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更新日付:2021年5月24日 文化財保護課

関の念仏舟

県無形民俗文化財

関の念仏舟

  • nenbutsubune
    青森県教育委員会撮影
  • nenbutsubune
指定区分 県無形民俗文化財
名称 せきのねんぶつぶね
関の念仏舟
所在地 西津軽郡深浦町大字関
保護団体 関自治会、関浄念長寿会
指定年月日 令和2年9月4日
公開状況 8月20日盆行事で公開
問合せ先 深浦町教育委員会教育課 0173-74-4419

 20日当日、関浄念長寿会の会員が集会所に集まり、前の年の念仏舟の行事が終わってから亡くなった人の人形や、住職の人形を半紙で作る。これを割箸に挟み、それぞれに氏名を書く。亡くなった人の人形は亡くなってから3年間作る。
夕方、人形を西方山(さいほうざん)浄安寺に持って行き、本堂に安置しておいた念仏舟に人形を立てる。この外、舳先(へさき)に花を積み、両舷(りょうげん)にロウソクを立てる。16時30分から、住職によるお勤めがあり、皆が焼香する。
 その後、念仏舟を外に出し、リヤカーに乗せる。太鼓と鉦の囃子でムラ境の北金ヶ沢駅まで行列を組んで行き、折り返して反対側のムラ境まで行き、また折り返して船揚げ場に到着する。この間、各家から灯篭やお菓子などの供物が供えられる。
 船揚げ場で漁船に念仏舟と灯篭を積み込み住民に見送られて沖に出る。頃合いを見て船を止め、住職が経を唱え散華(さんげ)を撒く。乗り組んでいた町内会の人たちが念仏舟と灯篭を流す。終わると、関浄念長寿会と関自治会の人たちが、集会所に集まり飲食する。

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文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280

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