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更新日付:2012年2月1日 高等学校教育改革推進室

県立高等学校教育改革第3次実施計画について

 変化の著しい社会の中で、子どもたちが、社会の一翼を担い、社会に貢献できる人間として成長するためには、確かな学力と豊かな人間性とともに、高い志を持ち、それに向かって進路実現を図るための逞しい心を身に付けることが大切です。
 その中で、高等学校は、生徒一人一人が、自立した社会人として生きるための様々な資質を身に付ける場であると同時に、将来の生き方を考え、進路を決定する場として大切な役割を担っています。
 このため、高等学校教育においては、学力向上に向けた教育内容の充実とともに、生徒が互いに切磋琢磨できる環境の中で、社会性をはぐくみ、自ら考え、行動する力や、主体的な進路選択を行うための勤労観・職業観を身に付けさせるなど、発達段階に応じた多様な教育活動の展開が求められます。
 県教育委員会では、21世紀にふさわしい魅力ある高等学校教育を推進するため、これまで県立高等学校教育改革第1次実施計画(平成12年度~平成16年度)及び第2次実施計画(平成17年度~平成20年度)に基づき、県立高等学校における教育内容・方法の改善を図るとともに、社会の変化や生徒の多様化に対応した学校・学科の整備・充実を進めてきました。
 また、少子化という大きな時代の流れの中で、活力ある教育活動が維持できるよう、それぞれの学校が地域社会に果たしている役割等に配慮しながら、学校規模・配置の適正化に向けて取り組んできました。
 しかしながら、産業構造や就業構造の変化に伴い、生徒の進路意識がますます多様化するなど、高等学校教育を取り巻く環境は大きく変化しています。また、本県の中学校卒業予定者数は、平成20年3月の約14,700人が、10年後の平成30年3月には約12,000人となり、約2,700人の減少が予想されています。
 このような社会の変化に対応し、高校教育水準の維持・向上を図り、高校生が夢を育めるような、県立高等学校の望ましい姿を検討していただくため、有識者や学校関係者からなる「高等学校グランドデザイン会議」を設置し、同会議から平成19年10月10日に「今後の県立高等学校の在り方について」(答申)を提出していただきました。
 県教育委員会では、この答申を踏まえ、平成21年度以降の県立高等学校教育改革に係る実施計画を策定するために、高校教育改革推進庁内検討委員会を設置し検討を進め、平成20年3月31日に、「県立高等学校教育改革第3次実施計画」(案)を公表しました。
 第3次実施計画(案)については、4月1日から5月20日まで50日間にわたりパブリック・コメント手続きを実施するとともに、県内6地区における説明会などを開催し、広く県民の皆様方の御意見を頂戴する機会を設けながら、平成21年度以降の10年間を見通した高校教育改革の基本的な考え方と平成21年度から平成25年度までの具体的な実施計画【前期】について、第3次実施計画として取りまとめました。
 本実施計画では、社会の変化や中学校卒業予定者数の更なる減少が予想される中にあって、小学校や中学校で学んでいる子どもたちが、夢をはぐくみ、進路実現に向けた高等学校教育を受けることができるよう策定したものであります。

これまで実施した説明会等

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電話:017-734-9866  FAX:017-734-8003

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