ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財保護課 > 念仏鶏舞

関連分野

更新日付:2009年3月31日 文化財保護課

念仏鶏舞

県無形民俗文化財

念仏鶏舞

指定区分 県無形民俗文化財
名称 ねんぶつけいばい
念仏鶏舞
所在地 上北郡東北町大浦字家の前
保護団体 沼崎念仏鶏舞保存会
指定年月日 昭和46年5月6日
公開状況 8月13日に地区共同墓地で公開
問合せ先 東北町教育委員会社会教育課(歴史民俗資料館)
 TEL0176-56-5598

 毎年盆の7月13日、沼崎観音堂で踊り始めたあと、墓地で墓念仏を踊り、各家の先祖供養の踊りをする。4月21日の広沼大明神の例祭でも演ずる。
 踊り手は鶏形のえぼしをかぶり、赤じゅばんに浅黄のたすき、括り袴に白たび、わらじばきで、4人ずつ採り物の棒・杵・刀・長刀を持つ。はやしは太鼓と手平鉦4人、笛3人、ささら2人で、笛を除いて踊り手と円陣を組んで右回りに進む。墓念仏は歌い手9人の念仏に合わせ、太鼓の拍子で白扇を持って踊る。鶏舞の演目は庭入りなど10種、ほかに墓念仏・幼な子花取りなど10種である。
 7世紀ごろ、都から落ちのびて来た貴人と、その跡を追って来て小川原湖に投身し、沼の主になったという姉妹の霊を慰めて踊ったと伝えられるが、亡魂供養のため盆行事に演じた念仏踊りから始まったものであろう。

関連ページ

この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、保護団体又は各市町村教育委員会へお願いします 。

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする