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青森県地震観測システム

　青森県では、阪神淡路大震災を契機として、地震観測の充実強化の一貫として県内全域の微小地震観測体制を確立するため、文部科学省の助成を受けて地震観測システムを整備し、微小地震の観測を開始しました。

　このシステムは、県内5ヶ所（平成10年度4ヶ所、平成11年度1ヶ所）に微小地震計を設置したもので、得られた観測データは弘前大学大学院理工学研究科に委託し、弘前大学の既存観測網の観測データと一括して処理しています。

　これにより、青森県及びその周辺の地震活動がより明らかになるほか、火山活動等の監視にも役立つことが期待されます。