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更新日付:2021年12月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2021年12月号(第190号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2021年12月号(第190号)
令和3年12月1日発行

テーマ
あおもりで叶える創業・企業
あなたの「やりたい」を応援します。

表紙の人
公益財団法人 21あおもり産業総合支援センター インキュベーション・マネジャー
奥崎 千詠子(おくざき ちえこ)さん

目次

1 特集
自分らしい生き方、働き方を創ろう あおもりで叶える! 創業・企業の夢

2 連載 CAFE AOMORI
公益財団法人 21あおもり産業総合支援センター インキュベーション・マネジャー
奥崎 千詠子(おくざき ちえこ)さん

3 連載 いただきます。あおもりメシ
「お米」レシピ

4 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
上北地域特集

5 ミニ特集
青森県職員の給与と職員数のあらまし
防ごう! フレイル

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連載 申吾のほっとコラム
スズキ式F(フレイル予防)体操

特集:自分らしい生き方、働き方を創ろう あおもりで叶える! 創業・起業の夢

「地元で新しいビジネスアイデアを実現したい」「大好きな青森で自分らしく働きたい」青森県はそんな思いを持った人を応援しています。
創業・起業を支援する専門家や拠点など、青森で夢を叶えるための、充実のサポートをご紹介します。

特集に関する問い合わせ:地域産業課 電話 017-734-9374
関連ページ:創業・起業の支援

1 あおもりで創業・起業したい人を応援 あなたの「夢」を一緒に叶えます!

インキュベーション・マネジャー(以下、「IM」)が伴走型で支援します!

IMってどんな支援をする人?

インキュベーション・マネジャー(IM)は、「創業したい」「創業を具体的に検討している」「起業に興味・関心がある」という人に対し、事業の構想・企画から実際に創業・起業するまでの段階に応じて一貫した支援を行う専門家です。夢を抱いたその時から創業希望者に寄り添った「伴走型」の支援を行うことにより、夢を叶える確率を少しでも高めていくことがIMの役割です。
IMは、創業希望者の目標達成までをサポートしながら一緒にビジネスを生み出すパートナーです。創業・起業を目指す一人ひとりが描く未来に近づけるよう、文字どおり「伴走」という形で支援を行っていきます。
青森県では、公益財団法人21あおもり産業総合支援センターをはじめ、各支援機関と連携し、IMの育成・配置などに取り組んでいます。

創業したいけど何から始めればいいの? IMが創業までしっかりサポート!

創業構想段階(アイデアの検証)→準備段階(事業計画の作成・分析)→実現段階(資金計画作成・資金調達実行)→創業・起業(夢の実現!!)

2 県内の創業者数は5年連続100人超え! ※県内の創業支援拠点を利用した創業者数

令和2年度の青森県内の創業支援拠点を利用した創業者数の実績は134人。平成28年度から5年連続で100人を上回っており、高水準を維持しています。
また、このうちUIJターンによる創業者は14人。さらに内訳を見ると、男女問わず幅広い年代の人が、多様な業種で創業の夢を叶えています。

例えばこんな創業も
小・中学生向けのプログラミング教室を開設(20代・男性)
完全予約制、1対1でのサービスを提供する美容院を開業(30代・女性)
フォトスタジオをオープンし、フォトウエディング事業を展開(40代・男性)

3 IMと一緒に夢を叶えたあのひと。

青森県では、IMの伴走型支援を受けながら多様な業種で夢を実現している人が増えています。
実際にIMからどのようなサポートを受け、どのようなステップで創業に至ったのか、4人の創業者にお話を伺いました。

エピソード1 わからないことを気軽に相談できる 頼れるIMとの出会い。

『自家焙煎珈琲cogemame』 工藤 広太(くどう こうた)さん(三沢市)
令和2年4月、三沢市内にカフェを開業し、夫婦二人三脚で経営。

支援制度を利用したきっかけは?
(工藤)昔からコーヒーに思い入れがあり、いつかは自分の店を持ちたいと考えていて、コーヒーマイスターの資格を取ったり、その分野の人脈を広げたりして着々と準備を進めていました。いよいよ三沢市内に店舗を構えて創業しようというところまでこぎ着けたのですが、夫婦ともに飲食店での仕事経験がなかったので、飲食業の経理に関することを知りたくて相談しました。
担当IMはどんな存在?
(工藤)難しいこともわかりやすく噛み砕いて教えてくれます。創業後の今でも、わからないことや困ったことがあれば、まず頭に思い浮かぶのはIMの石川さんの顔です。まだ子どもが小さいこともあり、なかなか相談に行けないので、メールなどを使って、気軽にやりとりさせてもらえていることもありがたいです。おかげで初めての確定申告も無事に終えることができました。
創業・起業をお考えの方へのメッセージを!
(工藤)今の時代、インターネット上に情報があふれているものの、必要な情報を個人で調べるには限界があります。詳しい人に直接聞いて教えてもらう方が効率的。県の支援制度というと堅苦しく感じるかもしれませんが、とても気さくに教えてくれますよ。これから創業をお考えの方は、ぜひこの制度の活用をおすすめします。
担当IMから、工藤さんを支援した印象
(公財)21あおもり産業総合支援センター IM 石川 悟(いしかわ さとる)さん
「ご夫婦のコーヒーへの熱意や今後の展望をお聞きし、お二人を包む空気感をそのまま店舗に反映できればすてきなお店になるはず、と直感しました」

エピソード2 挫折しかけるほどの道のりも力強い後押しで乗り越え、創業が実現。

『合同会社アリス』 本堂 絵里子(ほんどう えりこ)さん(青森市)
令和元年11月、青森市内に男女別の障がい者向けグループホームを開設。

支援制度を利用したきっかけは?
(本堂)戸建住宅を活用した障がい者向けのグループホームをつくりたいと日本政策金融公庫に相談したところ、県の支援制度を教えてもらったのがきっかけです。すぐに相談の予約をし、そこから創業するまで一年近くお世話になりました。
制度を利用した感想は?
(本堂)創業までに何が必要でどのような手順を踏めばいいのかなどが全くわからない段階で相談したので、アドバイスをもらったというよりは一緒につくり上げてもらったといった感じです。金融機関に提出する事業計画書の作成や補助金の対象となるかの確認、施設の物件探しに至るまで、さまざまな支援をしていただきました。イメージを的確な言葉にして説明できないことも多く、挫折しかけたこともありましたが、そのたびに背中を押してもらって。創業したら終わりではなく、追加融資を受ける際にまた相談に乗っていただき、今はなんとか事業を軌道に乗せることができました。
創業・起業をお考えの方へのメッセージを!
(本堂)この制度を利用していなかったら、私は創業にこぎ着けることができなかったかもしれません。無料で相談できることも大きなメリットだと思いますよ。
担当IMから、本堂さんを支援した印象
(公財)21あおもり産業総合支援センター IM 齋藤 拓也(さいとう たくや)さん
「この事業をやりたいんだ!という強い思いを感じました。難局においても自分の意見をしっかり持ち、常に冷静に突き進んでいたのが印象的でした」

エピソード3 藤崎町産の農産物を活用した加工品等を製造し、地域活性を目指す。

『R*A BASE』 浅利 梨郷(あさり りさと)さん(藤崎町)
令和2年1月、藤崎町の農産物を活用した食品加工業を創業。

どのような支援を受けましたか?
(浅利)創業を考え始めた段階で相談しました。ゼロからのスタートだったので、創業までのスケジュールや資金借り入れのための資料づくり、原材料の仕入れから販売までの全工程を一人でこなすためのノウハウなど、あらゆる場面でさまざまなアドバイスをいただきました。ほかにも販売先を紹介していただくなど、縁をつないでいただきました。
支援を受けた感想は?
(浅利)創業までは4か月ほどでしたが、ちょっとしたことでもよく話を聞いてもらい、次にやるべきことを確認しながら先に進むことができました。創業直後に新型コロナの影響で事業の方向性を見直すことになりましたが、相談できる支援制度があって本当に心強かったです。各分野の専門家からもアドバイスをいただけますし、今でも定期的に相談に乗ってもらっています。
創業・起業をお考えの方へのメッセージを!
(浅利)創業というスタートラインに立つまで、そしてスタートしてからも、やらなければならないことがたくさんあります。そんな時、相談できる人がいることが一番の安心感につながると思います。
担当IMから、浅利さんを支援した印象
(公財)21あおもり産業総合支援センター IM 奥崎 千詠子(おくざき ちえこ)さん
「浅利さんは、筋が通っていながら、状況に応じて臨機応変にシフトチェンジできる方という印象です。コミュニケーション能力の高さは見習いたいところです」

