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更新日付:2023年2月10日 文化財保護課
青森県三内丸山遺跡出土品
青森県三内丸山遺跡出土品
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | あおもりけんさんないまるやまいせきしゅつどひん 青森県三内丸山遺跡出土品 1958点 |
所在地 | 青森市三内字丸山305 (三内丸山遺跡センター) |
所有者 | 青森県 |
指定年月日 | 平成15年5月29日 |
公開状況 | 公開(有料) |
問合せ先 | 三内丸山遺跡センター TEL017-781-6078 |
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時期 〈縄文時代前期中葉~中期末葉〉
青森市三内字丸山出土
三内丸山遺跡は平成4~6年に実施された県総合運動公園拡張事業に伴う発掘調査によって、縄文時代前期中葉から中期末葉(約5500~4000年前)にわたる大規模な集落跡であることが判明し、平成9年に史跡、平成12年に特別史跡となった。また、出土した多量の遺物は各時期の多彩な内容で構成されている。
本件は、この調査によって出土した遺物のうち、平成4・5年に調査した台地縁辺部に位置する第6鉄塔地点と旧野球場建設予定地内の住居跡群からの出土品である。第6鉄塔地点では縄文時代前期中葉の低湿地から、土器・石器などに加え骨角器・編物・木製品などの有機質の遺物が出土し、当時の生活・自然環境を解明する貴重な資料となった。特に釣針等の縄文時代の骨角器は遺存状態が極めて良好で質・量ともに充実している。また、縄文ポシェットに代表される編物は、類例が少なく当時の編組技術を示す良好な資料である。その他、竪穴住居出土の大型板状土偶や土器・石器等がある。
以上、本件は縄文時代前期中葉から中期末葉までの各時期の出土遺物であり、縄文時代の生活を知るうえで欠かせない資料である。
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