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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課

福浦の歌舞伎

県無形民俗文化財

福浦の歌舞伎

  • 福浦の歌舞伎
    写真提供 佐井村教育委員会
指定区分 県無形民俗文化財
名称 ふくうらのかぶき
福浦の歌舞伎
所在地 下北郡佐井村長後
保護団体 福浦芸能保存会
指定年月日 昭和59年7月28日
公開状況 4月10日(福浦地区春祭り)に歌舞伎の館で公開
問合せ先 佐井村教育委員会 生涯学習課
TEL0175-38-4506

 仮名手本忠臣蔵五段目・一ノ谷嫩軍記・義経千本桜などの演目がある。舞台の上手に浄瑠璃語りの座があり、語り手は台本を見ながら拍子木で台板を叩き、調子をとって語る。続いて並ぶはやし方は三味線・大太鼓・小太鼓・笛・ガンカラ(石油 のあき缶)。役者は一ノ谷では、熊谷の黒のよろいに槍、敦盛は赤色よろい、玉織姫 の女装と長刀など、役向きのかつらに扮装し化粧をこらす。浄瑠璃に合わせ、せりふをまじえて演ずる。
 福浦は佐井本村の南にある漁村。明治23年(1890)上方歌舞伎役者中村菊五郎夫妻が一座を離れて訪れ、2年間歌舞伎を教えた。これを集落の全戸で、配役や道具方を分担し伝えてきた。下北では福浦のほか数か所に歌舞伎を伝え、娯楽の少なかった村人の慰安として喜ばれてきた。

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文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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