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更新日付:2026年10月8日 スポーツ健康課

青森県の強化選手を、データで支える

ユーフォリア・大塚製薬・青森県競技力向上対策本部、データ活用によるコンディショニング支援で強化選手の実力発揮を支える

国スポ本番を目前に控えた最終調整として、Oura Ring(オーラリング)とVivoo(ビブ―)を導入し、Oura Ringで見えにくい疲労を、Vivooで食生活の傾向を可視化。大会後を見据えたAIシミュレーターの構築にも着手。

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取組の内容

 アスリート向けデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」を開発する株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:橋口 寛、以下 ユーフォリア)、栄養モニタリングサービス「Vivoo」を展開する大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、以下 大塚製薬)、及び青森県競技力向上対策本部(以下 対策本部)は、2026年10月10日に本会期が開幕する「青の煌めき あおもり国スポ」(第80回国民スポーツ大会、主催:公益財団法人日本スポーツ協会、文部科学省、青森県、以下 国スポ)に向け、対策本部の強化選手を対象としたデータ活用によるコンディショニング支援を進めてまいりました。
 本取組では、ユーフォリアがアスリートデータベースとOura Ringの提供及びデータ活用の設計を、大塚製薬が「Vivoo」による栄養モニタリングの提供を、対策本部が支援の企画・運営を担っています。本番に向けた支援体制の内容と、大会後も青森県に残す「レガシー運用」の取組についてお知らせいたします。

1年間の取組:データに基づく支援体制の構築
 対策本部は2025年度より、国スポに向けた選手の競技力向上の基盤として「ONE TAP SPORTS」を採用し、アスリートデータベースの運用を開始しました。1年間の運用を通じて、以下の支援体制を段階的に整備してきました。2025年度は、データによる現状の可視化とコンディションのベースアップに取組み、2026年度は、その蓄積をもとに本番での実力発揮へ向けた最終調整へと段階を進めています。
(1)スポーツ科学の専門スタッフによるトータルサポート
 心理・栄養・トレーニング等の専門スタッフを配置し、スポーツ科学によるトータルサポートを提供する対策本部独自の支援体制を構築しました。スポーツ科学知識とサポート経験が豊富なスタッフを登用し、天皇杯・皇后杯の獲得に向けた科学的サポートと、選手の心身の安全確保を両輪で進めています。
(2)対象選手をジュニア層まで拡大
 これまで対象としてきた対策本部雇用のスポーツ専門員に加え、今後の活躍が期待される特別強化指定選手(ジュニア層)まで対象を拡大しました。アスリート育成パスウェイの考え方に基づき、ジュニア期から成年期までのアスリートデータを縦断的に把握することで、競技力向上に関わる要因の解明につなげます。ジュニア層向けには専門スタッフによる講習会(日程調整中)も実施し、希望者にはOura Ringの貸与を行っています。なお、ジュニア層の支援に用いるのはアスリートデータベース及びOura Ringであり、推奨利用年齢を18歳以上とするVivooは使用していません。
本番に向けた最終調整:Oura RingとVivooによる客観指標の可視化
 2026年度は、これまでの蓄積をベースに、本番で実力を出し切るための最後の調整に焦点を当てています。その具体的な手段として、2つのサービスを本番直前期に導入しました。
・Oura Ring:ユーフォリアが取り扱うリング型ウェアラブルデバイスのOura Ringを対象選手に提供し、コンディション、睡眠、睡眠負
 債、心拍変動(HRV)、安静時心拍数などを追跡・計測します。これらの客観的データと選手による日々の主観的記録を組み合わせる
 ことで、身体的負担の兆候を早期に把握し、回復のための適切な判断やトレーニング負荷の最適な管理に役立てることを目指します。
・Vivoo:大塚製薬が展開する栄養モニタリングサービスを導入し、水分レベルをはじめとする食生活の傾向に関わる6項目を測定しま
 す。あわせて、それらを統合したVivoo総合スコアも確認できます。測定データはAPI連携によりアスリートデータベースへ自動で取込
 まれ、Oura Ringのデータや練習記録と統合して一元的に管理されます。自己申告や体感に頼らず、日々の食生活などの傾向を客観的に
 把握することで、競技力の土台となる食生活の見直しにつなげます。2026年8月より、持久系種目や階級制種目など、発汗量が多く、
 栄養・水分の管理が競技成績に直結しやすい競技の選手を対象に運用を開始しています。
グラフ
Oura RingとVivooの測定データを統合したアスリートデータベースの画面(サンプル)
会期中:日次のコンディショニング支援
 3者は、会期前競技Ⅰ(2026年9月3日〜9月13日)、会期前競技Ⅱ(10月2日〜10月9日)、本会期(10月10日〜10月20日)を通じて、データ活用によるコンディショニング支援を実施します。会期中は日次でアスリートデータを確認し、試合時の環境変化に応じてリカバリー方針を随時見直します。
大会後へ:AIシミュレーターによるアスリートデータの「レガシー運用」
 ユーフォリアと対策本部は、本取り組みを国スポ本大会だけで完結させず、この1年で蓄積してきたアスリートデータと支援ノウハウを、次世代選手の育成・強化に活用し続ける仕組みづくりを進めます。
 その中核として、ユーフォリアのマルチエージェントAIサービス「QUARIA AI」の技術を活用したAIシミュレーターの構築に着手します。対策本部に蓄積されたデータを分析し、コンディションやパフォーマンスの推移を見通すことで、戦略的なピーキングの設計を支援します。指導者の経験と感覚を科学的な根拠で裏付け、限られたリソースから成果を最大化することを目指します。
 さらに本取り組みで得られた知見を、青森県内の競技団体や次世代アスリートの育成へ広げてまいります。3者は、データに基づく選手支援を県の強化体制として定着させ、「青森モデル」として確立してまいります。

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この記事についてのお問い合わせ

スポーツ健康課・競技力向上対策室
(青森県競技力向上対策本部)
電話:017-734-9924  FAX:017-734-8275

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