エピソード4 「地元に残る子どもを一人でも多く育てたい」 時間をかけて理想をカタチに。

『てらこ屋』 坂本 貴幸(さかもと たかゆき)さん(東通村)
平成30年6月、巡回形式の学習塾を開業し、東通村を拠点にサテライト教室を設置。

どのような支援を受けましたか?
(坂本)地元である東通村は、私が生まれた頃と比べて人口が半分に減っています。将来、地元に残る子どもたちの底上げを図るために学習塾を開きたいと考えていたのですが、塾に通う習慣がない上、一つの場所に多くの生徒を集めるのが難しい土地柄なので、思い描いていた理想と現実のギャップを埋めていく作業が必要でした。そんな時に力になってくださったのがIMの鎌田さんです。事業のビジョンづくりや資金繰りなど、教えていただいた経営ノウハウに基づき、こちらからもアイデアを提案して事業の実現性を探っていきました。二年ほどの準備期間を経て創業に至りましたが、最初に直面したのは生徒の募集という課題。その点についてもアドバイスをいただきました。
担当IMはどんな存在?
(坂本)やりたいことの実現に向けて、また創業した後も、寄り添っていただきました。創業当初は周りにあまり相談できる人がいなかったので、心のよりどころでしたね。
創業・起業をお考えの方へのメッセージを!
(坂本)支援を受けて、創業する上で重要となるビジョンやターゲットを明確にできたことがよかったと思っています。有意義な制度だと思います。
担当IMから、坂本さんを支援した印象
(公財)21あおもり産業総合支援センター IM 鎌田 直人(かまた なおと)さん
「ビジネス目線はもちろん必要ですが、『地域のために』という視点を持って自ら仕事を創っていける方で、とても尊敬できる起業家さんです」

4 女性の創業・起業を積極的に応援!

青森県では、創業・起業を志す女性のために、ライフイベントとの両立や資金面など、あらゆる課題を解決へ導くさまざまなサポートを用意しています。
また、そんな女性たちを応援したいという先輩女性起業家が多数活躍しています。

あおもり女性UIJターン創業サポーターズ 『あおもりフルール』

青森県内での創業・起業を目指す女性たちの道しるべとして、5名の先輩女性起業家をあおもり女性UIJターン創業サポーターズ『あおもりフルール』に任命しています。
座談会などへの参加を通じて女性の創業希望者と積極的にコミュニケーションをとり、女性起業家としてのこれまでの経験や実績を踏まえたアドバイスを行っていきます。

女性による女性のための創業・起業支援 『起業アテンダント』

起業したい女性に対し、情報収集の方法をアドバイスしたり、同じ女性の視点からアイデアを事業化するための相談相手になる存在、それが『起業アテンダント』。
創業支援機関と連携しながら、新しいことを始めたいと思っている女性の挑戦を応援し、助言・サポートを行います。

5 県内の創業支援拠点

県内各地域に、創業・起業を考えている方や興味・関心のある方などをサポートする拠点があります。事業の構想・企画の段階での相談にも応じますので、ぜひ気軽に活用してください。(相談は無料。)

※各施設をご利用の際は、事前にご予約ください。(祝祭日、年末年始はご利用いただけません。)

