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更新日付:2023年2月10日 文化財保護課

南部駒踊

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択)

南部駒踊

  • 南部駒踊
    写真提供 十和田市教育委員会
指定区分 ・記録作成等の措置を講ずべき無形の
 民俗文化財(国選択)
・県無形民俗文化財
名称 なんぶこまおどり
南部駒踊
所在地 十和田市洞内
保護団体 洞内南部駒踊保存会
国選択年月日 昭和49年12月4日
県指定年月日 昭和34年10月6日
公開状況 9月第2土曜日に法蓮寺で公開
問合せ先 十和田市教育委員会 スポーツ・生涯学習課
TEL0176-58-0184

 9月2日、洞内の法蓮寺での法身国師の祭に奉納するほか、各行事にも参加する。
 踊り手は10人で、饅頭笠をかぶり、黒い羽織を着て、駒の頭をつけた木枠の中に入り、手綱を取った騎乗の姿で踊る。木枠の下に垂れて馬体を包む白幕(葦毛馬)・黒幕(アオ、黒毛馬)・赤幕(栗毛馬)の3馬は御幣を持ち、役馬である。笛・太鼓・手平鉦のはやしにつれて、庭入り・直り駒・引返し駒・休み駒・進み駒を演ずる。三方講子では御幣を持つ3頭の役馬が中央で踊る。付け舞に七つ道具があり、棒・杵・太刀・長刀を採り物にして踊る。
 馬産地の南部では昔から春に放牧した野馬を、秋に勢子たちが馬を乗り回し追いつめて捕らえた。この野馬捕りのさまを近世に芸能化したものという。洞内では南部九牧(盛岡藩営の9牧場)の一つである木崎野での野馬捕りが盛んにおこなわれたという。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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