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更新日付:2026年10月21日 高等学校教育改革推進室
「新しい普通科」ってなに?
本ページでは、「新しい普通科」の制度や設置学科の概要などについて紹介します。
「新しい普通科」の概要
✔ 全国の高校生の約7割が通う学科を「普通科」として一括りにせず、各校が生徒や地域の実情に応じて特色化・魅力化に取り組むことを推進するため、「普通科」のみ設置可能とされていた「普通教育を主とする学科」において、令和4年度から「普通科」以外の学科が設置可能になりました。


※履修する単位数は3年間で90単位程度が一般的ですが、教科・科目や単位数、学年・年次等は、学校によって異なります。
設置する学科の特徴、想定される学び等
本県では、生徒の学習ニーズへの対応や多様化する現代社会の現状を踏まえた分野横断的な学びの実践等により、普通科の特色化を更に推進するため、「デジタル分野に関する学科」、「地域社会に関する学科」及び「学際領域に関する学科」を設置します。
なお、学科名については、各校の特色を生かした名称となるよう、各校と県教育委員会が検討したものです。
※表中の「学校名」のリンクから、各校のホームページもご覧いただけます。
デジタル分野に関する学科
国内外の幅広い分野においてDX等の推進に貢献できるデジタル人財を育成するため、大学や企業等との効果的な連携や多様な分野で活躍する人財の育成が期待される3校の普通科を令和10年度に改編します。
Society5.0の実現や企業・地域のDX推進に必要とされるスキルや社会の状況等に着目し、大学や企業等と連携しながら、専門性の高い外部人材による講義や最新技術を用いた体験的な学び等を積極的に展開し、AI・IoT・DXの進展に対応できる資質・能力の育成につながる学びの充実に取り組みます。
| 学校名 | 学科名 | 学科名の由来・考え方 | 想定される学び(予定) |
|---|---|---|---|
| 青森東高校 | 文理共創科 (ぶんりきょうそうか) |
データサイエンスが文系・理系ともに必要かつ有効な学びであることが伝わるように「文理」としました。また、文系・理系の区別なく、ともに学び新しい価値を創り出してほしいという願いを「共創」に込めました。 データサイエンスの基盤スキルを学校設定科目で学ぶことに加え、文理問わず全ての教科・科目にデータサイエンスに必要なものの見方や批判的思考力、生身の人間と協働して課題を解決する力を身に付ける取組を実装します。 この学びを通して、AI時代をしなやかに生き抜く感性と新たな価値を仲間と共に「共創」できる生徒の育成を目指します。 |
〇データサイエンスの基礎である統計リテラシー講座 〇大学や外部機関と連携して実施する本県データの分析と課題研究 〇医療、教育、科学、観光、芸術等に関するフィールドワーク |
| 弘前中央高校 | 文理探究科 (ぶんりたんきゅうか) |
「文理」それぞれの学びを軸としながら、教科や分野の枠を越えて横断的に学び、「探究」的な学びを通して自ら課題を見いだし、解決する力を育成する学科であるという意味を込め「文理探究科」としました。 必要な情報やデータを収集・分析・活用し、考えを形成して他者に伝える力をはじめ、幅広い教養と専門性、課題発見・解決能力を身に付け、より高度な学びへとつながる力を育成します。 |
〇大学・研究機関・企業との連携探究 〇文理融合型地域課題解決プロジェクト |
| 八戸北高校 | 学創データサイエンス科 (がくそうでーたさいえんすか) |
これからの社会で必要となる「データサイエンス」を学ぶ学科であることを明示し、「データサイエンスを活用して新たな学びを創出する」という理念を込めました。 また、八戸北高校において育成を目指す力の「そうぞう(想像力・創造力)」や、これまでに無い「学校創り」という意味合いも込めました。 |
〇3年間を通じた体系的なデータサイエンスに関する学び 〇大学や企業と連携したプロダクト実装型探究活動 〇単位制を生かした文理にとらわれない自由選択可能な教育課程 |
地域社会に関する学科
地域の発展・成長を牽引する人財を育成するため、地域等と一体となって教育活動を推進することとしている地域共育校の特性を最大限に生かした取組が期待される5校の普通科を令和10年度に改編します。
地域社会の課題や魅力に着目し、地域社会が有する交流や活動のネットワークを最大限に活用しながら、事例研究やフィールドワーク等を行うとともに、地域行事への参加等、地元自治体と連携した体験的な活動に取り組むなど、地域社会に関する理解の深化と学びの充実に取り組みます。
| 学校名 | 学科名 | 学科名の由来・考え方 | 想定される学び(予定) |
|---|---|---|---|
| 鰺ヶ沢高校 | 地域探究科 (ちいきたんきゅうか) |