公益財団法人21あおもり産業総合支援センター
【住所】青森市新町2-4-1青森県共同ビル7階
【利用時間】月曜日から金曜日(8時30分から17時15分まで)
【問い合わせ】電話 017-777-4066
AOMORI STARTUP CENTER
東青地域(青森市、平内町、外ヶ浜町、今別町、蓬田村)の創業支援拠点
【住所】青森市新町1-2-18 青森商工会議所会館1階
【利用時間】火曜日から土曜日(10時から19時まで)
【問い合わせ】電話 017-763-0037
ひろさきビジネス支援センター
【住所】弘前市土手町31 土手町コミュニティパーク コミュニケーションプラザ棟2階
【利用時間】月曜日から金曜日・第3土曜日(9時から17時まで、毎週水曜日、毎月第1・第3月曜日は9時から20時まで) ※IMによる相談は毎週水曜日、毎月第1・第3月曜日・第3土曜日のみ
【問い合わせ】電話 0172-32-0770
はちのへ創業・事業承継サポートセンター(8サポ)
【住所】八戸市堀端町2-3 八戸商工会館1階
【利用時間】月曜日から金曜日(9時から17時30分まで) ※週1回21時まで延長、月1回休日相談実施(詳しくは8サポのホームページをご確認ください)
【問い合わせ】電話 0178-51-9593
ごしょがわら圏域創業相談ルーム
【住所】五所川原市一ツ谷503-5 五所川原市民学習情報センター2階
【利用時間】毎週火曜日(第5火曜日除く)(10時から16時まで)
【問い合わせ】五所川原市商工労政課 電話 0173-35-2111(内線2552)
黒石市創業相談ルーム
【住所】黒石市大字市ノ町5-2 黒石市産業会館2階 黒石商工会議所内
【利用時間】毎月第1・第3木曜日(10時から16時まで)
【問い合わせ】黒石市商工課 電話 0172-52-2111(内線641)
十和田市創業相談ルーム
【住所】十和田市西二番町4-11 十和田商工会館5階 小会議室
【利用時間】毎月第2・第4木曜日(10時から16時まで)
【問い合わせ】十和田市商工観光課 電話 0176-51-6773
三沢市創業相談ルーム
【住所】三沢市幸町2-1-1 三沢市商工会館3階 事務室
【利用時間】毎月第2・第4火曜日(10時から17時まで)
【問い合わせ】三沢市産業観光課 電話 0176-53-5111(内線553)
むつ市創業相談ルーム
【住所】むつ市田名部町10-1 むつ来さまい館2階 会議室
【利用時間】毎月第1・第3木曜日(10時から17時まで)
【問い合わせ】むつ市産業雇用政策課 電話 0175-22-1111(内線2653)

連載:CAFE AOMORI(第10回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

今回の「未来に継ぎたい」 ▶ あおもりの創業 を継ぎたい!

公益財団法人21あおもり産業総合支援センター
インキュベーション・マネジャー(以下、「IM」)
奥崎 千詠子(おくざき ちえこ)さん

【プロフィール】
青森市出身。創業支援を行うIMの資格取得後、県からの委託を受け現職に就く。私生活では二人の子を持つ、子育て真っ最中のワーキングママ。

IMになったきっかけは?
(奥崎)元は県外で別の仕事をしていたんですが、生まれ育った青森が大好きでUターンした後、地域活性につながる仕事に携わりたいと考えていました。娘が二人いるんですが、この子たちが将来やりがいのある仕事に就いたり創業したりできる、若者が定住する元気な青森にしたいという思いがあったんです。前職は秘書でしたし、もともと人をサポートする仕事が好きなんだと思います。
IMとして日々心掛けていることは?
(奥崎)まずは相談者の話をじっくりと聞くことですね。創業を考えた根底にどんな想いがあるのか、これまでやってきたことや今置かれている状況、どんなことを好むのかまで。仕事に関係ないような話もします。その人をより深く知ることで強みになる部分を見つけられるからです。
IMの仕事は伴走型支援といって、達成まで相談者に寄り添った支援をする仕事です。その方の自立を目指すという意味では、なんとなく子育てに近いと感じています。ただし創業や起業がゴールではなく、その後はご自身の力で事業を継続していかなければならないので、相談者が自ら考え、進むべき方向を見つけられるような手の差し伸べ方を心掛けています。
「女性IM」としての強みは?
(奥崎)創業は人によって目指すところが違い、特に女性の場合はライフステージに合わせて環境が変わることが多いです。私自身も結婚や出産・子育ての経験があるので、そういった状況を見越したアドバイスをしたいと思っています。

連載:いただきます。あおもりメシ(第10回)

青森の家庭料理レシピをご紹介!

