ホーム > 組織でさがす > 農林水産部 > 林政課 > 選手村ビレッジプラザへ提供した県産材を再利用しています!

関連分野

更新日付:2023年4月3日 林政課

選手村ビレッジプラザへ提供した県産材を再利用しています!

選手村ビレッジプラザへ提供した青森県産材

 県では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の大会組織委員会が主催した「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ」プロジェクトの事業協力者として、大会附属施設である「選手村ビレッジプラザ」の建設材料として県産材を提供し、大会終了後、返却された県産材の後利用を進めています。

~「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ」プロジェクトとは~
 全国の木材で一つの建物を作り、各地の木材を建物の様々な箇所に使うことで、オールジャパンの大会参画や多様性と調和を表現するほか、国産木材の使用により持続可能な森林の保全に寄与し、大会終了後に木材を返却して各地域で大会参画の証が残されるようにレガシーとして活用することで、持続可能性を実現するプロジェクトです。
 選手村ビレッジプラザは、本県を含む全国の63自治体の協力により建設され、延べ床面積約6,000平方メートルの木造平屋建ての建築物にカフェやメディアセンター等が配置され、大会期間中の選手の生活を支える重要な施設として使用されました。
 本県からは、スギ、ヒバ、アカマツ約9.4m³を提供し、梁や土台、床材などに使用されました。
選手村ビレッジプラザの建設に向けた県産材の出発式の様子
選手村ビレッジプラザの建設に向けて出発する県産材
選手村ビレッジプラザ
選手村ビレッジプラザ
床や梁などに青森県産材が使用されている

県産材の再利用について

 返却された県産材の活用方法については、木材・木工関係者等による検討委員会を組織して検討を進めた結果、大会のレガシーとして、選手村ビレッジプラザで使用された様子をイメージしてもらえるよう、出来る限り原型を崩さずに見て触れられるもので、返却された木材を余すこと無く活用することをコンセプトに、モニュメント、ベンチ、PRパネルを製作することに決定しました。
 製作物は、令和4年11月22日に公開され、県有スポーツ施設や、希望のあった8市町の施設に設置しています。
  • モニュメント
    モニュメント 「青森の豊かな大地とそこに育つ木々」を表現
    (県営スケート場に設置)
  • ベンチ
    ベンチ (県有スポーツ施設や希望のあった市町の施設に設置)
  • PRパネル
    PRパネル (モニュメントやベンチの設置場所にあわせて展示)

モニュメント、PRパネルの貸出について

 県産材のPRのため、製作したモニュメントとPRパネルを貸出しています。
 詳しくは、選手村ビレッジプラザへ貸与した県産材の後利用製作物貸出・使用要領を確認のうえ、お問い合わせください。

1 貸出機関
 農林水産部林政課

2 対象
(1)借受者
 県、県内市町村及び関係各機関・団体、教育関係機関のほか、県が適当と認める者。
(2)使用目的
 県内のスポーツの振興又は県産材のPRに寄与し、かつ営利を目的としないもの。

3 貸出方法
 借受申込書(様式1)に必要事項を記入のうえ、提出してください。

4 料金
 無料 ※ ただし、運搬に係る経費は借受者の負担

この記事についてのお問い合わせ

林政課林産振興グループ
電話:017-734-9517  FAX:017-734-8145

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする