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更新日付:2009年3月31日 文化財保護課

木造阿弥陀如来坐像

重要文化財(彫刻)

木造阿弥陀如来坐像

  • 木造阿弥陀如来坐像
指定区分 重要文化財
名称及び員数 もくぞうあみだにょらいざぞう
木造阿弥陀如来坐像  1躯
所在地 南津軽郡大鰐町蔵館字村岡12
所有者 大円寺
指定年月日 大正9年8月16日
公開状況 公開(事前に申込み必要)
問合せ先 大円寺
 TEL0172-48-2017

時期 〈鎌倉時代前半〉
 寄木造り漆箔仕上げの丈六如来坐像である。平安時代後期、全国各地でこうした坐形で高さ八尺の丈六阿弥陀如来坐像の造立が流行したが、本像もそうした傾向の余風を伝える。
 堂々とした大像で、面貌の表現に平安時代の同種の像とはやや異なった意志的なものを感じるが、全体のプロモーションや鎬立った彫技もみごとで鎌倉時代前期の優作と言えよう。本像の伝来については諸説あるものの、制作地を含めて未だ確定できず、今後の本格的な調査研究が望まれる。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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