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更新日付:2010年7月15日 文化財保護課

青森県南部地方の虫送り

記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択)

青森県南部地方の虫送り

指定区分 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国選択)
名称 あおもりけんなんぶちほうのむしおくり
青森県南部地方の虫送り
所在地 青森県
選択年月日 平成16年2月6日
公開状況 旧暦6月24日ほか

 伝県南地方では、「虫ボイ」や「虫ボリ」などと呼ばれ、旧暦の6月24日に、稲ワラ(以前は麦ワラ)で男女一対の人形を作り、「悪虫退散、五穀豊穣」などと祈願の内容を書いたハタを持って、太鼓・笛・鉦などで囃し、人形を踊らせながら村を回り、最後に村はずれに送り出す(谷に捨てる、放置する、意図的に立てる)という手順で行われる。また、ハタだけで虫ボイをする集落も少なからずあるが、この場合、ハタは村はずれに送ったり川に流したり、各自の田畑に立てたりする。現在でも三戸郡田子町等で人形を伴った虫ボイが行われている。田子町細野地区、飯豊地区のものは、「田子の虫追い」として昭和58年に県無形民俗文化財に指定されている。

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