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更新日付:2023年3月16日 文化財保護課

湊家文書

県重宝(歴史資料)

湊家文書

指定区分 県重宝
名称 みなとけもんじょ
湊家文書 11通
所在地 八戸市根城東構35-1(八戸市博物館)
所有者 八戸市
指定年月日 昭和47年4月6日
公開状況 非公開
問合せ先 八戸市博物館
 TEL0178-44-8111

時期 <江戸時代中期>
 津軽安藤(安東)氏の末裔である湊氏の一族道季が、この文書を携えて三戸南部氏に仕官、寛文4年(1664)八戸藩創設の際、八戸藩士となった。明治年間に、八戸青年会がこれを保有し、のちにその主宰者故北村益氏の所有となり、その晩年に「何か役に立つならば世に出すように」と申し添えて故音喜多富寿氏に譲与し、現在に至った。
 戦国末期から織豊時代にかけて、東北各地の豪族たちから津軽安藤氏の末裔である下国殿・湊殿・桧山殿などにあてた書状である。
 文書は家譜とともに、明治37年東大史料編纂所が影写本を作成し「湊家文書」として学界に知られ、北奥中世史解明の貴重な史料となっている。『岩手県中世文書』下巻に「八戸音喜多文書」として全巻収められている。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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