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更新日付:2023年3月16日 文化財保護課

丹後平古墳群

記念物(史跡)

丹後平古墳群

  • 丹後平古墳群
    写真提供 八戸市教育委員会
指定区分 史跡
名称 たんごたいこふんぐん
丹後平古墳群
所在地 八戸市根城字丹後平
所有者 八戸市
指定年月日 平成11年1月14日
公開状況 非公開
問合わせ先 八戸市教育委員会 社会教育課
 TEL0178-43-9465

 丹後平古墳群は、八戸市南西根城の馬淵川と土橋川にはさまれた尾根の平坦面につくられた7世紀後半から8世紀前葉の円墳で、これまで数十基の古墳が確認されており、未調査部分を含めると100基前後と推定される東北北部では最大規模の古墳群である。
 死者を埋葬する長方形の主体部は、小石や木炭を敷き詰め、そのまわりを1m幅の溝の円形や馬蹄形に取り囲んだ構造となっており、日本の古墳文化の北方伝播を考える上で貴重な遺跡である。
 古墳には、蕨手刀等の武器類、玉類・馬具・土師器・須恵器等が副葬されており、特に第15号墳から出土した金装獅噛三累環頭大刀柄頭は、国内の出土例はなく、朝鮮半島で制作されたと考えられ、被葬者の階層や中央政権との係わりを考える上で重要である。
 この古墳群に埋葬された人々は、当時「蝦夷」の地と呼ばれたこの地方の首長達とその家族と考えられている。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課 
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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