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更新日付:2023年3月10日 文化財保護課
細隆起線文尖底深鉢形土器
細隆起線文尖底深鉢形土器
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | さいりゅうきせんもんせんていふかばちがたどき 細隆起線文尖底深鉢形土器 1点 |
所在地 | 青森市本町2丁目8-14(青森県立郷土館) |
所有者 | 青森県 |
指定年月日 | 平成15年4月14日 |
公開状況 | 非公開(休館中) |
問合せ先 | 青森県立郷土館 TEL017-777-1585 |
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時期<縄文時代草創期>
上北郡六ヶ所村鷹架字発茶沢出土
この土器は縄文時代草創期のなかでも古い段階に属し、少なくとも10,000年前をはるかに超えるものであると考えられる。現在、草創期の遺物は全国各地で発掘されているが、他の時期に比べてきわめて少なく、本県では十指に達しない状況である。
本県の歴史を顧みると、旧石器時代から縄文時代へと移行するものとして、蟹田町の大平山元I遺跡出土の無文土器群があり、国内最古の土器として注目されているが、表館(1)遺跡の細隆起線文尖底深鉢形土器はそれに次ぐものであり、完全な形に復元された優美な姿は縄文時代を代表する土器として各種の図録に掲載利用されており、県民の財産として県重宝に充分値する。
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