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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課

如来立像

県重宝(彫刻)

如来立像

  • 如来立像
    写真提供 むつ市教育委員会
指定区分 県重宝
名称及び員数 にょらいりゅうぞう
如来立像  1躯
所在地 むつ市大湊上町13-6
所有者 常楽寺
指定年月日 昭和39年6月30日
公開状況 公開(事前申し込み必要)
問合せ先 むつ市教育委員会生涯学習課
 TEL0175-22-1111(代表)

時期<江戸時代前期 寛文6から7年(1666~7)>
 円空仏に立像の如来像は少なく、かつ作風も優れた本像はまことに貴重である。後年の円空仏を予感させるような大胆な螺髪や衣襞の表現は充実した表現をみせている。表面が 黒く光ることもあってことに量感を感じさせる。そのほか背面にまで丁寧な造作を施す点や踏み割り蓮華座の中間に裳の裾を垂らす形式も独特である。
 明治時代以前から神宮寺と呼ばれた本寺に伝来したものだが、文献記録等は一切なく、尊名も釈迦如来かと推測するのみである。ほかの恐山の円空仏などと比較して一見かなり進んだ表現に見えるが、その制作が渡道の後と即断はできない。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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