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更新日付:2023年3月28日 文化財保護課
長勝寺本堂、庫裏

長勝寺本堂、庫裏
- 写真提供 弘前市教育委員会
指定区分 | 重要文化財 |
名称及び員数 | ちょうしょうじほんどう、くり 長勝寺本堂、庫裏 2棟 |
所在地 | 弘前市大字西茂森1丁目23-8 |
所有者 | 長勝寺 |
指定年月日 | 平成5年8月17日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 長勝寺 TEL0172-32-0813 |
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時期 〈江戸時代前期 慶長年間(1596~1614)後半 〉
本堂は規模が大きく、側廻りには3本溝の窓を配しており、船肘木で一軒の垂木を受けているが、当初は、庫裏と同様の茅葺きであったようである。内部では、以前は土縁であったといい、中央に両折戸をつって欄間を設け、間仕切りは1間ごとに柱が立ち、2本溝の仕切りを置くが、鴨居には付樋端が打たれている。仏間は板敷きとなり、来迎柱を立てるが、当初は背面壁に祭壇が取り付けられていた痕跡もみられる。
曹洞宗の本堂建築としては、典型的な構成を示し全国的にも最古に属するものである。庫裏は、大浦城の台所として建てられたものを、ここに移したものと伝えているが、柱の太さや風触の度合いや痕跡の調査などからすると、古い柱材などを使用しながら、この場所で新たに建築されたものとみることができそうである。
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