今回の食材:お米
食材メモ:旬の時期 新米は10月以降

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元青森で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な郷土料理と家庭料理を中心に提供。

お赤飯

ほんのり甘い 青森の味

基本データ
・カロリー:4,427キロカロリー
・塩分:18グラム
・調理時間:2日
材料(およそ重箱2段分)
・もち米…5合
・あずき…250グラム
・砂糖…200グラム
・塩…大さじ1
・酒…100ミリリットル
※あずきの煮汁(350ミリリットル)も使います
作り方(蒸し器を使った本格レシピ!)
【1日目】
1…あずきをゆで、沸騰したらゆで汁を捨てる(2、3回繰り返す)。その後、あずきを水(400ミリリットル)からゆで、芯は軟らかく、皮は少し硬い程度にまで煮えたら、砂糖と塩を加えて火を止め、冷ましておく。もち米は洗って一晩水につける。

【2日目】
2…蒸し器に蒸し布を敷き、もち米を平らに入れ、中火から強火程度の火加減で20分蒸す。

3…2のもち米をボウルに移し、それにあずき、あずきの煮汁、酒を入れて混ぜる(もち米が煮汁と酒を吸うまで)。

4…3を蒸し布を敷いた蒸し器に戻し、中火から強火程度の火加減で20分蒸す。火を止めて15分蒸らしたら出来上がり。

紅しょうが入り おいなりさん

津軽の定番!

基本データ
・カロリー:1,660キロカロリー
・塩分:21グラム
・調理時間:約60分
材料(10個分)
・油揚げ…5枚(フワフワした油揚げを使うと剥がしやすい)
・煮汁(だし汁…400ミリリットル、砂糖…大さじ2、しょうゆ…大さじ2、みりん…大さじ2)
・米…3合(もち米のみでも、もち米・うるち米半々でもよい)
・紅しょうが…50グラム(みじん切り)
・合わせ酢(砂糖…大さじ4、塩…小さじ2、酢…大さじ3)
※市販のいなり揚げを使うと、より簡単に作れます!
作り方
1…油揚げは半分に切って正方形にし、沸騰した湯でゆで、油抜きをする。

2…煮汁を沸かし、水気を切った1の油揚げを入れて汁気がなくなるまで煮含め、冷ます。

3…米を炊飯器で炊き、炊きたてのご飯に合わせ酢と紅しょうがを入れて混ぜる。

4…2の揚げを袋状に開いて、3のご飯を詰めたら出来上がり。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -上北地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「上北地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

かみきたの産直施設の新たな取り組みへのチャレンジを支援!

上北地域には産地直売(産直)施設が36施設あり、販売金額は県内トップクラスです。
上北地域県民局では、産直に取り組む農業者の所得向上を図るため、食料品店が近くにない地域への移動販売や、官公庁・企業を対象とした事前注文・配達による販売、地場産品に新たな付加価値を加えた商品の販売といった新たな取り組みにチャレンジする産直施設を支援しています。
今後はこれらのチャレンジで得られた成果を、管内の他の産直施設へ広めていきます。

上北エリアといえばこれっ!

『上北そば』認定店

そば収穫量県内一の上北地域では、『上北そば』認定店が手打ちそばやそば粉を提供しています。毎年11月には1か月間「新そばまつり」を開催していますので、ぜひご賞味ください。

アグリの里おいらせ

アグリの里おいらせでは、もち小麦を使ったしっとりもちもち食感が特徴の『もち姫のキセキ』シリーズ商品が評判です。そのほか、ジャンボピザの予約販売も行っています。クリスマスにどうぞ!

記事に関する問い合わせ:上北地域県民局地域農林水産部 電話 0176-23-4281
関連ページ:上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室

ミニ特集

1 青森県職員の給与と職員数のあらまし

県では、人事行政を運営するに当たっての公正性・透明性を高めるため、人事行政の概要を公表しています。その中から、県職員の給与と職員数のあらましをお知らせします。

給与

職員の給与は、県内民間事業所の給与実態などの調査結果に基づく県人事委員会の勧告を受け、国や他の地方公共団体との均衡を考慮しながら、県議会の審議を経て、条例で定められています。

職員の初任給と平均給料月額の状況(令和3年4月1日現在)
一般行政職
初任給月額:182,200円(大学卒)、150,600円(高校卒)
平均給料月額:312,000円
平均年齢:42.7歳
警察職
初任給月額:203,800円(大学卒)、173,400円(高校卒)
平均給料月額:303,600円
平均年齢:38.6歳
高校教育職
初任給月額:204,000円(大学卒)
平均給料月額:371,200円
平均年齢:46.2歳
小・中教育職
初任給月額:204,000円(大学卒)
平均給料月額:379,000円
平均年齢:47.6歳
技能労務職
初任給月額:147,900円(高校卒)
平均給料月額:300,500円
平均年齢:52.1歳
知事や県議会議長などの給料・報酬月額の状況(令和3年4月1日現在)
  • 知事:1,008,000円(給料20パーセント減額)
  • 副知事:824,500円(給料15パーセント減額)
  • 県議会議長:910,000円
  • 県議会副議長:810,000円
  • 県議会議員:780,000円
人件費の状況(令和2年度普通会計決算)

