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更新日付:2023年2月17日 文化財保護課
高田獅子(鹿)踊
高田獅子(鹿)踊
- 写真提供 青森市教育委員会
指定区分 | 県無形民俗文化財 |
名称 | たかだしし(しか)おどり 高田獅子(鹿)踊 |
所在地 | 青森市大字高田 |
保護団体 | 高田獅子踊保存会 |
指定年月日 | 昭和36年1月14日 |
公開状況 | 旧8月14日(9月中旬頃)に高田地区熊野宮大祭で公開 |
問合せ先 | 青森市教育委員会事務局文化遺産課 TEL017-718-1392 |
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獅子踊は、津軽地方で広く行われており、一人立三匹獅子で、一般的には三匹の獅はそれぞれ雄獅子、雌獅子、中獅子と呼ばれ、これにオカシコと呼ばれる道化役の先導が付く。
いつごろか熊獅子と鹿獅子に分類されるようになり、一般的に熊獅子は角が短角であり、鹿獅子は角が枝分かれしている。
高田獅子踊りは熊野宮、庭先、新築の家の前において踊られる。春には豊作を祈願し、秋には豊作を祝い踊る。屋固めなどの祝儀でも踊るが、中でも重要なのは盆の14日の踊りである。
踊り手は雄獅子、女獅子、子獅子、お可笑からなり、演目は追い込み(舞始め)、橋渡り、山越えである。伝承者は「ハヤブサのように斜めに地を駆けて踊る」というように、敏捷で勇壮な所作で踊り、巧みな音頭掛けとはやしに特色がある。
創始に関していくつかの伝承がある。すなわち、青森市を流れる荒川を改修工事に来た津軽藩士から習得したというもの、地区の旧家である斎藤家の初代喜助が文政か天保のころ (1800年代)に隣村の大別内から習ったというものである。
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