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更新日付:2025年12月15日 生涯学習課
文部科学大臣表彰について─「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰
「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰
〇趣旨
平成26年に批准した「障害者権利条約」では、「障害者の生涯学習の機会の確保」が明示的に盛り込まれた。一方で、特別支援学校等を卒業した障害者の学習機会が不足している現状があり、障害者が生涯を通じて教育やスポーツ、文化などの様々な機会に親しみ、豊かな人生を送ることができる環境の整備が急務となっている。
そのため、本表彰は、障害者の生涯を通じた多様な学習を支援・実践する活動(以下、「障害者の生涯学習支援活動」という。)について、その内容が他の模範と認められるものに対し、その功労・功績をたたえ文部科学大臣が表彰するとともに、その取組を全国に広く周知し、障害者の生涯学習の推進に資することを目的とする。
〇表彰の種類
(1)「障害者の生涯学習支援活動功労者表彰」(以下「功労者表彰」という。)
これまでの長期に渡る活動の功績を讃えるもの。
(2)「障害者の生涯学習支援活動奨励活動表彰」(以下「奨励活動表彰」という。)
活動に顕著な成果があり、今後の発展や他への普及が大いに期待されるもの。
〇表彰の対象
表彰の対象は、「障害者の生涯学習支援活動」の普及及び発展のために尽力・貢献し、障害者とその保護者、支援者、専門家等の意見や状況等を反映しつつ、社会教育やスポーツ、文化芸術、情報保障、普及啓発等の分野において、活発かつ継続的に実施される、障害者の生涯学習支援活動及びその活動を行う個人又は団体(以下、「対象」という。)であり、その活動内容が他の活動と比較して顕著に優れ、他の模範と認められるものとする。
また、地域の実情や特色に応じ、効果的かつ持続可能な活動が行われていることを要する。ただし、学校における教育課程内の活動や参加者が児童・生徒のみに限定されている活動、児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号)に基づく障害児通所支援内での活動、財政的援助をしたに過ぎない活動、個人の公務員が職務として実践した活動は、対象としないものとする。
(1)功労者表彰(個人、団体)
引き続いて10年以上、「障害者の生涯学習支援活動」の普及及び発展のために尽力し、顕著な成果を上げた個人又は団体(社会教育施設や社会教育関係団体、スポーツ団体、文化芸術活動を行う団体、社会福祉法人、特定非営利活動法人、学校、企業等)を対象とする。
(2)奨励活動表彰(活動)
引き続いて3年以上の「障害者の生涯学習支援活動」にかかる活動の実績があり、独創的な実践により顕著な成果を上げ、今後もその成果や発展が期待される活動を対象とする。
〇令和7年度被表彰者及び活動の概要
・被表彰者 宮内 善浩
・活動内容
車いすテニス体験会や大会の開催を通じて、運動機会が少ない参加者に対して運動機会ならびにテニス技術の習得機会を提供してきた。2023年度に三沢市の協力を得て、三沢市車いすテニス協会を設立し、障がいをもつ人たちの生涯学習活動の環境づくりにも尽力している。また、各種国際大会にも帯同するなど、車いすテニス界の発展に寄与している。
・被表彰者 むつ・下北地区レクリエーション協会
・活動内容
2007年から障がい者も健常者も共に楽しむという観点からNPO法人との共催でニュースポーツ体験会を開催。市内の全ての高校からボランティアを募り、幼児から高齢者、障がい者も健常者も共に楽しめる活動を長年にわたり開催し通算46回を数える。また、社会福祉協議会が開催する障がい者と健常者との交流事業にも協力し、年2回参加、それぞれ43回を数える。
→令和7年度「障害者の生涯学習支援」に係る文部科学大臣表彰について(文部科学省のHPへ)
○「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰一覧
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