歳出額7,333億4,520万円 うち人件費1,631億8,016万円(22.3パーセント)

職員数

部門別の職員数の状況(各年4月1日現在)
一般行政部門
令和2年: 3,793人 令和3年: 3,787人 ( 6人減)
教育部門
令和2年:11,119人 令和3年:11,072人 (47人減)
警察部門
令和2年: 2,691人 令和3年: 2,681人 (10人減)
公営企業等会計部門
令和2年: 1,286人 令和3年: 1,298人 (12人増)
全部門合計
令和2年:18,889人 令和3年:18,838人 (51人減)
「人事行政の概要」は、人事課、県政情報センター、各合同庁舎の地域住民情報コーナーのほか、ホームページでもご覧になれます。

問い合わせ:人事課 電話 017-734-9047
関連ページ:青森県人事行政の概要

2 防ごう! フレイル

「フレイル」とは、健康な状態と介護が必要な状態の間で、心と身体が弱まっている状態のことをいいます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、外出や人と会う機会が減ることが長引いている今、特に高齢者の方々が知らず知らずのうちに「フレイル」になることが心配されています。

フレイル予防のために

フレイル予防のポイントは、「栄養」「運動」「お口の健康」「コミュニケーションや社会参加」です。たとえば、こんなことも予防につながります。

  • 栄養 卵や大豆など、たんぱく質の多い食べ物をしっかり食べる
  • 運動 テレビを見る時は、番組の合間に一旦立ち上がる
  • お口の健康 「パ・タ・カ・ラ」と口を動かす体操をする
  • コミュニケーションや社会参加 電話などで人とやりとりをする

新型コロナウイルス感染症に気をつけつつ、高齢者の方々が健康を維持するための情報を掲載している厚生労働省のウェブサイト『地域がいきいき集まろう 通いの場』も、ぜひご覧ください。

問い合わせ:高齢福祉保険課 電話 017-734-9296
関連ホームページ:厚生労働省「地域がいきいき 集まろう 通いの場」

あおもりふるさと寄付金のご案内

ふるさと納税は、自分が生まれ育った地域やお世話になった地域に感謝し、応援したいという想いを、寄附という形で表すことができる制度です。
県外にお住まいのご家族・ご友人など、離れた場所から青森県を応援したいという方に、ぜひご紹介ください。

  • 個人がふるさと納税制度による寄附をした場合には、寄附金額に応じて所得税や住民税から一定額を控除することができます。
  • 青森県へ1万円以上のご寄附をされた県外在住の方に、県産品をお送りしています。

問い合わせ:税務課 電話 017-734-9064
関連ページ:ふるさと青森応援サイト ~青森県へのふるさと納税「あおもりふるさと寄附金」~

多重債務(借金問題)でお悩みの方へ

各消費生活センターや東北財務局青森財務事務所などでは、多重債務に係る相談を受け付けており、債務整理等が必要な場合には、弁護士や司法書士による法律相談(初回無料)におつなぎしています。
また、信用生協では生活再建支援のための相談・貸付事業を行っています。まずは電話でご相談ください。

  • 消費生活センター 電話 局番なしの188
  • 東北財務局青森財務事務所 電話 017-774-6488
  • 信用生協:青森事務所 電話 0120-102-143、八戸事務所 電話 0120-102-084、弘前事務所 電話 0120-102-354

記事に関する問い合わせ:県民生活文化課 電話 017-734-9206
関連ページ:青森県内の多重債務相談窓口について

【受付終了しました】しもきたマルシェ「大雨災害復興年末ネットマルシェ」開催中!

