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更新日付:2023年2月27日 文化財保護課

平内の鶏舞

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択)

平内の鶏舞

  • 平内の鶏舞
    写真提供 階上町教育委員会
指定区分 ・記録作成等の措置を講ずべき無形の
 民俗文化財(国選択)
・県無形民俗文化財
名称 ひらないのけいばい
平内の鶏舞
所在地 三戸郡階上町平内
保護団体 平内鶏舞組
国選択年月日 昭和53年1月31日
県指定年月日 昭和34年10月6日
公開状況 8月14・15日に地区墓地で公開(不定期)
問合せ先 階上町教育委員会 教育課社会教育グループ
TEL0178-88-2698

 8月13日盆の入りの夜、墓地の広場で先祖供養の墓念仏を演じ、そのあと旧平内村の各集落の墓地や家の仏壇の前でも踊る。町南部芸能発表会にも出演。
 踊り手は9人で太夫は鍬形つきのかぶと、太夫ムカイは鳥かぶとの上にボタンの花がつき、トリは雌雄の鶏のついた鳥かぶとをかぶる。単衣の両肩を脱ぎ、じゅばんにたすきをかけ、腰の後ろにシカ(黒布)を下げる。はやしは太鼓・笛・手平鉦・ささらなど6人。
ツユギ(六角灯籠)を立て、その周りを採り物の棒・刀・長刀・あや棒・扇を打ち合わせながら、右回りに踊る。踊ることを「ハネル」という。庭踊りは、さんば、一本扇など8演目、念仏は墓念仏・仏壇念仏・幼子和讃・花和讃などがある。
 安政年間(1854~59)、陸前(宮城県)気仙から来た新坂庄右衛門が伝えたという。県南地方の代表的な念仏踊である。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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