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更新日付:2025年3月10日 文化財保護課
小田八幡宮八脚門

小田八幡宮八脚門
- 青森県教育委員会撮影
指定区分 | 県重宝(建造物) |
名称及び員数 | こだはちまんぐうやつあしもん
小田八幡宮八脚門 1棟 |
所在地 | 八戸市小田1丁目2-1 |
所有者 | 宗教法人八幡宮 |
指定年月日 | 令和6年4月8日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 八戸市教育委員会社会教育課 TEL0178-43-9465 |
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天喜年中(1053~1058)に源頼義が当地を平定しその鎮守として社を建立したと「八幡宮毘沙門天略縁起」に伝わる。その後、源義経が平泉から逃れて当地に毘沙門天の像を納めたとの伝承があり、以降「小田毘沙門堂」と称され八脚門は嘉永7 (1854) 年に建立される。明治維新の神仏分離令により、毘沙門天像胎内に納められる八幡神像を取り出して祀り、社名を「八幡宮」と改称して村社となる。
門は、神仏分離令までは「仁王門」と呼ばれ、現在でも「小田の仁王門」や「表門」と呼ばれている。
建立から約170年が経過しているが、屋根の葺替が柾葺を銅板菱葺に改修した以外は、増改築などによる建物根幹部の変更はなく現在に至っており、簡素な造りでありながら優美端厳の趣を見せ、当時の伝統的木割法の手法が随所に見られる貴重な八脚門であり、県重宝として指定に値する。