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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課

脇野沢の山車行事

県無形民俗文化財

脇野沢の山車行事

指定区分 県無形民俗文化財
名称 わきのさわのだしぎょうじ
脇野沢の山車行事
所在地 むつ市
保護団体 蛭子山町印、船山町印、脇野沢八幡宮
指定年月日 平成12年4月19日
公開状況 8月15日~17日
問合せ先 むつ市教育委員会 生涯学習課
TEL0175-22-1111(代)

 寛政年間(1789~1801)に能登より神輿と神具がもたらされたとの伝承がある。山車屋台は「ダシ」若しくは「ヤマ」と呼ばれ、「蛭子山」と船山「鳳凰丸」がある。それぞれ蛭子人形と菊童子(キクドンジ)が二階部分に飾られており、八幡宮の祭礼に際して神輿渡御に供奉し神楽と共に巡行する。
 8月7日に氏子総代会が開かれ祭典への供奉が山車の単位集団である「町印(チョウジルシ)」に要請され、8月15日の宵宮、16日、17日の本祭りに所定の順路を巡行する。各戸では、供物を準備し正装した戸主が迎える。祭りの最後には、神社の前に勢揃いし、神輿がコワル(神輿が鳥居を出たり入ったりして祭りが終わるのを引き伸ばすこと)のを見守り、街角まで戻って別れる。
 祭りの執行組織が整えられているほか、「拍子検査」があり、伝承の正しさと質の高さが保たれている。また、歴史的資料も文政期以降であるが残されている。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、各市町村教育委員会へお願いします。

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