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更新日付:2023年2月10日 文化財保護課

天狗杉

記念物(県天然記念物)

天狗杉

  • 天狗杉
    写真提供 南部町教育委員会
指定区分 県天然記念物
名称 てんぐすぎ
天狗杉 1本
所在地 三戸郡南部町大向字長谷94-5
所有者 恵光院
指定年月日 昭和33年1月22日
公開状況 公開
問合せ先 南部町教育委員会社会教育課
 TEL0178-38-5969

 推定樹齢300年、樹高約34.2m、目通り幹囲4.1mである。
 茎の一部が異常に扁平化した奇形を帯化(石化)ともいうが、天狗杉も幹の上部が帯化したものである。
 天狗杉は、枝や葉が団球状になって、あたかも天狗の頭に似ているとか、鳥の巣のようなところに、天狗が住んでいるというので天狗杉と呼ばれている。
 現在ある天狗杉は、二代目のものと伝えられている。初代の天狗杉は、建徳年間(1370~1372)に長慶天皇の従者が、大和の国から種子を持ってきて蒔いたところ、天狗杉になったという。約300年前に切られ、間もなく先代と変わらない天狗杉が生えて、今のものになったとのことである。
 スギの帯化(石化)は全国的にも珍しい。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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