課または軽課)…3年(営業用の一部は2年)延長
不動産取得税
・宅建業者が一定の耐震改修等を行った個人の居住用住宅に係る減額措置…2年延長
・サービス付き高齢者向け賃貸住宅に係る軽減措置…床面積要件引下げの上、2年延長
・心身障害者多数雇用事業所に係る減額措置…廃止
問い合わせ:税務課 電話 017-734-9064

「自転車安全利用五則」をご存じですか?

「自転車安全利用五則」は、自転車に乗る時に守るべき重要なルールです。
自転車は車の仲間です。これからの季節は自転車の利用が増えますが、交通事故の被害者にも加害者にもならないために、ルールを守って走行しましょう。

【自転車安全利用五則】

  1. 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
  2. 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
  3. 夜間はライトを点灯
  4. 飲酒運転は禁止
  5. ヘルメットを着用(※令和5年4月1日から全利用者の着用努力義務開始)

問い合わせ:県民生活文化課 電話 017-734-9232
関連ページ:自転車安全利用五則

新しい季節に、出会いを探してみませんか

青森県と県内市町村(弘前市、黒石市、中泊町を除く)が運営する「あおもり出会いサポートセンター」では、結婚を希望する方の出会いを応援するため、オンラインによる結婚マッチングシステム「AI(あい)であう」を運用しています。
出会いの機会が少ないとお悩みの方は、ぜひご利用ください。

「AIであう」利用登録料(税込み)
・青森県内(弘前市、黒石市、中泊町を除く)…10,000円
・青森県内(弘前市、黒石市、中泊町)、青森県外…12,000円
問い合わせ:こどもみらい課 電話 017-734-9301
関連ホームページ:あおもり出会いサポートセンター

犬の登録と狂犬病予防注射をお忘れなく!

皆さんは狂犬病という病気を知っていますか?この病気は、狂犬病にかかった犬に咬まれることによって人間にも感染します。現在、日本での発生はありませんが、世界では毎年約6万人が死亡している恐ろしい病気です。

狂犬病の国内への侵入を阻止するためには、飼い犬に狂犬病予防注射をする必要があります。
狂犬病予防法では、犬の飼い主の方に、生涯一度の飼い犬の登録と、年1回の飼い犬への狂犬病予防注射の接種を義務付けています。
また、飼い犬に鑑札と注射済票を付けておくことも、飼い主の方の義務です。飼い犬の登録や狂犬病予防注射の日程などについては、お住まいの市町村にお問い合わせください。

問い合わせ:青森県動物愛護センター 電話 017-726-6100
関連ホームページ:青森県動物愛護センター

青森県職員の採用試験を実施します

令和5年度採用試験の第1次試験は次の日程で実施します。
試験会場や第2次試験の日程などの詳細は、後日、青森県庁ホームページなどでお知らせします。

第1次試験日程
・大卒程度および社会人枠…6月18日(日曜日)
・短大卒程度および高卒程度…9月24日(日曜日)
問い合わせ:人事委員会事務局 電話 017-734-9829
関連ページ:青森県職員採用案内

君の正義が誰かの笑顔に。一緒に警察で働きませんか!

青森県警察では、ともに県を守る仲間を募集しています。警察官や警察行政職員として一緒に働きませんか。

採用に関するお問い合わせは随時受け付けています。
「仕事内容や福利厚生は?」「白バイ隊員になるには?」など、気になることがあればお気軽にご連絡ください。

第1次試験日程
・警察官A(大卒)…7月9日(日曜日)
・警察官B(大卒以外)…9月24日(日曜日)
・警察行政(大卒程度)…6月18日(日曜日)
・警察事務(高卒・短大卒程度)…9月24日(日曜日)
問い合わせ:
 警察官A・B……県警察本部警務課人事・採用係 電話 0120-337-314(採用フリーダイヤル)
 警察行政・警察事務……人事委員会事務局 電話 017-734-9829
関連ホームページ:青森県警察採用情報

子育てに悩んだら「あおもり子育てネット」!

県総合社会教育センターでは、子育て中の不安や悩みを軽減するため、ウェブサイト「あおもり子育てネット」に家庭教育支援動画を掲載しているほか、家庭教育相談「すこやかほっとライン」で乳幼児から高校生の子を持つ保護者とその家族からの電話・メール相談を受け付けています。ぜひお気軽にご相談ください。

すこやかほっとライン
・電話:017-739-0101(月曜日・水曜日・木曜日 13時から15時まで(祝日・年末年始を除く))
・メール:あおもり子育てネットのメールフォームから送信
問い合わせ:総合社会教育センター 教育活動支援課 電話 017-739-1270
関連ホームページ:あおもり子育てネット

特殊詐欺に注意! だまし取られたお金は戻ってきません!

昨年、県内で発生した特殊詐欺は39件で、被害金額は2億8,000万円を超えています。

だまし取られたお金は戻ってきません!皆さんの大事なお金は自ら守ることが必要です。
電話やメールでお金を払うように言われたら、まずは詐欺を疑いましょう。そして一人で悩まず、すぐに家族や警察に相談してください。

特殊詐欺に関する相談先
・県警察本部生活安全企画課:電話 017-723-4211(代表)
・警察安全相談電話:#9110 または 017-735-9110
問い合わせ:県警察本部生活安全企画課 電話 017-723-4211(代表)
関連ホームページ:青森県警察特殊詐欺被害防止

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