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更新日付:2023年3月10日 文化財保護課
泊のまるきぶね
泊のまるきぶね
- 写真提供 青森県立郷土館
指定区分 | 重要有形民俗文化財 |
名称及び員数 | とまりのまるきぶね 泊のまるきぶね 1隻 |
所在地 | 青森市本町2丁目8-14 (青森県立郷土館) |
所有者 | 青森県 |
指定年月日 | 昭和38年5月15日 |
公開状況 | 非公開(休館中) |
問合せ先 | 青森県立郷土館 TEL017-777-1585 |
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磯回りの小舟である。櫂など付属用具もある。本品はブナ材であるが、カツラ・セン・クリ材でも作る。山で木を伐採してマサカリやチョウナでくりぬき、それに側面や船首、船尾などを補って、全体を整える。
大正12年(1923)ごろ、六ヶ所村泊の三角久松が、同村出戸の棚沢山のブナの木で作らせたもの。丸木舟は丈夫で安定度があり、長年使える利点があった。特に冬の1~2月のアワビ漁では、激しい波風で舟が岩場に激突しても、破損の心配がなかった。
この舟は本州太平洋沿岸の丸木舟では最北限のものであり、現在は県立郷土館に収蔵されている。
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電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
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