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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
長勝寺三門
長勝寺三門
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | ちょうしょうじさんもん 長勝寺三門 1棟 |
所在地 | 弘前市大字西茂森1丁目23-8 |
所有者 | 長勝寺 |
指定年月日 | 昭和11月9月18日 |
公開状況 | 外観のみ公開 |
問合せ先 | 長勝寺 TEL0172-32-8719 |
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時期 〈江戸時代前期 寛永6年(1629)〉
寛永6年(1629)に弘前2代藩主信枚によって建立された三間一戸の楼門で、屋根は入母屋造とち葺としている。高さが16.2mもある壮大なものである。下層の花頭窓の漆塗り部分のほかは素木造であり、これがかえって雄渾さを感じさせている。
数回の修理を受けていたが、文化6年(1809)に大修理が行われ、花頭窓のほかに仁王像を置くなどして、形式上の変更がなされたものであることが確認されている。
上層の軒は二軒繁垂木であり、これを支える組物は腰組と同様の禅宗様三手先の詰組とし、上層の縁には高欄が回り、逆蓮柱の親柱が立っているなど、禅宗様の手法を基本としているようである。また、岩木山神社の楼門と同じように、すべての柱について、下 から上までの通し柱とする特殊な構造を示しているが、江戸時代前期の重要な建築遺構の一つである。
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