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更新日付:2023年2月17日 文化財保護課
浪岡城跡
浪岡城跡
- 写真提供 青森市教育委員会
指定区分 | 史跡 |
名称 | なみおかじょうあと 浪岡城跡 |
所在地 | 青森市浪岡大字浪岡 |
管理団体 | 青森市 |
指定年月日 | 昭和15年2月10日 平成元年3月7日(追加指定) |
公開状況 | 公開 |
問合わせ先 | 青森市教育委員会事務局浪岡教育課 TEL0172-62-3004 |
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戦国の豪族北畠氏の居城。浪岡地区中心部の東方、浪岡川と正平津川の合流点右岸段丘面に築かれた平城。築城は15世紀後半の4代顕義のころとされる。北畠氏は建武の新政(1334~36)に活躍した北畠親房の子孫。「御所」の敬称で呼ばれる。京都の公卿の日記にも登場。浪岡へは応永年間(1394~1428)に来住、岩手県閉伊地方に住んでいたのを南部氏が津軽支配にその権威を利用しようとして連れてきたといわれる。
浪岡城は東側から新館、東館、猿楽館、北館、内館、西館、検校館の7郭と発掘によって発見された無名の館で構成されており、(指定面積は約13万6千m2)城跡は20数年の発掘調査で復原が試みられ、史跡公園として整備されている。内館が城主の居住した館で、他の館に武家屋敷の建物があり、堀が各館を分ける。
出土物4万点の中に陶磁器が1万6千点、その半数以上が中国製で、北畠氏の文化の高さを示す。また北畠氏の特別の権威を示す中国製茶壷もある。浪岡城は天正6年(1578)大浦為信によって落城した。
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