鰺ヶ沢高校が大切にしてきた「地域とともにある学校」という特色を示すとともに、探究学習を通して、積極的に人と関わり、地域社会に貢献できる資質・能力の育成を目指し、鰺ヶ沢高校での学びを具体的にイメージできる学科名としました。 | 〇白神山地や農林水産業など、地域の魅力を生かした探究学習 〇「流し踊り」などの伝統文化に触れ、郷土への愛着を育む活動 〇地域との学びを自分の進路や将来につなげる探究活動 |
| 野辺地高校 | 地域未来科 (ちいきみらいか) |
野辺地高校は地域に根差した歴史と伝統ある学校であり、3年間にわたる計画的・継続的な地域探究活動を通じて、課題解決に向けた探究力を身に付け、主体的に未来を切り拓き、地域社会に貢献できる人財の育成を目指すことを表しました。 | 〇地域探究、防災探究、地域活性化探究活動 〇探究活動の基盤となる基礎学力、基礎技能、コミュニケーション力の習得 〇地域の企業や事業所、公共施設等と連携したキャリア探究活動 |
| 六ヶ所高校 | 地域デザイン科 (ちいきでざいんか) |
地域の魅力や課題を発見し、課題の解決策を考え、地域と関わりながら新しい価値を創造していく実践的な学びのイメージや、「地域を知り、地域の未来をデザインする人財を育てる」、「よりよい地域を自分たちで作っていく」という理念を込めました。 | 〇村内企業と連携したキャリア教育や探究学習 〇地元の農家と連携して農産物の栽培や流通について学ぶフィールドワーク 〇地域産業を基軸とした科学や理科の分野に関する中学生との協働学習 |
| 大間高校 | 地域みらい創生科 (ちいきみらいそうせいか) |
生徒が「地域の未来のために新しい価値を創り出す」ことを目的に、地域の課題を克服し、地域の活性化を目指して取り組むことで、生徒が自身の視野を広げ、自らの未来を切り拓くことができるように願いを込め、「地域創生」と「未来の創生」を併せて表しました。 | 〇特産物や地域活性化等をテーマに地域や企業と連携して行う探究学習 〇フェリー埠頭での旗振り活動などの地域PR活動 〇地域イベントのボランティア活動などの地域貢献活動 |
| 三戸高校 | みらい創造科 (みらいそうぞうか) |
地域や社会をフィールドとした探究活動を通して、自らの未来を切り拓こうとする志を育み、一人ひとりが新たな価値や可能性の創造を目指し、自らの望む未来に向けて主体的に挑戦する人財を育成する学科であることを表しました。 | 〇クリエイターから学んだ技法を生かして地域の魅力を発信する活動 〇社会をフィールドに地域住民と協働して課題解決に取り組む実践的な学び 〇多分野の専門家との交流を通じた生き方や将来について探究する学び |
学際領域に関する学科
将来の国際社会及び日本社会における課題の解決に資する人財を育成するため、国際的な視点や多様性等を踏まえた学び、多様な見方・考え方を持つ生徒同士の協働的な学びの充実を目指し、学際領域に関する学科として探究科(仮称)を設置します。なお、設置校及び設置年度については、令和9年度に策定する前期実施計画において決定します。
複合的かつ分野横断的でボーダレスな課題等に着目し、大学や企業等と連携しながら、自ら設定した課題に関する学びを深め、その成果を表現・共有するほか、各教科・科目における学びと関連させながら、探究的な学びの充実に取り組みます。
「新しい普通科」Q&A
Q.「新しい普通科」の学びの特徴は?
A.現代的な諸課題に着目し、社会・地域の情勢変化を捉えたり、他者と協働して課題解決に取り組んだりしながら、教育課程全体を通じて探究を重視した学びの実践を目指しています。また、実際の現場に赴いて現状を目の当たりにしたり、最前線で課題解決に取り組む社会人の姿に学んだりすることが重要であることから、学校外の人材・団体等と連携した学びの充実を目指しています。
Q.理数科や工業科などとの違いはなに?
A.理数科や工業科などは、専門教育を主とする学科(専門学科)として特定の専門的な分野や職業分野に関する知識及び技能の習得を目的とするもので、普通科や「新しい普通科」と大きく異なる点として、専門教科・科目を25単位以上履修する教育課程を編成しています。
※本県の専門学科:農業、工業、商業、水産、家庭、看護、理数、スポーツ科学、グローバル探究、表現
※専門学科における履修教科の例

Q.総合学科との違いはなに?
A.総合学科は、普通科と職業学科を総合する学科として普通教育や専門教育を選択履修させながら学ばせるもので、普通科や「新しい普通科」と大きく異なる点として、入学年次に履修が必要な「産業社会と人間」と専門教科を合わせて25単位以上履修する教育課程を編成しています。
※総合学科における履修教科の例

Q.普通科と比べて、高校卒業後の進路に違いはあるの?
A.「新しい普通科」は従来の普通科と同様に各学科に共通する教科の学びを基盤としていることから、幅広い進路への対応が可能です。さらに、その「新しい普通科」における学びの成果を生かして、総合型選抜により大学入試にチャレンジするなどの可能性も広がります。
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