今年8月の大雨災害に際しまして、多くの方々からの励ましとご支援をいただき、ありがとうございました。
下北産品とともに、感謝と元気を伝えたい……そんな思いから「復興商品詰め合わせセット」などを各種ご用意しました。詳しくはホームページをご覧ください。年末のご贈答やご自宅用に、ぜひご利用ください。

  • 【受付】令和3年12月10日(金曜日)まで
  • 【発送】令和3年12月13日(月曜日)から22日(水曜日)まで

問い合わせ:下北地域県民局地域農林水産部 電話 0175-22-2685
関連ホームページ:しもきたマルシェ

性犯罪の被害に遭い、悩んでいませんか

被害に遭われたあなたは悪くありません。ひとりで悩み苦しまず、まずは相談してみませんか。
青森県警察本部では、性犯罪の被害に遭われた方やその周囲の方などを対象とした相談電話『性犯罪被害110番』を設置しています。性犯罪の被害は、心身ともに大きなダメージを受け、簡単に忘れられるものではありません。周囲の方々の寄り添う心が大切です。

  • 『性犯罪被害110番』 電話 0120-89-7834
  • 全国共通相談電話 電話 #8103(しゃーぷ・はーとさん)
  • ※24時間対応可、休日・夜間は希望する性別の警察官が不在の場合もあります。

記事に関する問い合わせ:県警察本部刑事部捜査第一課 電話 017-723-4211
関連ホームページ:許さない! 性犯罪! 相談電話があります

青森県警察からのお知らせ

「横断歩道は歩行者優先」 マナーではなくルールです

12月11日から20日は『冬の交通安全県民運動』期間です

連載:申吾のほっとコラム

スズキ式F(フレイル予防)体操

先日、フレイル予防キャンペーンのため、我が身と格闘しながら、何とか『スズキ式F体操』の動画を撮影した。

事前特訓を重ねる段階で、すでに体のあちこちの筋肉がピクピクプルプル、この体操の効き目のすごさを実感した。

我々『だし活+だす活』ダンスチームとしては、結構いい動きの動画が撮れたと思ったのだが、専門筋からは「つづ(知事)のへっぴり腰な踊りを見るにつけ、フレイル予防が本当に大切だと伝わってきます!」と、皮肉ではなく、大真面目に高評価をいただいた。「ありゃりゃ」と少しめげたことはおいておこう。

「フレイル」の詳細は当広報紙7ページのミニ特集2(点字版では5-2「防ごう!フレイル」)を参照いただきたいが、新型コロナウイルス感染症の影響で顕在化した、このフレイル問題にどう早めに対応すべきかは大きな課題である。

フレイルは、ウィズコロナの中で、長期的な健康問題として、今、くしくも注目されている。

「だし活」以来、高血圧による脳出血、心不全、腎不全予防のための健康づくりキャンペーンを県内各地でダンスと共に繰り広げてきた。今後は、それに加えて、まずは“フレイル”という言葉を知ってもらうこと、そして重要な筋肉を動かすことによる運動面からの予防啓発を本格的にスタートさせる。

『スズキ式F体操』は、一曲1分40秒の短い中で、普段休んでいる筋肉を目覚めさせる。(とてもハードで、撮影中に映画『ダイ・ハード』にちなんで「わい、ハード」と思わず口にしてしまったが古すぎてウケなかった……。)

例えば、下に並べた体操の絵のうち、①の絵(片足ずつ「一歩前に踏み出し・足を元に戻し」の動きを繰り返し、足を前に出すタイミングで両腕を大きく広げる絵)の動きでは、三角筋や上腕二頭筋、上腕三頭筋など、肩や上腕の筋肉を動かし、代謝をアップさせてくれる。

②の絵(スクワットの絵)の動きでは、大臀筋や大腿四頭筋、下腿三頭筋など、お尻周りや太ももなど下半身の筋力をアップさせてくれる。効き目はもちろんばっちりだが、一番大事なのは、できる範囲で無理なく体を動かすことである。

当面、“へっぴり腰”な踊りを県民の皆さまにお見せすることになると思うと少々恥ずかしくもあるが、そうも言ってはいられない。しっかりと各筋肉を目覚めさせ、③の絵(左腕を斜め上、右腕を斜め下にそれぞれまっすぐ伸ばし、脇を伸ばしている絵)のおしまいのポーズ(広背筋)をビシッと決めて、自らの筋肉をフレイル状況から脱することで、県民の皆さまと共に、楽しく健康寿命を伸ばしたい。その思いでこれからも“へっぴり腰”で踊り続ける覚悟だ。


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